団地小説短編集を歩く

団地小説短編集の舞台を歩きながら団地や地域の魅力をお伝えします。

連載小説AKB13 第16話 さよなら明舞センタービル

2017-06-02 08:36:09 | 日記
  健  ついに明舞センタービルが解体されることになった。

  明  我々の半生は明舞センタービルと共に有ったと言っても過言ではない。

  舞子 私たちはまだ5歳でしょ。

  健  明舞センタービルは昭和42年に出来たんだ。

  明  URの明舞団地と同じ頃に出来たんだ。

  舞子 オープンの日はアドバルーンがたくさん上がってお客さんでいっぱいだったとお爺さんが言ってた。

        

  明  東から見ても西から見ても実に美しい昭和の名建築だった。

        

  舞子 明石海峡大橋の舞子海上プロムナードからも見えたよね。

  健  淡路島からも見えた。明舞センタービルがあるから明舞団地の場所が分かるんだ。明舞団地のシンボルだった。

       

  明  特に素晴らしかったのがバックヤードの2階建の倉庫だ。2階の倉庫は2階の店舗と渡り廊下でつながっている。

     なんたるこの機能美・構造美。秘密基地感が素晴らしい。

  健  裏方でありながら裏方としての存在感にあふれている。

  舞子 何にでも隠れた裏方がいるのね。謎の地下空間でなくて。(2016.11.3 元祖謎の地下空間を見て下さい)

  明  世界多層階倉庫付建築物学会でも明舞センタービルの保存運動を繰り広げたが叶わなかった。

  舞子 そんな学会が有るのね。

  明  今なら、名誉ある2号会員証が100円、3号会員証が50円で手に入るがどうかな。

  健  危うく明にだまされるとこだった。  

        

  明  センター地区の建物をぐるりとデッキで繋いだのもあたらしい試みだった。

  健  まさに近未来的なニュータウンの中心だったんだ。

  舞子 そして中央の広場は思い出がいっぱい。

       

  明  釜の炎がめらめら燃えるもちつき大会は忘れられない。

       

  健  そして高い足場が組まれた。

        

  明  店舗の前の通路がなくなってしまって1階と2階の店舗がハーモニカのように見える。

  健  北の2階建の建物はもう半分無くなっている。

  明  それにしても大変な工事だ。我々 A明石舞子 K子供 B防衛隊も警戒に当たらなければならないかも知れない。

        

  舞子 私たちの連載小説 A明石舞子 K子供 B防衛隊の1話から8話までが掲載された「団地小説短編集」を販売している

     明舞書店は明舞センタービルの2階にあったのね。(9話からはブログのバックナンバーで読んで下さい)

  健  明舞書店は明舞センタービルの完成と同時に開店したのだ。昔は漢口堂書店の明舞支店だったが30年程前に明舞書店

     になったんだ。

  明  明舞支店から明舞書店に出世したのだ。

        

  舞子 明舞書店は松が丘ビル2階の明石市役所と神戸市垂水区役所の明舞サービスコーナーの入口に移転しました。私たちの

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    さよなら明舞センタービルの続きは

       連載小説AKB17 第20話 明舞センタービル解体工事安全日記(2017.8.18)をご覧下さい。
                
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