イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから5頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

イノセントから巣立った子。美しいリズちゃん。

2017年03月18日 | Weblog

約20年ほど前^イタリアングレーハウンドの存在を知り・・イタリアングレーハウンドの繁殖をしたいと思った。本州からイタリアングレーハウンドの女の子を迎え、その後札幌にもイタリアングレーハウンドにこだわりを持っているブリーダーさんがいることを知り、そこの男の子と交配をさせてもらった。(その方は現在はやめています) 初めてIGの子犬が産まれたときは⇒ 驚喜乱舞~ 嬉しくて嬉しくてたまらなかった


その後色々と勉強させていただき、イタリアングレーハウンドは、生まれている国によってタイプが違うことを知りました。私は自分が惚れたヨーロッパのIGを創りたいと思い、長い年月をかけてきました。美しいエレガントなIGを創りたいと。。。そして~その私の思いというか願いが 徐々に叶ってきました。


福岡のリズちゃんから、ステキな写真をいただきました。



リズちゃん。美しいです。



バックの海・灯台とのコントラストもキレイです。



モデルさんのような立ち姿。



目線の先はママでしょうか。可愛いね。


この写真を見るだけで、リズちゃんがご家族の皆様から沢山の愛情を受けて育てられていることがわかります。育ちの良さが写真に表れていますもの。O様、ありがとうございます。


そして以前にも載せたことがありますが、リズちゃんの同胎の姉弟 マルティーノ君です。



ヨーロッパではイザベラと呼ばれているカラーです。うちで生まれるイザベラの子は、毛先が黒い(シューテッドといいます)のが特徴です。



ルティ君・カッコいいです!


リズちゃんもルティ君も 外人(犬)顔をしています。それはそうでしょう この子たちのパパもママも、ヨーロッパから来日した輸入犬なんですから。イタリアングーレハウンドの原産国はその名前のとおりイタリアです。原産国の近くで生まれていたヨーロッパのイタリアングレーハウンドが・・日本の・・イノセントで生まれるようになりました。わたくしが長年にわたって情熱をかけてきた事が⇒ ひとつ実りました。


この子たちのママです。私のオナハンで、順調にCH完成しました。 ↓



来月3歳になります。いつまでも若々しく艶々、美しい女の子です。お顔が違います。私が目指している彫刻のようなお顔です。今まで5頭のIGを輸入してきました。同じヨーロッパで生まれた子でも、それぞれにタイプが違います。まだまだ私が把握できていないことばかりです。IGの世界も奥が深いです。


イタグレファンの中には、タイプなんて関係ないです。スタンダードも気にしない。かわいければいいのですよ。ご縁があって~お迎えすれば大切な家族ですとおっしゃる方がほとんどだと思います。本当にその通りだと思います。沢山の中からめぐり会った、たった一本の糸・赤い糸でしよう。その子との出会いが運命だったでしょう。


ですから今日のブログも斜め読みしてくださってよろしいのです。


日本にはイタリアングレーハウンドのブリーダーは少ないです。その中でも、ショーに出して長い年月とお金を費やしている人は・・ひと握りです。ショーに出すことは肩書だけではありません。ショーにおいて複数のジャッジに良い評価をいただきCHを完成すること。それは、スタンダードに近い良い犬だと認めていただいたことです。私は、スタンダードから外れた犬からの繁殖はタブーだと考えています。乱繁殖が横行すれば、どのような犬でもイタリアングレーハウンドと名乗るでしょう。
ショップで売られているイタグレを見るにつけ、失礼ですが・・えっ!この子はイタグレですか?と疑いたくなる(+_+) きっとパピーミルからきてるな?とわかるし。しかもすごい高いお値段だったりでビックリすることもあります。

CHというタイトルをいただくことは、愛犬とともに歩んだ成果です。沢山の汗を流してきた~私にとっては大きな名誉です。しかし~この肩書をお金に換えるブリーダも少なくないです。というのもCH直子(ちょくし)と銘うって売れば、子犬の価格は高くなります。自分でCH犬を持っていない人でも、交配料を払い(高いです)CHの血液を分けてもらえば、生まれた子はCH直子です。犬の血液を売る人も買う人も、CHの肩書を商売に使っています。こんなこと・・私からすればバカみたいです。若い時に頑張ってくれた犬の血液を(用済みになれば)延々と齢が尽きるまで繁殖を繰り返しお金に換えている。私は自分と歩んでくれたわんこの大切な血液はいっさい外には出しません。ですから、CHという肩書は名誉であるとともに、良くない使い方をしているブリさんがいることも知ってください。

今日のブログを読んでくださった方々、CH直子 AM・CHなどの言葉に惑わされないでくださいね。


自分をブリーダーと名乗るなら、イタリアングレーハウンドのスタンダードを守り、この犬種の美しさ・健全さ(骨が太く丈夫な犬種です)性格の良さ・これは育った環境が大きいです エレガントさ を引き出していくのはイタグレブリーダーの役目だと思います。


今日もご覧くださりありがとうございました。ワンクリックいただくと嬉しいです。

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コメント
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