聖書の言葉： 神に従う人が歩む道は、輝き出る光。進むほどに、光は増し、やがて真昼の輝きとなる。（箴言 4.18）
祈 り： 神さま。私たちは、まだ、夜明け前のうすぐらい状況の中にいます。どうか、私たちが、あなたに従うことができますように。その私たちに、辺りが明るくなるのを経験させてくださいますように。アーメン
コ メ ン ト： すぐに真昼の輝きはおとずれないかもしれません。でも、暗闇の中にあっても、日々、刻々と、明るくなるのを、私たちは知っています。
聖書の言葉： 目をまっすぐ前に注げ。あなたの前にあるものに、まなざしを正しく向けよ。（箴言 4.25）
祈 り： 神さま。現実を直視することができますように。そして生きて働いておられるあなたをまっすぐに見ることができますように。アーメン
コ メ ン ト： この世の現実、自分のほんとうの姿を見ることに、恐れる必要はありません。まっすぐに見ることができる人は、同時に、私たちを支えてくださる神さまを見ることになるでしょう。
聖書の言葉： とどろけ、海とそこに満ちるもの、世界とそこに住むものよ。潮よ、手を打ち鳴らし、山々よ、共に喜び歌え。（詩編 98.7-8）
祈 り： 神さま。海と陸に住むあらゆるものが、あなたをほめたたえる時がきますように。人間や生き物の住む世界が、平和になりますように。今、破壊の手が伸びようとしている辺野古の海が、守られますように。 アーメン
コ メ ン ト： 琉球の島々、島を取り囲む海に住む人間や生き物が、ともに喜び歌うことができるように、私たちは愛に満ちた、平和な世界をつくらなければなりません。
聖書の言葉： 神は言われる：さあ、行くがよい。このわたしがあなたの口と共にあって、あなたが語るべきことを教えよう。（出エジプト記 4.12）
祈 り： 神さま。＜私＞を立ち上がらせてください。そして＜私＞が何をすべきか、何を語るべきかを、教えてください。アーメン
コ メ ン ト： 行動を起こすこと、それじたいが大切なことです。何を語るべきか、何をすべきかは、その都度、神さまが教えてくださるでしょう。
聖書の言葉： 主よ、良心のある人、心のまっすぐな人を、幸せにしてください。（詩編 125.4）
祈 り： 神さま。良心を失うことなく、まっすぐな心をもって歩むことができますように。アーメン
コ メ ン ト： 心のまっすぐな人は、まっすぐに神さまを求め、さまざまな人たちとともに、まっすぐに生きることができるでしょう。
聖書の言葉： 主は曲がった者を嫌い、まっすぐな人と関わってくださる。（箴言 3.32）
祈 り： 神さま。＜私＞は、自分の顔をまっすぐに、あなたに向けます。まっすぐに、自分を見つめます。まっすぐに、あなたに声をあげます。どうか＜私＞とともに歩んでください。アーメン
コ メ ン ト： 屈折した心ではなく、まっすぐな心をもって、歩むことが大切です。
聖書の言葉： あなたを知る人の上に、慈しみが常にありますように。心のまっすぐな人の上に、恵みのみ業が常にありますように。（詩編 36.11）
祈 り： 神さま。あなたを知り、まっすぐな心をもって歩むことができるように、どうか＜私＞を導いてください。アーメン
コ メ ン ト： 心のまっすぐな人とは、傲慢にならず、ありのままの自分を生かし、虚偽に生きない人のことです。大人たちに愛され、すなおに自分の持っているものを発揮できる子どもは、心がまっすぐです。動物が好きな人も、心がまっすぐです。
聖書の言葉： 主は正しくいまし、正しいことを愛され、み顔を心のまっすぐな人に向けてくださる。（詩編 11.7）
祈 り： 神さま。あなたの前で誠実に歩み、あなたが示してくださる正しいことを行うことができますように。そのような＜私＞を、どうかあなたが支え、導いてください。アーメン
コ メ ン ト： 心のまっすぐな人は、神さまからも、人からも、愛されるでしょう。その人は神を見るでしょう。
聖書の言葉： このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられたこと、やがて神の栄光にあずかる希望を与えられたことを誇りにしています。（ローマ 5.2）
