秩父・仙台まほろばの道

秩父と東北地方の伝説・神話を探訪。

植物たちの伝説(野草園)

2016-10-18 | 神話・伝説
初めて野草園に行ってきました。
大年寺山にありまして、かなり坂を上がっていきます。
テレビ塔が建っている所。
青葉山や台原森林公園は何度か散策していましたが、
野草園もとっても良い森でした。





四代仙台藩主伊達綱村は、隠元禅師が伝えた黄檗宗(おんばくしゅう)
に深く帰依し、京都宇治の万福寺に似せた大年寺を1697年開創し、
伊達家の菩提寺としました。
当時は、一説によると300人の僧侶がいたそうです。


(長町方面と太平洋の方)

仙台市内の街中には、豊かな森がたくさんあります。
こんな大都市に、これだけの森があるのもすごいと思うのです。
東京でも新宿御苑や埼玉にも、たくさん森はあります。





でも大年寺山は、中心部から離れてないし、
貴重な自然が残ってます。


★メタセコイアの化石


★挂化木の化石。(メタセコイア)
Wikipediaより、
挂化木とは、木化石とも呼ばれるように、
古代に何らかの原因で土砂等に埋もれた樹木が、
膨大な年月をかけ地層からかかる圧力により木の細胞組織の中にケイ素と酸素、
水素との化合物であるケイ酸を含有した地下水が入り込むことによって、
樹木が原型を変えずに二酸化ケイ素(シリカ)という物質に変化することで、
石英や水晶などと同様に固くなり、化石化したものである。


植物の先祖は石。
これは、泉区中山の方で、掘り起こされた植物の化石。
年月の経過で割れてしまいましたが、オパールのような輝きは失われていない。



★ほととぎす-------------------------------------------

郭公と時鳥とは、昔いた姉妹である。
郭公は姉で、あるとき芋(補一)を掘って焼き、そのまわりの
固いところを自分で食い、中の軟らかいところを妹に与えたが、妹は
姉の食うところはもっと美味しいに違いない。
と思って、庖丁でその姉を殺すと、たちまち鳥になり、
ガンコ、ガンコと鳴いて飛び去った。
ガンコは方言で固いところという意味である。
妹は、では、いいところだけ自分にくれていたのかと思い、
後悔しきれず、やがてまたこれも鳥になって庖丁かけた、と鳴いたという
遠野では、時鳥のことを庖丁かけと呼ぶ。
盛岡あたりでは、時鳥はどちやへ飛んでた、と鳴くという。



※ホトトギス

ホトトギス(杜鵑草):花にある紫の点が、鳥のホトトギスの胸毛の斑点、
または尾羽の白斑に見立てたからだそうです。
模様を見ればすぐホトトギスとわかります。
毒毒しいけど。ユリ科なんですね。

他にも、鼓岡にご滞在の崇徳上皇がホトトギスの声を聞き、深く都をしのんで
「啼けば聞く 聞けば都の 恋しきに この里過ぎよ 山ほととぎす」
と詠みました。
それを耳にした里人が気を遣い、以来鼓岡一帯ではホトトギスが鳴かなくなったといいます。
その後、ホトトギスを供養し杜鵑塚を建てた塚があるそうです。
「杜鵑」と難しい漢字を使いますが、実際いたような人みたいですね。


(??)

★りんどう(竜胆)--------------------------------

りんどうを見ると、秋だな~と思います。

昔、修行者 役小角(えんのおづぬ)が日光の奥山で、
リンドウの根の時効を発見したという伝説(二荒縁起)があります。
役小角が山道を歩いていると一匹のウサギが雪の中から現れ、
リンドウを雪から掘り出しなめていました。
ウサギは、主人が病気なのでリンドウを探しているのだと答え走り去って行きます。
役小角は、試しに病人に飲ませると優れた効き目があり、
「二荒神のお告げに違いない」と確信します。
それ以降 日光では、リンドウが霊草になったそうです。




