イタグレの赤ちゃんが誕生しました(^^♪

予定通りに、交配の日から ６２日目に⇒ 無事に赤ちゃんが誕生しました 見守ってくださった方々、ありがとうございます。そして・・・ご予約いただいていた方々、おめでとうございます  管理人もとても嬉しくて・・・肩の荷がほっ！と降りました。と言いましてもまだ生まれてから３日目です。仔犬の体重は生まれてから一旦落ちます。これは人間の赤ちゃんと同じです。 生まれてからは一日に数えきれないほど、仔犬の体重をを計り、お乳はきちんと飲めているか？乳首が赤ちゃんの喉の奥まで届いているのか？一匹ずつ確認し・・・３分ごとにママ犬ハウスを覗いては監視している管理人でございます。今日・３日目になって、徐々に仔犬の体重も増えてきました。ほっと一安心です。

お産が近づいてから・・・お母さんはママ犬にお産ハウスを作りました。さぁ～ここで産むのよ～と言われて・・お産ハウスに入ったママ犬です。 ↓

うん～まあまあ気に入ったわ ここでもうすぐ・・産むのね。

そして・・８日の朝、朝食をしっかり食べたリカママです。 あらら～しっかり完食したから、産むのは夜かしら～？と思っていた管理人でしたが・・・お昼にお庭にだした時までは普通にしていたのですが、部屋に戻ってから様子がヘン  急にそわそわし始めて、管理人に甘えてべったりと離れない。。。。 あーあ、ついに来るのね！陣痛が！  そこで他のわんこ達をそれぞれのハウスに入れて⇒出産に臨みました。

その後、午後１時すぎから産気づいて１時３０分ころからいきみ始めました。そして・・・１時４５分に破水します。早い・早い～なんて早いの～ と内心驚いた管理人・まるで教科書通りのような進行状況。。。 普通はこんなに順調にはいかないのに。そして、強いいきみとともに、第一子が降りてきました。 こちらがその写真です ↓

膜に包まれた胎児の頭です。正常分娩です。キレイなものです。ママちゃん～頑張って もう一息です。 私が引っ張っても産まれるのですが、このママ犬はとてもいきみが上手なので（苦しんでいませんでした） 自然に任せると・即・上手に産みました。第一子・午後２：００誕生・女の子 １９０ｇでした。 おめでとう！ママも赤ちゃんも頑張ったね。偉いよ～

長女はすぐにお乳を探り当てて、上手に吸いました。感動です 誰に教えられるわけでもなく・・動物の自然の姿・力は素晴らしいです。母犬は甲斐がいしく仔犬を舐め、下のお世話をしていました。お乳を吸わせることにより、次の陣痛を促進するので、私は母犬と仔犬を離さないで母乳を飲ませています。 そして２：２５分には次の仔犬が産まれました。 ↓

第二子・１６０ｇ・男の子です。この子も上手にお乳を飲みました。しっかり巻き舌にして、お乳を喉の奥まで吸っています。長女はオレンジのしるしを付けました。そして、２匹でお乳を吸っていると～ 陣痛が促進されて⇒ 次の子が産まれました。 ↓

分りますか～母犬の身体から仔犬が１/３ほど出てきました。背中まで出ていますね。３：００ 第三子誕生・１９０ｇ・女の子でした。この後、３匹でお乳を吸っていると⇒ 次の仔犬が誕生しいました。 ↓

午後３：４０ 第四子誕生・１９０ｇ・女の子です。この膜は今までのように黒くはありません。つまり頭からではなく、足から出てきました。逆子です。白っぽいのは、足裏の肉球です。私は見てすぐに分りましたが・・お産が安産で膜が破れていないので、何ら問題もなくスムーズに産まれました。逆子は珍しくはありません。膜が破れていなければ、普通に生まれます。

