ホッとしたい時間! *** yottin blog ***

ホームグラウンドは富山.長野.新潟
趣味、興味、好奇心、出会い、いろいろ書いています
お好きなジャンルでどうぞ

同じ釜の飯 チームの絆

2017年01月04日 15時56分46秒 | 心 思い

大学駅伝の選手の絆というのは凄いと思うんだけど

オレたちも大学世代を板場の修行で過ごした

そこはその町のその業界ではそこそこの大手だったから、毎年新人が入社

私が入ったときは5人同時に入社、そして店の二階の10畳間で5人の住み込み生活が始まった

20代の先輩が4人いて、住み込みの先輩になる女の子が一人、私より2歳年下の赤いほっぺの娘

まさに大学駅伝の10人のメンバーだ

翌年は3人、翌々年は2人、先輩が居なくても10人揃った、私も3年生になったのだ

だがチームワークはというとさっぱりで、結構喧嘩をしたり仲違いしたり

負けず嫌いの奴が何人かいて、口に出さぬが料理の腕前では互いを意識して火花を散らす

そうじゃない奴は徹底的に虐めた

今の世ならパワハラだ、殴る蹴るなんてこともあったし、今考えれば気の毒だった

殴った奴も、殴られた奴も50代で亡くなってしまった

パワハラはあったがセクハラは全く無かった、そこは男の世界という見栄があったんだろう

女性には優しくて、あのパワハラ少年の初デートはみんなで後を付けて見に行ったが

相手の女の子は店のむかえの医院の看護婦見習いで、初(うぶ)な可愛い娘だった

17歳と16歳のデートは、ハンドバックをくるくる回して近くの公園、今思い出しても

ほほえましい光景だった。

こんな時のことを考えると、やっぱり絆はあったんだと思える、同じ釜の飯を何年か食べれば

気心も知れてくるし

こんなつきあいが本物だったんだなあと思えたのは、この店をやめた後でも未だに毎年

集まって思い出話に花を咲かせることだ

だが新人10人組も、既に3人が亡くなり、一人は脳梗塞で体が不自由に、一人は倒産して

転職、行方知れずが1人、今は集っても3人しか集まらない、けれど更に後輩が十数人いて

そこからのメンバーを加えて、いつも12~15人の宴会になる

同じ釜の飯には独特の匂いがある、ただの会社勤めとは違う絆、良きにつけ悪しきにつけ

ともに同じ経験をして、同じ我慢、同じ苦しみと楽しみを分かち合った兄弟だ

それぞれに個性があるから、いつも円満というわけにはいかないが、それでも同じ屋根の下で

暮らした経験は貴いものだと思う。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« この頃の・・・・・ | トップ | タバコの話 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

心 思い」カテゴリの最新記事