可動系のフィギュアを購入するようになって1年余りになる。もともとのきっかけは、リボルテックセイバーをアマゾンで見かけたことで、そのセイバーはというと、何も考えることなく「ご購入」となった。それ以前から、いろいろとフィギュアは出回ってはいたので興味はあったのだが、キャラ系のフィギュアはどちらかというと、個人的にサイズの過大なものが多く、購入しても置く場所がないと考え今まで手を出してこなかった。
このセイバー、頭部顔面の造形が気に入っており、表情に乏しいながら愛らしさが感じられるところが、私をいまでもひきつける理由となっているようである。とはいえ、いまとなっては、いろいろと欠点も見えてくるのも事実で、特に脚部が以外に曲げにくく、おまけに立たせるのが意外と難しい。フロイラインでの復活を切に願ってやまないところである。
逆に、figmaのセイバーは出来はすばらしく、まさに「戦う者」といってよい凛々しい姿なのだが、個人的に愛らしさが乏しいと感じられるのが少々残念である(頭部のサイズが少々小さめなのもその印象を増幅させる一因となっているかもしれない)。
そのfigma、今年になってフロイラインと競演するかのごとくリリースされており、多彩な表情を作ることが可能である。アイテムの選定もなかなかよい。
古泉がいないのは、私が彼を嫌っているからではなく、経済的な事情からである。ご覧のとおり、豊富なオプションパーツを使った自由な表情付けが可能なのがfigmaの最大の長所である(キョンの姿に特段の意味があるわけではない)。
逆に欠点は、その自由な表情付けを可能とするためにとった膝関節裏側の造形である。できる限り膝を大きく曲げることを優先させたためなのだろう、膝関節裏側周辺の肉がごっそりと削げた状態で造形されているのである。正面からは目立たないのだがちょっと角度をずらすと、その欠点はとたんに目に付いてしまうのである(キョンの造形については問題ない。あくまで3女性についての話である)。もともと下肢が細めに造形されているようなので、今後少しでも改善されることを期待したい(この後リリースされる「らき☆すた」は、キャラの性質上あまり気にならないかもしれない。もともと細いキャラだし)。
一方、フロイラインリボルテックは下肢の造形はもっとも大きな魅力のひとつではなかろうか。フロイラインの下肢の造形は下肢の豊かさを優先しているようで、可動との間でバランスを取ることを優先したようである。
おそらく、一番初めに「レイ」をリリースしたのはフロイラインの体のライン等の造形をユーザーに問う意味もこめられていたのかもしれない(体のラインがはっきりとわかるキャラでありながら、肌の露出がほとんどない)。
フロイラインの欠点はfigmaのような表情のオプションパーツがついていないこと等、表情付けをするための選択肢が、狭いことであろう。とくに、「レイ」の影響をもろに受けた「凛」の顔の表情は最悪で、凛のキャラとのミスマッチが激しすぎる。おまけにこの凛の服の白い十字架は位置が間違っており、ユーザーのアマゾンでは失望を買っている。メーカーには今後、制服バージョンのリリースで逆襲してもらいたいと切に願っている(それでも、下肢の豊かな造形は魅力大なのだが)。
この欠点も、これから述べる欠点に比べればたいしたことはない。その欠点とは、「アイドルマスター」である。
無論、「アイドルマスター」というキャラそのものが問題なのではない。問題は、可動系フィギュアに宿命的に付きまとう欠点を無視して、その欠点をモロに浮き立たせてしまう選択をしたことである。
肌色はパーツの分割をくっきりと見せてしまうところがあり、だからこそフロイラインでも、肌の露出の少ないキャラではじめはリリースしてきたのであろう。にもかかわらず、ここ最近リリースされているのは、そのようなことを無視したものばかりで、おまけに、大腿や腕のパーツは真円ではないから、ちょっとでも回転させると、人間ではありえないような肌の段差が生じてしまう。
可動系フィギュアにおいて、可動と造形との間にはトレードオフの関係が成立しており、両立はできない。私を含めたユーザーはそのことを承知の上で購入し楽しむのだ。ただ、それでも「アイドルマスター」はもう少しどうにかできたのではないか。構造上の困難はあっただろうが、大腿の断面は服の中に隠すなり、腕の回転は肘関節部に置くなりできたのではないか。今後の研鑽に期待したいところである。
なんだかんだと書き連ねてはきたのだが、それにしてもこれまでかなりの数を購入してきたこともあり、いい加減置く場所がなくなってきた。「超勇者ハルヒ」はなんと食器棚の上に陣取ってしまっている。
そして、最近になって「ねんどろいど」が数少ない展示スペースを侵食するようになってしまった。今後どのようにスペースを確保するかが深刻な問題となってくる(笑)。でもこの笑顔を見てしまうと、そんなことはさしあたりよそに置いておいて「オールOK」になってしまう。
今日はこれで筆を置くこととする。
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