わたくし・管理人は、仔犬の数を当てるのが得意でして→ ここ十数年、９０％の確率で当てています。それは、母犬の元の体重と産む直前の体重差・・・手でお腹を触ったときの感触などからの勘です。病院でレントゲンを撮る前に～多分 ○匹ですよね～と言うと、ほとんど当たっているので、先生も、松○さん～ベテランには、かないませんねぇ～と笑っていらっしゃるのですよ。そんなわけで、今回は妊娠中から心配な事は何もなく、レントゲンを撮っていませんでした。自分的には４匹だろうと思っていました。

それで、４匹産み終わった時点で、子宮の大きさを確認すると、もうお腹には居ないなぁ～と思ってハウスの中を片づけ始めました。子宮を触ると、まだ少し膨らんでいましたが・・子宮は仔犬を産み終えた後でもしばらくは膨張している状態なので・・・分りずらいのです。そして・・・汚れた敷物を取り換えてハウスに戻ってくると⇒ ⇒ ⇒ ややっっっ  また 一匹 産まれているではないですかっ うわっ～ リカちゃん！ さらに、もう一匹 プレゼントしてくれたの。。。ありがとうね 何てけなげで親孝行なのでしょう 泣けてきます。

午後４：１０ 第五子・１７０ｇ 男の子でした。 ５匹を無事に産み終えた後・・・ずっとお世話をしているリカママです。

無事に全員産み終わりました。リカママ、お疲れ様でした。素晴らしい安産でした。わずか２時間ちょっとの間に、立派に５匹の赤ちゃんを産んでくれて・・・上手に育ててくれています。安産だったので、母体の疲労・負担も少なくすみました。産後の出血もほとんどなく、ご飯も良く食べ元気です。ありがとう！感謝の気持ちでいっぱいです。 ５匹もいると圧巻です。さかさまになっている子もいます

犬は自分で赤ちゃんを産みたいわけではありません。むしろ、産みたくはないと思います。でも私のように繁殖をすることを 業 となしている人の元にいるわんちやんは、産ませられることになります。 お産＆仔犬育ては、大変な体力を使います。自分の命を削りながらの作業です。これは雌犬も牡犬も同じです。同じですが、大きな負担を強いれられるのは女の子です。この女の子の命がけの作業の大変さを 私はイヤというほど知っていますし、見てきました。
今回は安産だったので、心にもゆとりがあり、このように写真を撮る余裕もありました。しかし・・とても難産で・・心臓がパクパク・手はガクガク震えるような経験もしてきました。まさに・・寿命が短じまるという言葉があてはまりました。しかし、それも勉強でした。そのような経験を経て・・随分と前から、お産に向いている女の子にしか出産はさせないようにしています。お産に不向きな子に繁殖をさせてはいけません。我が犬舎の場合、誰でもお母さん犬になってもらうわけではありません。私が、この子はお母さんになることに太鼓判( ^)o(^ )　を押した子のみ、出産してもらっています。
 そして、お産は大変なことではなく⇒ 楽しいことだよと母犬が感じれば、母犬はお産をすることが楽しくなると思うのですよ。

それは、飼い主が、お産した母犬＆仔犬を大切にいたわり、可愛がり・・・産前産後の母犬を主役にして、お産することは素晴らしいことだよ！と分らせて褒めてあげることです。お乳をあげれば⇒褒める。子犬と遊べば⇒ 褒める。当たり前のことをしても褒めて伸ばします。犬は、自分の尊敬するリーダーの命令に従い、それが出来て褒められた時に、至上の喜びを感じる習性をもっています。そのことを上手く利用して⇒お産をした犬は特別に褒めています。ですから、うちの女の子はお産をすると得意気で⇒ 鼻高々ですよ お母さん～わたし赤ちゃん産んだよ！といばっています。

我が家の出産は、本当に楽しい雰囲気で一杯です。ママ犬は、管理人がママ犬ハウスにきて、仔犬の体重を計ったり話しかけると、すごく喜びます。みて～みて～偉いでしょう！っていう感じです。なのに・・他のわんには一応威嚇して、いばっています。そのギャップがおかしくて・・・。ママ犬は本当に可愛いです。ブリーダーとは言っても、私は一般家庭と同じように家族の一員として大切に飼っています。もう１７年になります。これからも、ずっと変わらないですよ。

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