Inoueinterior Room Blog

報道されない福岡の危機を伝えます。気分転換は山の話題。

若杉山散策

2016-09-13 22:11:07 | 

異例の暑さが続いた今年の夏もようやく一段落したようで、朝晩はずいぶん涼しくなった。こうなると山が恋しくなるが、一昨年は父の看護(その父も亡くなり)、昨年末からは母の介護、福岡と山口の往来は走行5万キロを超え、ついに腰がダウン。登山もままらない。と、そこで思いついたのが若杉山散策。

若杉山(標高681m)はその名のとおり、杉が際立って見られる。標高600mあたりにある「大和の森」は篠栗町の観光スポットにもなっており、幹周り16.15mの「大和の大杉」や若杉山の名の由来にもなった「綾杉」など、様々な巨木杉を見ることができる。若杉山の名の由来については、朝鮮半島から帰還した神功皇后が香椎宮に参詣した際、同宮の綾杉を山に分けて植えたことから「分杉山(わけすぎやま)」になったという伝説があり、それが後に「若杉山(わかすぎやま)」へと変わったと言われている。

そもそもこれらの杉は自生であったのか、それとも植林されたものなのか。「大和の森」の看板には、あたかも自生であるかのように書かれているが、元九州大学井上晋准教授(森林生態学・篠栗町文化財専門委員)によると、九州では屋久島をのぞき明確に杉の自生地はないらしく、若杉山の杉も植えられたものだろうと言われている。それでは一体誰が植えたのか。若杉山は古くから信仰の聖地として賑わったところ、太祖宮の氏子や修験道らが少しずつ植えたものなのか。あるいは仏教伝来とともに信者が参詣して植えたものなのか。詳しいことは歴史を紐解いて見ないとわからないが、いずれゆっくり調べてみたいと思う。

それで今回散策したのは(体調を考慮して)、山頂下から太祖宮までの遊歩道。そこでも巨木は点在していた。名前こそついてはいないが、それらは威風堂々として、あたりは神秘的な空気が漂っていた。身近な自然がどんどん失われていく中、これほどの巨木が福岡近郊に残っているのは嬉しい。お陰で久々、至福の時を過ごすことができた。まずは先人、そして巨木たちに感謝。これからもずっと変わらずにいてほしい。

 

 

 撮影日:2016年9月11日

忽然と

 

 

 

 

 

 

ヤマホトトギス(ユリ科) ひと際鮮やかに

 

 

 

 

 

 

 

縦横無尽

 

 

 

 

 

 

まっすぐと

 

 

 

 

 

 

ツリフネソウ(ツリフネソウ科)

 

 

 

 

 

  

仲良く

 

 

 

 

 

 

見事!

 

 

 

 

 

 

踏ん張る

 

 

 

 

 

 

ヤブミョウガ(ツユクサ科) ミョウガの葉と似ていることから付いた名前 すでに花は散ってこれから実になる

 

 

 

 

 

 

同じ形のようなムシが、、

 

 

 

 

 

 

森林浴コース

 

 

 

 

 

 

 クサアジサイ(アジサイ科) 名前に似合わず可愛らしい

 

 

 

 

 

 

 

愛らしい色合い 

 

 

 

 

 《関係資料》

篠栗町観光スポット

篠栗町歴史民俗資料室

  

 

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