聖書の言葉: 人々は、主の栄光と我らの神の輝きを見る。(イザヤ書 35.2b)
祈 り: 神さま。闇の力の支配する世界の中にあって、迷うことの多い日々の生活の中にあって、あなたの輝きを見つめながら、私たち自身も明るい心を持ちながら、歩むことができますように。アーメン
コ メ ン ト: 困難なときでも、ほんとうの輝きを追い求めるなら、みずから輝くことができます。
聖書の言葉: 人々は、主の栄光と我らの神の輝きを見る。(イザヤ書 35.2b)
祈 り: 神さま。闇の力の支配する世界の中にあって、迷うことの多い日々の生活の中にあって、あなたの輝きを見つめながら、私たち自身も明るい心を持ちながら、歩むことができますように。アーメン
コ メ ン ト: 困難なときでも、ほんとうの輝きを追い求めるなら、みずから輝くことができます。
聖書の言葉: ならず者‥‥は、謀をめぐらし、貧しい者が正当な申し立てをしても、乏しい者を偽りの言葉で破滅に落とす。(イザヤ書 32.7)
祈 り: 神さま。今日の日本では、国民が、ならず者を自分たちの代表者に選んでいます。ならず者の「はかりごと」を見抜くことができますように。アーメン
コ メ ン ト: お金持ちが裕福になれば、貧しい人たちも裕福になるというのは、ほんとうでしょうか。金持ちだけがさらに豊かになり、貧しい人たちは「偽りの言葉で破滅に落とされる」のではないでしょうか。
聖書の言葉: ついに、私たちの上に、霊が高い天から注がれる。そのとき、荒れ野は果樹園となり、果樹園は森のようになる。(イザヤ書 32.15)
祈 り: 神さま。やがて高江は「森」になり、辺野古は「海の果樹園」になるでしょう。その時に向けて、私たちに霊を注ぎかけ、私たちを前進させてください。アーメン
コ メ ン ト: 神さまの霊が注がれるとき、大地は草で覆われ花を咲かせ、豊かな実りをもたらすでしょう。魚や鳥も、自由に動き回りでしょう。そして私たちは、喜びで満たされるでしょう。
聖書の言葉: 神は言われた。「光あれ」。こうして、光があった。神は光を見て、良しとされた。神は光と闇を分けた‥‥。(創世記 1.3-4)
祈 り: 神さま。まことの「光」が世界の隅々を照らしているのに、なお「闇」が残っています。この世から、「闇」が取り除かれ、「光」が勝利をおさめますように。アーメン
コ メ ン ト: 神さまが天地を創造する以前は、カオス(混沌)しかありませんでした。すべてが「闇」の中にありました。神さまが「光」を創造すると、そこから「光」と「闇」が対立することになりました。私たちは、「原初の闇」と「光に逆らう闇」とを区別しなければなりません。
聖書の言葉: 嘆きの谷を通るときも、そこは泉となるでしょう。(詩編 84.7)
祈 り: 神さま。暑い夏が、続いています。人々が、心を失っています。この大地を、泉が湧き、花が咲き、人々がともに生きることのできる、豊かな場所に変えてください。アーメン
コ メ ン ト: イライラする人が、増えているのでしょうか。イライラさせるできごとが、増えているのでしょうか。泉のほとりで、海の見える日陰で、聖書の言葉に耳を傾けてみましょう。
聖書の言葉: 地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。(創世記 1.2)
祈 り: 神さま。人間の住む大地は、ますます混沌としてきました。でも、闇の中に輝く光を頼りに、いのちを大切にし、自分らしく、またさまざまな人たちとともに、愛を持って歩むことができますように。アーメン
コ メ ン ト: 神さまが世界を創造する以前、神さまの霊は動いていましたが、深淵の底だけでなく、表面までも、闇が支配していました。すべては混沌としていました。
聖書の言葉: イエスは、ナタナエルが御自分の方へ来るのを見て、‥‥こう言われた:見なさい。‥‥この人には偽りがない。(ヨハネによる福音書 1.47)
祈 り: 神さま。あなたの前で、自分を偽ることがありませんように。さまざまな人たちとの出会いの中で、自分を偽ることがありませんように。アーメン
コ メ ン ト: 自分を覆い隠し、神さまや、この世の権威者、権力者に好まれる人間になとうとする人は、常に、自分自身を偽ることになります。自分自身を見つめ、自分らしい生き方をさぐり、愛をもってともに生きることが大切なことです。
聖書の言葉: 苦難のはざまから主を呼び求めると、主は答えて、わたしを解き放たれた。
祈 り: 神さま。苦難が次から次へと押し寄せてくるただ中で、<私>は、あなたを呼び求めます。今、こここで、新しい歩みを始めることができますように。その歩みを、あなたが祝福してくださいますように。アーメン
