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人の命のあっけなさ

2016年12月12日 15時13分34秒 | 宗教.神秘

夕方5時、ホテルからタクシーに乗ってわずか3kmの距離を40分かかった

余裕ででたつもりが、ぎりぎりで焦った

新潟市の夕方の渋滞はソウルの渋滞に負けない

わりとアットホームな葬儀を想像していたのだが、このセレモニーホールは

数階建てで、4階が葬儀式場だった、かっては結婚式場だったが厳しい競争から

葬祭場に転化したらしい

受付はさながら戦場のようで、何人かのスタッフ女性が金切り声を出して指示する

会場はまるで体育館か映画館のようだ

常設約500席の大部分が埋まり、プロジェクターかの映像がスクリーンに映し出され

まるでコンサート会場のようだ、コツコツと甲高いヒール音を立てながら、式の担当の女性が

大きな声で弔問客を案内している、田舎のような厳粛さは少しも無く、たんたんと式は進む

田舎のように演出のナレーションもなく、いきなり3人の僧が読経を始めるとすぐに

「お焼香」

延々数十分400数十名の焼香が続いた、これではとても「ねえちゃん」の顔を見て最後のお別れは

叶うまいと落胆していたが、放送が入って「お別れなさる方はしばらくお待ちください」

おかげでお別れすることができた

彼女は長患いしていたわけでなく、あっという間に心筋梗塞で亡くなってしまったのだった

だからその顔は生前にもまして美しく、ちまっとしているが鼻筋の通った優しい顔は全く変わっていない

ただ目を閉じていることだけが残念だ、きれいな着物を身にまとって旅立つのだ。

涙が出るかと思ったが意外にもさっぱりしていて、むしろ彼女の美しい顔に気がとられていた

こんな風に書けば生前にも言われたことがあるけれど

「あ~んた いつの間にそ~んげじょうず言えるようになったん?」と言われそうだ

 

彼女はずっと一人で暮らしていて、最近は仕事が終わったあと自分の部屋で日本酒を飲むのが楽しみ

だったそうだ、それはかなり深夜のことで、そういったら私も同じ事をしていたわけで・・・

彼女はそのままの姿で亡くなっていた、午前1時頃ではないかと喪主の一人息子が言っていた

あまりにもあっさりと旅立っていった、あと3ヶ月後にはまた一緒に飲めるかなと楽しみにしていたのに

人の命は余りにもはかなくむなしい、この店の私の同期5人組もすでに、50代で2人が先立った

私と同日入社の相棒もすでに二度脳梗塞で倒れて、言葉と片足が不自由になった

だんだんこうした仲間が減ることで新潟は遠くなり、あの頃の思い出を語る相手もいなくなっていく

長生きすればしただけ寂しさと孤独感が増していく

人生はやはり喜びより悲しみの方が多いと思った。

 

 

 

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