議論 de 中小企業診断士

中小企業診断士を勉強して初めて早10年。多年度生が診断士にどう受かるのかを綴ります。

【H18年度】事例Ⅲ設問分析&採点基準

2017-08-16 15:39:46 | H18年度

テーマ

既存事業の経営改善と生産・技術戦略

第1問(10点)環境経営分析(内部環境)

       好業績をあげている理由2つ

   <採点基準>

    ■1つ目(手段が大事)

    ・得意先数を増やす(2点)

    ・得意先の幅を広げる(2点)

    ・稼働率の向上(1点)

    ・利益率の向上(1点)

    ■2つ目(効果が大事)

    ・低コスト(2点)

    ・短納期(2点)

    ・全自動ライン(1点)、単一加工(1点)

第2問(25点)経営戦略(企業戦略)

    Y社への増産要請に応えることへの経営への影響

    <採点基準>

    結論①:今後の存立と着実な発展を阻害する。(8点)

    結論②:経営環境の変化への対応力が弱まる。(8点)

    理由:Y社への依存度が高くなると、Y社の業績の影響を大きく受けるから。(事業リスクが集中するから)(5点)

    理由:他社への生産能力に影響を与えて、好業績の要因である幅広い得意先への要求に対応できないから(5点)

    具体例(良いとき):国内生産が好調なときは売上増により、稼働率、利益率が増加。(2点)

    具体例(悪いとき):国内生産が不調なときは売上減により、経営が不安定。稼働率、利益率が低下。(3点)

    具体例:環境対応や技術革新への体制強化ができない(3点)

第3問(25点)経営戦略(成長戦略)

   国内生産のみで発展し続けるために強化すべき点とその理由

   <採点基準>

   強化すべき点①:他業界の開拓をすべきである。(5点)

   理由:自動車業界のみに売上を依存すると、海外生産の進展や業界の景気動向に経営が左右されるため。(3点)

   強化すべき点②:環境対応技術を開発すべきである。(5点)

   理由:三価クロメート処理への転換が急務になっているから。(3点)

   強化すべき点③:生産の効率化を行なうべきである。(5点)

   理由:①得意先が価格対応を強く求めているから(3点)

      ②2工場の要員・装置の配置状況から(3点)

      ③手作業部分に効率化の余地があるから(3点)

第4問(20点)オペレーション(設計開発)

   三価クロメートの技術開発に対するアドバイス

   <採点基準>

   結論:技術開発体制・技術開発要員を増やすように強化。(4点)

   必要な要素:他部門を巻き込んで(+1点)

        :全社的な(+2点)

   理由①:三価クロメート処理への転換は事業機会獲得ために急務だから(4点)

   理由②:顧客へのコスト面での要求対応が困難だから(3点) 

   理由③:現在の兼務しており体制が不十分だから(4点)

   理由④:転換スピードが遅くなるから(4点)

   理由⑤:解決すべき課題が数多く残されているから(4点)

第5問(20点)オペレーション(生産管理)

   生産の平準化と小口輸送のための管理すべき重要なデータ項目

   <採点基準>

    現在の不具合:生産の割り振りが複雑化している(2点)

    理由①:2工場の状況把握が甘いから。(2点)

    理由②:実納期にばらつきがあるから。(2点)

    理由②:小口納品・輸送が増えているから。(2点)

    管理すべきデータ項目:①生産計画と内示情報(2点)

               ②受注案件ごとの進捗状況(2点)

               ③時間帯別の操業状況(2点)

               ④得意先の工場とC社の2工場との搬送時間(2点)

               ⑤受注書情報(加工品のサイズ、形状、ロット数、納期)(2点)

               ⑥受注残(2点)

               ⑦生産コスト・搬送コスト(2点)

    改善内容:精度の高い生産割り振りの実現(4点)

         生産の割り振りの効率化(4点)

    

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