秩父・仙台まほろばの道

秩父と東北地方の伝説・神話を探訪。

福島の桃源郷

2017-04-21 | 日記・エッセイ・コラム
こちらも3年ぶりの花見山。
大荒れの前日に行ってきたので、満開の桜が見られてラッキーでした。
この時期になると、花見山はどんな感じかな?と毎年思う。
そのくらい私はこの里の風景が好きです。





写真家故秋山庄太郎氏が、「福島に桃源郷あり」と毎年訪れたことで花見山が
注目されるようになった。



再度、花見山の説明。

花見山公園のある福島県福島市の渡利地区も養蚕が盛んな地域。
その地域で阿部一郎さんの先代は養蚕を営んでいたそうです。
昭和初期になると養蚕景気も過ぎ去り徐々に衰退していきました。
そんな時代背景のもと阿部一郎さんの先代が、山に生えている花木を売り出したところ、
生け花などでニーズがあることがわかり、
雑木林だった現在の花見山を開墾して花木を植え始めたそうです。



個人所有の山で、二代目、三代目と引き継がれ、
たくさんの人が「桃源郷」と言うくらいとてものどかな里風景がみられます。



さて、今回は私の父が花見山をまだ一度も見た事がないというので、
両親を連れて花見山へ行ってきました。
父も花が大好きなので、一度は見せたかった花見山。
実家の山里にも似ているので、やっぱり父も感動してました。



いつものように混雑する花見山ですが、入園料などをとらないのはいいよね。
その分、いろんなお店や土産物店が軒を連ねて大賑わいとなりますが、
大型観光バスのほとんどが関東地方ということで、ここはとても人気のスポットです。

この日が桜もぎりぎり満開の日で一番良い日だったかもしれない。
もう桜の花もだいぶ散ってしまいました。



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桃源郷とは言うけれど、あんまりピンとこない。
どういう世界だろう?と思いちょっと調べてみました。
日本で桃源郷という言葉を使っているのは、福島の花見山と、
山梨県笛吹市の桃の王国といわれる桃畑だそうです。



共通するのは、桃や桜などの花々が広がり、遠くに雪山が見える風景です。
福島県は他にも、桑折地区の桃畑も桃源郷ですね。

桃源郷は、他界、仙境、ユートピアなどとは正反対のもので、
武陵桃源から由来するという。
桃源郷とは、理想社会の実現をあきらめる現実逃避の意味があり、
中国で混乱期の中、人々の苦悩や悲劇な現実から逃避するために
「遊仙詩」が現れたと。



武陵桃源について
中国捜神後記より、(この書はオシラサマのルーツになった馬の話のある書)

晋の太元年間、武陵に住む男が魚をとりながら谷川を舟でさかのぼると、
谷川は桃の花の咲く山で終わりとなった。
山には小さな穴があり、狭い穴の中をしばらく進むと突然視界が開け、
広い田畑があり立派な家がたちならび、犬や鶏の鳴き声がのどかに聞こえた。
往来する男女の服装も武陵の人々とは全く違い、みな、満ち足り、
楽しげな様子であった。



人々は漁夫を見て驚き、家に招いて酒食をもてなした。
彼らの先祖は秦の乱世をさけてこの地にやってきて隠れ住んだと語り、
彼らは漢の時代も魏や晋の世のことも、まったく知らなかった。
数日の滞在後、漁夫は村の人びとに別れを告げて舟で川を下り、
郡役所に出頭して太寺に隠れ里のことを報告した。
その後、漁夫は太守の命令を受けて再び谷川をあげた。
二度と桃源郷の隠れ里に行き着くことができなかった。




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桃は、西王母伝説の不老不死があり、仙桃から由来する。
ちなみに、桃にいたのは鬼。
そんな桃源郷は、まさに現実逃避をしたくなるような風景。

それに対し、Wikipediaによるとユートピアは、人工的でルールがあり合理的社会をさす。
幾何学的城塞都市があり、質素で一日の生活も厳密に決められる。
たぶん、幾何学的な建物というのは五芒星や六芒星となる象形だったり、
そんな意図のある建築を施し、隔離したような社会を作ることを、
ユートピアというわけです。



ギリシャ神話でいうと、エチオピア、
ケルト神話でいうとアバロン、
アガルタ伝説では、大洪水で地底に逃れた人々
アトランティスやエデンの園、マルコポーロのジパング、ニライカナイなどなど。





そういえば、アガルタで思いだしたのですが、
ヒマラヤが入口という話。
で、2年前のネパール大地震で何かが開いたと感じたことを思い出す。
それが4月25日に起こった出来事だった。
ネパール地震から2年がもうすぐたつ。

「レムリアの真実」という本を持っているのですが、
アガルタネットワークがあり5次元、6次元世界があると。
4次元=過去=未来という流れ。
私が思うに古代のテクノロジー(縄文なども含め)は現代と全く異なる世界があり、
それに今、私たちは向かおうとしているのだな、と思います。
過去へ行こうとしているのだから、それは未来に行くのと同じということです。
時間軸はそのように縦にも横にも流れ、クロスした十字はそういう意味なのだな、と。



「レムリアの真実」は、シャスタ山になっていますが、レムリアとアトランティスとだけ
記されており、ム―という記載が一切ない。
なのでムー=レムリア?なのかどうか。
そのへんよくわからない。





そのレムリアの地底人たちは、アセンションをとげた意識の状態を
地下都市につくり、4つの都市があると。
その中に、ヒマラヤのマラ寺に入口があり、そこを守っているという。
ヒンドウーの世界なのですが、もし、そこが本当に入口だとしたら、
ネパール大地震で何かが開いたと感じたのは、アガルタネットワークとかいう
何かも開いたんだろうと都合よく考える・・・。





地球の磁場がどうなっているのかわかりませんが、太陽が要因だろうと思いますが…。
砂漠地帯のところに十数年ぶりに大雨が降ったりするのも、
エルニーニョ現象が各地に災害をもたらしても、花々が咲き乱れる光景は、
まさに一時の桃源郷。
チリでは今までにない大雨で、ずっと眠っていた200種類以上の植物の花が開いたそうだ。


チリの首都サンティアゴの北、約750キロに位置するアタカマ地域で、
一面に咲き誇るゼニアオイの花。(2015年)
(PHOTOGRAPH BY MARIO RUIZ, EPA)

古代エジプトも昔はオアシスだったわけで。
その反面、人工的に削られて枯渇しながら自然が奪われる場所もたくさんある。
日本は特に・・・。
貴重な森の資源を堪能すべし。
花を愛でる世界もまた堪能すべく、福島の桃源郷が永遠であってほしい。


(福島駅)
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