リンドウは、日本古来から愛され清少納言は、「枕草子」で、
「リンドウは、枝ざしなどもむつかしいけど、こと花どものみ霜枯れたるに、
いとはなやかなる色あひにてさし出たる」と記しています。


★亜炭採掘跡
300万年前の植物が地下に埋もれて炭化したもの。

★あしたば---------------------------

夕べに葉を積んでも、明日には芽がでるという強靭な発育が速いことからきている。

その昔、秦の始皇帝に「東方の海中に不老長寿の薬があり」と書を奉り、
男女三千人を引き連れて東海へ船出した男「徐福」がいました。

彼らが探し当てた仙薬「不老長寿の薬」というのは明日葉だったと云われています。



※(葉=あしたば)

仙薬を求め、船出した徐福他男女500人でしたが、
途中船は難破して八丈島にたどりつき、
徐福と共に船出した少女達が住み着いた女護ヶ島伝説は、
為朝伝説と結びつき、今も静かに語り継がれています。






アシタバは、薬草として今でも用いられています。
薬草が一番体に合うわけですけど、年とって薬づけはさすがに嫌だ。
義理の母を介護してきて、つくづく思います。
今、義理の父の介護をしていますが、薬はやめた方がいいね。
痛みなどの苦しみがあるなら、薬は飲んだらいんでしょうけど、
そこまできたら、もう手遅れ。
そうならないうちに、考えておかないとな。
と、介護をしていて、ほんと~に思います。




(藤つる)

★ハマナス--------------------------------------------

花は咲いていなかったので、Wikipediaで見てみました。
とってもきれいな花ですね~。



「男鹿の昔はなし」より。

昔、男鹿には蝦夷がたくさん住んでおり、鬼王丸という酋長に守られて楽しい
日々を送っていた。ある日、大和朝廷が東北の蝦夷を討伐するため、
坂上田村麻呂将軍か男鹿を攻めてきた。
鬼王丸の子ども小鬼丸は子孫を残すために蝦夷浜から海へ逃れ能代に着き、
そこからは散り散りに逃れたという。
たどり着く先々で流した涙が磯辺に咲く「ハマナス」の花と言われ、
お盆にはハマナスの赤い実を仏壇に供える。
また、将軍が男鹿攻めをした時は一面の雪で、
馬の飼葉もなかったので海草を兵馬共に食べた。
この海草を「人馬草」と名付けたのが、ジバサ(ぎばさ)だという。




看板より、
「エゾの人たちを野蛮な人種とそしり、
征服にのりこんだ大和の大群にたちむかう
族長の娘たちは、北の浜辺に逃れたが、力つきました。
この娘の化身が北の浜辺に咲くハマナス」

他にも義経伝説にもあります。

石狩の恋物語を彩るハマナスの花 (石狩浜)
石狩にやってきた義経は、恋の遍歴をここでも続けます。
メノコと恋に落ちた義経は、 大望があるためにまた旅に出なければなりません。
別れにさいして、 彼女は石狩の浜に咲く真っ赤なハマナスの花を贈った
と伝えられています。

※義経伝説(このサイトは面白い話があります)
http://mysteryml.com/hokkaido/yoshitsu.html

★シロモジ

クロモジでなく、シロモジ。
ちょっとぼやけちゃったけど、帽子みたいにかわいい~。


★水琴窟(すいきんくつ)は、日本庭園の装飾の一つで、
手水鉢の近くの地中に作りだした空洞の中に水滴を落下させ、
その際に発せられる音を反響させる仕掛けで、手水鉢の排水を処理する機能をもつ。
水琴窟という名称の由来は不明だそう。



音は聞けなかった・・・。



★エゾの娘
看板より「クマソは九州南部のエゾはわが北国の先祖。
エゾアジサイは、北国の娘のようにやさしくつつましく咲いている。」

こんな感じのかわいらしい石碑もあります。
面白い野草園でした。


遠くに白く見えるのが、中山にある観音様。
紅葉は家族連れが楽しいと思います。
食事もできます。

★野草園(杜のひろば)
http://www.sendai-park.or.jp/web/info/yasouen/
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