秩父・仙台まほろばの道

秩父と東北地方の伝説・神話を探訪。

奥州仙臺七福神巡り その1

2017-01-04 | 東北地方の伝説(宮城県)
お正月らしく七福神を巡ってきました。
旦那が行きたがっていて、正直、私は気がのらず。
今まで七福神にあんまり興味がなかった。

でもでも、行ってみたら、面白かった~!
仙台七福神は、面白いじゃないかっー。
だって、スタンプラリーがあるんだよ♪笑
子供に戻って、わいわいしてしまう。
スタンプが増えていく楽しみがあるね~。
本格的に巡りたい方は、御宝印をもらうものですが、
秩父札所巡礼ですら、せっかっくご朱印帳を買っても、
ほとんど巡っていないため、空白ばっかり。
でも、7つなら巡れる・・・。



2日とあって巡っている方も、ぼちぼち。
団体のツアー客もいました。
大体、半日で巡れると思います。

まず、七福神をあんまり知らない私…
これも北斗七星にあやかっているんだろうなあ。
巡っている間、面白いことを思いついたり、
何年も忘れていたことを思い出したり、
いろんな気づきがあったので、七福神巡りはお勧めかも~。

巡る順は、特になし。自由に行きたい所からスタート。
近い方から(南から)GO!
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①福禄寿(仙台市太白区鈎取4丁目1-21)

承和2年(835)天台宗西翁和尚により太白山麓に開山されたと伝えられ、
寛永13年(1636)、輪王寺十三世により曹洞宗の寺院として
改宗開山されました。

福運、俸禄、長寿の三徳をもたらす神として名高く、
商売繁盛、延寿健康、除災を祈願する人が多い。
ちなみにそのお姿は、短身長頭でひげが長く、右手には法杖を、
左手には経巻を持っておられます。






数年前にセッションしてもらった時に出てきたビジョンの姿は、
まさに、福禄寿でした。
木の杖が印象的でしたが、森の中に現れる姿はまさに、このじいさん。


※弁財天以外は、撮影OKです。

この後巡った寿老尊も似ている。
こちらの神様は、道教です。
ということで、私が修験や山に興味をもっているのは道教の思想が
長い間、どこかで植えつけけられているからなんだよね。
これは、先祖が山伏の系統だったからと思います。
末っ子の私におりてきたわけだ・・・。



福禄寿は、道教の宋の道士天南星、または、道教の神で南極星の化身の南極老人。
寿老人と同一神とされることもある。長寿と福禄をもたらす。

南極老人というのは、南極老人星というのがあり、
その星は、カノープスというりゅうこつ座にあたるそう。
古代ギリシャ語で、エジプトが由来。
トロイア戦争の時に、スパルタ王とメネラーオスの船を水先案内したと。
最後は、蛇にかまれて死んでしまうんですね。

日本では、房総半島の沿岸部に「布良星(めらぼし)」と呼ぶ島があり、
この島からみる方向に、カノープスが見えるため、そう呼ばれるそうです。

千葉県の伝承:千葉県の突端に「布良」と言う所があり、
そこではカノープス(布良星)が現れると暴風になると言う話がある。
また布良から東へ行った「勝浦」と言う所に行方不明になった漁師が、
布良星に宿ると言われている。



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頭がにょき~と長いのは、はるか昔、こんな頭をした人が実際いました。
熊本県のトンカラリン遺跡で見つかった巫女の頭骨も、
長い頭をしており、意図的に頭骨を変形させたそうです。(どうやって?)
それは、宇宙と交信するために必要だったからと。

日本の烏帽子はその長い頭を模していると言います。
ローマ法王も頭に烏帽子のようなものを被りますが、同じ意味があります。
現代人は、こんなに長い頭をしていませんが、特別な宇宙的能力をもっている
人は、頭は大きく、悟りを開けるそうです。
チベットの僧侶で、後頭部の長い人の写真をみたことがあります。
メカニズムはわかりませんが、ある能力を見につけると後頭部が伸びるそうです。
古代には、たくさんこのような人たちがいたそうです。



エジプトがルーツというならば、確かに、エジプトのファラオも
後頭部が長い人が多いですね。
ツタンカーメンの一族も、遺伝的に後頭部が長いそうです。
頭を大きく記すのは、特別な存在のある人のみ表現されるため、
通常の私たちのような人間とは異なることを伝えるために頭を大きく描きます。

病的だったといわれていますが、その中でもアメンホテプ4世の胸像は、
美しいと思います。



※アメンホテプ4世と彼の家族がアテンを信仰している姿

長く生きられる神様ということで、不老不死伝承のモデルは、
福禄寿や寿老尊のことだと思います。
おそらく、徐福も後頭部が大きい一族だったと思います。
ということで、妄想するに、福禄寿はエジプトが由来の宇宙人ということにしよう。





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②布袋尊(仙台市太白区門前町8-22)
明応5年(1496)に開山された曹洞宗の寺院です。
境内には、中国明代様式の鐘楼堂・薬師如来が奉安された瑠璃光殿があり、
平成7年には開創500年を記念して山門と参道が整備されました。
また、みやぎ新観光名所100選にも指定されています。

布袋尊は、実在した中国の禅僧で、弥勒菩薩の化身といわれ
日本に伝来してからは、福徳円満の相が喜ばれ、
世の清濁を合せ呑む大きな腹をして、袋の中にいっぱいの宝物を入れ、
人々に福運大願を成就させます。




