奄美自然観察記

高のフィールドより

迫力ある体格と鳴き声 オットンガエル

2007-07-28 17:31:28 | 両生類




森の中の渓流近くで、コケの生えた岩にどっかりと鎮座している
オットンガルがいました。オットンガエルは、奄美に生息している
カエル類9種のうちで最も大きく、「ウォォッ!、ウィ~、ウィ~」と
低く太く迫力ある声で鳴きます。前足に5本目の世にも不思議な
指を持っている変わったカエルで、県の天然記念物に指定され
ています。奄美大島と加計呂間島に生息する固有種。

【島口バージョン】(キシゆむた)
山ぬ中ぬこらぼてぇなんてぃ、ヌリぬめぇとぅん石なんてぃいゅし
ゅんオットンビッキャぬうりょうたっと。オットンビッキャや、島なて
ぃうん9種ぬビッキャなんてぃ一番ふうさぬ、「ウォォッ!、ウィ~、
ウィ~」ちドゥスぬきちゅんくいとぅ鳴きょっと。めぇーぬはぎなん
てぃ、うとぅまりゃしゃんいひちめぬいゆぶぃばむちゅりょん、しゅ
うだかんビッキャありょてぃ、県ぬ天然記念物なとぅりょっと。わき
ゃ島とぅ加計呂間島なてぃだけうんしじょだりょっと。
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2 コメント

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ほんとに (しら)
2007-07-31 20:41:57
貫禄十分な雰囲気ですね。
堂々としていてかっこいいです。
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昔は食用にも ()
2007-08-01 05:19:42
大きいカエルですので、昔は食べていたそうです。今は保護されていて、カエルたちもちょっとは安心ですが、環境を守っていかないと本当に安心はできませんね。
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