祈 り： 神さま。信仰に導き入れられたことを感謝します。あなたの栄光にあずかれる日が来ることを望みながら、今、ここで、自分を生かし、他者とともに、愛をもって歩むことができますように。アーメン
コ メ ン ト： キリストに出会い、信仰をもって歩むことは、私たちの第２の出発点です。信仰はゴールではありません。神の栄光にあずかることがゴールであって、私たちは、今、ここで、神さまと隣人とともに歩みながら、希望をもって、ゴールを目ざすべきです。
聖書の言葉： この世の思い煩い、富の誘惑、その他いろいろな欲望が心に入り込むと、御言葉を覆いふさいしまうので、実のることはありません。（マルコ 4.19）
祈 り： ９月21日＜祈り＞ 神さま。あなたから与えられているものを、実らせることができますように。大きな収穫の時を迎えることができますように。アーメン
コ メ ン ト： 日々の思いわずらい、富の誘惑、権力や権威への欲望が、神さまから与えられたもの、つまり人間の心の中にある＜よいもの＞を破壊してしまいます。そうならないようにに、ほんとうの＜豊かさ＞にあずかることができるように、私たちは神さまの力を必要としています。
聖書の言葉： ああ、人はただ影のように移ろうもの。‥‥それなら、何に望みをかけたらよいのでしょう。わたしはあなたを待ち望みます。（詩編 39.7-8）
祈 り： 神さま。あなたが善いことをしてくださることを待ち望みます。その時に、私たちが善いことを行うことができますように。その時のために、今、ここで、あなたを待ち望みつつ、できる限りのよいことをすることができますように。アーメン
コ メ ン ト： 成立したばかりの「戦争関連法」を、すぐに廃棄することはできないかもしれません。しかしその時をめざし、今、ここで、できることがあるのではないでしょうか。今、ここで、神さまの知恵と力に生きながら、その時を待ち望むべきです。
聖書の言葉： 悪事を謀る者は断たれ、主に望みをおく人は、地を継ぐ。（詩編 37.9）
祈 り： 神さま。この世の中に、あなたをまだ知らない人がたくさんいます。でもあなたを知らないから、悪事を謀ってよいということにはなりません。どうかすべての人たちが、いのちの根源であるあなたを追い求め、平和を願い、愛をもって歩むことができますように。アーメン
コ メ ン ト： 悪を謀る為政者は、地を受け継ぐことはできません。やがて断たれるでしょう。神さまのことをまだ知らなくても、いのちを大切にし、世界の平和を願い、愛をもってともに行動する人たちこそが、やがて地を受け継ぐことになるでしょう。
聖書の言葉： わたしの魂よ、沈黙して、ただ神に向かえ。神にのみ、わたしは希望をおいている。（詩編 62.6）
祈 り： 神さま。この世の現実に、嘆きたくも、叫びたくもなります。でも、この世が変革されることを待ち望み、静かに、あなたが示してくださる道を歩み続けることができますように。アーメン
コ メ ン ト： この世の現実は、あまりにも絶望的で、嘆きたくも、叫びたくもなります。しかしこの世が変革されるという希望を持つことなしに、この世に関わることはできません。私たちは、静かに、神さまに希望をおきながら、この世を変革するために歩み続けることができます。
聖書の言葉： 夜明けに先立ち、助けを求めて叫び、御言葉を待ち望みます。（詩 119.147）
祈 り： 神さま。まだ夜が明けていないこの時に、あなたに助けを求め、あなたの言葉に生きることができますように。そしてどうか、私たちを、夜明けに向かって歩む者としてください。アーメン
コ メ ン ト： 私たちはまだ、暗闇の中で迷走を続けています。だからこそ、神さまに助けを求め、み言葉に耳を傾けなければなりません。そのときに、私たちは、夜明けに向かって、まっすぐに歩むことができるでしょう。 。
聖書の言葉： 欲望は、絶えることなく欲し続ける。神に従う人は、与え、惜しむことはない。（箴言 21.26）
祈 り： 神さま。自分がたくさんのものを手に入れたいと願い、欲望を果てしなく広げるのではなく、むしろ惜しむことなく、与える人となることができますように。アーメン
コ メ ン ト： 富、権力、武力は、手に入れれば入れるほど、さらに多くのものが欲しくなります。神に従い、隣人とともに歩もうとする人は、惜しむことなく、与えることができるようになります。
