シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

『あいあい橋』は凄い!

2011-09-28 | お出かけ

あいあい橋は、埼玉県日高市『巾着田』の高麗川に架かる歩行者専用橋で、平成8年3月完成した全長91.2メートルの日本最大級の木造トラス橋。同年11月には「彩の国さいたま景観賞」を受賞した。
※トラス構造…「トラス」は三角を意味する言葉で、各部材を三角形に組み合わせて強度を確保したもの。

という情報を、巾着田に行く(9月23日の)前にWebサイトでチラッと見た。
あいあい橋は、ヒガンバナ遅咲き群生地の端の方(高麗川の下流の方)にあるので、昨年は見なかった。
今年は、どんなものかと見に行くことにした。すると・・・凄かった!

↑これを見て、即「橋!」と答えられるだろうか!?
橋といえば直線もしくはアーチというイメージがあるが、曲線なのだ!ブラキオサウルス等の背骨(化石)!?を思い出した。

木橋技術小委員会の、「木橋技術に関する講習会テキスト・シンポジウム論文報告集」によると、概要は以下のとおり。
・格点にボールジョイントを使用した複合立体トラス構造
・橋長91.2m、最大スパン45.6m、幅員2.5~5.1m
・ふるさと創生事業一環で、巾着田の牧歌的雰囲気に適合している
・トラス主構はスギ、床板はヒノキ。高欄はアルミニウム
・総工費約3億円。全体工期1994年11月~1996年3月(1年4ヶ月)

折角なので様々な角度から。まずは床レベルで眺めてみる。

下から見る方が「オー!」と。少し眼鏡橋っぽい。

高麗川の上にあたる部分はアーチがより丸い。

そして川の上は床の幅員が広くなっている。下は狭く上は広いので垂直のトラス材が上に開き独特の形状を醸し出している。

木材と鋼材との組み合わせが全て三角になっている。

橋の下。線対称と思ったらそうでもない。なんだか凄いな~!

手すりも橋のイメージ!?

個人的には、とても感動&満足した『あいあい橋』だった。トラスって凄い!

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お彼岸&雲の切れ間から | トップ | 久し振りに熱が・・・ »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私も是非 見に行きたい! (アップテール)
2011-09-29 16:28:38
感心しちゃいますね!
埼玉県人になって16年。こんな橋があったなんて初めて知りました。

私も是非見に行きたいものです。

仙台は気持ちのいい日が続いております。
天高く親じゃじも肥える秋!!
     ・・・最近 お腹の周りが気になっております・・・
誰か「芋煮会」誘ってくれないかな〜
   仙台には知り合いの少なさを実感している今日この頃です。
アップテールさん こんばんは (KAEDE)
2011-09-29 21:35:50
構造もさることながら、見た目もね~。
建築美ですよね~。機会があれば是非!

芋煮会というと山形県のイメージがありますが、
仙台でもよく行われるのでしょうか。
秋晴れの中、野外で気持ち良さそうですよね。
埼玉でもやんないかな。
あいあい橋 (kawa)
2011-09-30 00:01:19
何回か渡りましたが、あらためて説明を聞くと、なかなかの橋なんですね。
巾着田に、マッチしています。
でも、建設費3億円ですか。結構しますね。
Unknown (らーしょん)
2011-09-30 21:32:21
木造のトラス橋はごく珍しいですね。
ここ以外では見た事ないです。
直接荷重のかかる橋面の下にトラス構造があれば強度が増すのは何となく理解できますが、鏡面の上にトラスを組んでも荷重分配がスムーズになり強度を増すって不思議じゃないですか?
kawaさん こんばんは (KAEDE)
2011-10-01 19:20:04
景観賞を受けるというのも納得ですよね。
清流「高麗川」と巾着田にお似合いです。
ただ、歩行者専用の橋に3億円ですからね~、
ふるさと創生事業とはいえ、その英断はたいしたものです。
それに、巾着田という観光地もたいしたものです。
らーしょんさん こんばんは (KAEDE)
2011-10-01 19:23:53
珍しいトラス橋を見れて良かったです。
でも、木造トラス橋といっても木材+鋼材トラス橋ですよね。
構造って難しいですし不思議です。
ただ、その構造自体に垂直にかかる力は上でも下でも同じなんでしょうね。
アーチ橋も上路アーチと下路アーチがありますものね。

コメントを投稿

お出かけ」カテゴリの最新記事