コ メ ン ト: 神さまからたくさんの可能性を与えられている私たちは、尽きることなく、新しいことを始めることができます。
聖書の言葉: どうか主よ、わたしたちに救いを。どうか主よ、わたしたちに栄えを。(詩編 118.25)
祈 り: 神さま。あなたに与えられているものを生かしながら、日々、新しくなることができますように。歳を重ねるごとに、自分を生かして、広い空間の中で、さまざまな人たちと力を合わせながら、ともに歩むことができますように。アーメン
コ メ ン ト: だんだんと「狭い道」に迷い込むのではなく、自分を生かしながら、また多くの人たちとの出会いを大切にしながら、神さまが造られた「広い大地」を自由に行き来する者となりましょう。
お 詫 び: ここ何日間か、「祈りの言葉」を発信できなかったことを、お詫びします。別の原稿を書くためにパソコンの前に座っていましたが、それ以外のことができなくなりました。
聖書の言葉: 主よ、癒してください、わたしの骨は恐れ、わたしの魂は恐れおののいています。主よ、いつまでなのでしょう。(詩編 6.3b-4)
祈 り: 神さま。高江で、辺野古で、不法なことが行われています。戦争のための新たな施設が造られようとしています。「平和」な日本から、機動隊員がやってきました。いつまでこの状態が続くのでしょうか。アーメン
コ メ ン ト: そもそも「一部の人たちの犠牲の上に成り立つ平和」というものが、存在するでしょうか。高江で、今日、何が起きているのかを知らない人がいるのは、マスコミのせいではなく、「知ろうとしない人」、「知らせようとしない人」、つまりあなたの責任です。
聖書の言葉: 主はわたしの嘆きを聞き、主はわたしの祈りを受け入れてくださる。(詩編 6.10)
祈 り: 神さま。<私>の嘆きを聞いてください。<平和を願う人>の祈りを聞いてください。<愛をもって、ともに生きようとする人>の願いをかなえてください。あなたこそ、私たちの嘆きを聞いてくださる方です。アーメン
コ メ ン ト: 思いやりをもって、相手の嘆きを聞き合い、ともに愛をもって、あなたの前で、歩み続けることができますように。
聖書の言葉: 主よ、憐れんでください。わたしは嘆き悲しんでいます。(詩編 6.3)
祈 り: 神さま。憎しみの連鎖が、広がっています。日本政府が、強引に、新基地建設にとり組んでいます。弱い立場に置かれている人たちが、さらに貧しい生き方を強いられています。どうか、私たちを憐れんでください。アーメン
コ メ ン ト: 権威者が強硬になるばかりでなく、抑圧されている人たちどうしが、共感し、連帯しようという姿勢が薄くなっているような気がします。生活を守り、平和を実現しようとする人たちが、各地で、孤立しています。
聖書の言葉: 君侯に頼らず、主を避けどころとしよう。(詩編 118.9)
祈 り: 神さま。あなたに従います。どうか私たちを解放し、自由を与えてください。あなたのもとで、私たちが、何にも縛られることなく、お互いに責任を担い合いながら、自由に歩むこおができますように。アーメン
コ メ ン ト: 君侯を頼りにすれば、私たちは縛られるでしょう。主を頼りにすれば、私たちは解放されるでしょう。
聖書の言葉: 野の花がどのように育つかを考えてみなさい。働きもせず、紡ぎもしない。しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。(ルカによる福音書 12.27)
祈 り: 神さま。自分らしく生き、自分らしい花を咲かせ、自分らしい果実を収穫できますように。そしてさまざまな人たちと、ともに収穫を喜ぶことができますように。アーメン
コ メ ン ト: どんな花でも、神さまのもとで、すくすくと育ちます。権力者になるのでも、自分を美しく着飾るのでもなく、自分らしく生きること、自分にふさわしい果実を生み出すことが、その人のしあわせです。
聖書の言葉: 覆われているもので現されないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはない。(ルカによる福音書 12.2)
祈 り: 神さま。真実を明らかにしてください。私たちが、私たちの過去を隠したり、自分自身を閉ざすところからは、何も始まりません。すべてを見ておられるあなたの前で、自分をふり返り、自分を生かすことができますように。アーメン
コ メ ン ト: 「ありのままの自分を生かす」ためには、「ありのままの自分」を知らなければなりません。「ありのままの自分でよい」ということは、「自分を知らなくてよい」ということではありません。