もうこのニンマリしたお顔に、こっちもニンマリしてしまう。
ええ顔してんな~。
お腹がつるピカです。
私は布袋さんのお腹に萌え~だよ。
山寺の布袋さんにも、お腹をしっかり撫でてきましたから。
なぜか気持ちがよい。笑



中国明代様式の鐘楼堂があり、素敵な色でした。
布袋さんの漢字も「布」を使いますね。
さきほどの福禄寿の星も「布」ですね。
布は、古くは麻のことをさしますが、星の意味もあったと思います。



「そのトレードマークである大きな袋を常に背負っており、
生臭ものであっても構わず施しを受け、その幾らかを袋に入れていたという。
なお、布袋が背負っているこの袋は堪忍袋ともいわれる。
その最期についても不思議な逸話が伝えられており、
仙人の尸解に類している。
天復年間(9世紀末)に奉川県で亡くなり(貞明3年(917)に嶽林寺で遷化した
という説もある)埋葬されたにもかかわらず、
後日、他の州で見かけられたというのである。
その没後あまり時を経ないうちから、
布袋の図像を描く習慣が江南地方で行われていたという記録がある。」(
Wikipedia)


※薬師堂

布袋さんが残した言葉。
「彌勒真彌勒 分身千百億(弥勒は真の弥勒にして分身千百億なり)」
「 時時示時分 時人自不識(時時に時人に示すも時人は自ら識らず)」
この歌から、彌勒菩薩の化身といわれるようになったそうです。

大きな袋をもっている姿に、何かを感じますが、
袋は、水に囲まれた土地の意味があります。
東京の「池袋」の地名はそうですが、熊本県の水俣にもちょうど海に流れ出る
湾の所を「袋」とよびます。
昔、大きな沼や湖があった所につける地名ですが。もっと深い意味が隠れていそう。
池袋は近くに石神井の地名もあり、何だか星と水が関係していそうな。


※雲版(食事のときなどに鳴らした)

もしかして、モデルは妊婦さんだったりしないよね~。
水と袋が関係するなら、胎内の水で、お腹の赤ちゃんね。
でも、実在した人だから違うよね~。



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③毘沙門天(仙台市若林区荒町206)
毘沙門堂唐門は、仙台市有形文化財に指定されています。
毘沙門堂は、寛永20年(1643)の造営とされますが、
唐門の建築年代については江戸時代中期頃とされています。

毘沙門天は多聞天ともよばれ四天王の一神です。
忿怒の相を示し甲冑をつけ右手に宝棒をもち、左手に宝塔を捧げる武神で、
荒町の毘沙門堂に祀られています。近年は子育ての神として信仰を集めています。






毘沙門天は鬼門におかれることが多いですね。
エミシ征伐の所には。
「インド神話の財宝神クベーラを前身とする。」とあるのですが、
「クベーラは地下に埋蔵されている財宝の守護神であり、
またローカパーラの一人として北方の守護神とされる。」と。
地底国=黄泉国を守る神が、北の毘沙門天となって座すことに。





※杯を持つクベーラ像 砂岩製 10世紀 北インド(サンアントニオ美術館)

エミシ征伐は、そのような地下からのエネルギーを塞ぐことを重視しているから、
問題が起こり、地震が起こるメカニズムのひとつだと思う。



※空を飛ぶプシュパカ・ヴィマナ

これは空飛ぶ宮殿なんですが、レムリアみたいな話。
天空の城。
シバ神と親しくカイラス山の都であるアラカーに居住していた。
そこで、ヴィマナを授かるのですが、これが車輪なんですね。
家紋に車輪があるのは多く、代表的なもので(私の中では)、
もう生駒氏の車輪しか思い浮かばない。
それは宇宙船。
ヴィマナを「神々の車、或いは戦車、または空を飛び自動で動く乗り物」と定義している。
それをニギハヤヒ降臨とも読める。
生駒氏の家紋が、ヴィマナから来てるならば、ニギハヤヒが降臨した生駒山は、
こんな想像ができる。
文献によってそれは車だったり、棺や船だったり、皇帝の宮殿であったり、
中には7階建ての宮殿であるという描写も見られる。



※プシュパカ・ヴィマナ。2つは空を飛び、残りのひとつは地上に降りている。



※スーリヤ・マジャパヒト、このインドネシアの図像は『マハーバーラタ』の
ローカパーラと共通点を持っている。
ローカパーラとは、四方や八方に守る意味がある。



素敵な図像。
中心に手を合わせるところが、仏教らしいです。(秀林寺より)

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次に巡ったのが弁才天なのですが、長くなるので続く~。
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2 コメント

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Unknown (チャムロック)
2017-01-04 19:32:04
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。新年早々プチシンクロで 笑
私、今日藤崎の七福神出開帳行ってました 笑 一気に参拝と御朱印も全部ゲットして無料祈祷も受けて来ました。七福神って北斗七星って私も思ってました。なんかそんな感じするんですよね〜。
Re:Unknown (inehapo)
2017-01-04 20:58:27
チャムロックさん

今年もよろしくお願いします。

ご朱印帳もゲットして、えらいねー。
ご祈祷もされたとは、パワフルですね。私はスタンプ押すことに夢中でした。笑
2日に七福神巡りして最後に藤崎に行ったのでとても混んでいて、ぐったり。でも、達成感ありました!

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