太鼓貼り襖の依頼がありました。
襖紙も東京松屋という一流の襖紙を取り扱っている紙を使用することになりました。
まず、本体に捨て貼りをします。
本体をよく乾かしてから、引手部分を切り、チリ落しにします。
ここで表に貼る襖紙の耳の部分を使って、
引手の上側・左右を貼り仕上げて行きます。
これで下準備が終わりました。
これをよく乾かしてから、現場に建て合せに行きます。
このような感じになりました。
いよいよ、東京松屋 青海波 を貼って行きます。
表紙を貼る時に波模様を合せながら貼って行きます
引手を落とし込む為に、引手の三辺を切ります。
糊を付けて表紙を落とし込めば完成です。
綺麗に仕上がり安心しました。
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井上建具工房
井上顕義(イノウエ アキヨシ)
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