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兵庫県明石市立魚住東中学校美術部顧問の先生による記念講演

2010年07月31日 | 佐倉市立美術館

平成22年7月25日(日)佐倉市立美術館4階ハイビジョンホール
記念講演はPM3:00から行われた第14回印旛郡市中学校美術部展表彰式の中、最優秀賞・優秀賞の表彰の後に行われました。

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 第14回印旛郡中学校美術部展が、このように盛大に行われました事、本当におめでとう御座います。また受賞者の皆さん、本当におめでとう御座います。そして、このような席に呼んで頂いた事、本当に感謝申し上げます。

 神戸ってどこにあるか。ましてや明石は…。僕も東京の大学に行っていましたので、「神戸ってどこやねん?大阪はわかるんですけども」「本州の西のはしか」って、よく言われたことがあるんです。明石は、神戸の西、アートクラブグランプリinSAKAIの大阪からだいたい電車で1時間ほど西に行ったところにあります。目の前に明石海峡大橋がかかっています。

 そんな所から ここにやってきたというのは、印旛郡の展覧会を始められた志を聞いて感動したからです。「何とかして、君たち美術部の皆に夢と希望を与えたい!そのために、多くの人々に“美術部の本気”の絵を見てもらいたい」と…。そんなところから14年間手作りで作られたと聞いています。14年間のその先生方の頑張り、それに答えようとした美術部先輩達の頑張り、君たちの頑張りがレベルアップしていって、とうとう全国各地の美術部顧問が注目する展覧会になってきた。これは嘘でもお世辞でもありません。明石のような遠い所の魚住東中美術部を始め、全国各地の美術部の注目を集め、とうとう「遠方だが(美術部の活動の合間を縫って)君たちの作品を見に行こう」と思うようになりました。だからわたしがここにいるんです。14年間の皆さんの頑張りの蓄積をみせてもらいにきたのです。見せて頂いて、その志の高さや熱意やら、作品の本気から大いに刺激をもらいました。この作品の本気を持って帰って、明日の昼1時半からの写真の上映会で、美術部部員に伝えるところから(魚住東中美術部の)活動が再開することになってます。

 日本全国で、このような規模で審査もし、表彰式まで行って美術部展を開催している地域は数ヶ所ありますが、こんなに宣伝され、1日に2百名近い入場者のある展覧会は千葉県印旛郡市の展覧会以外に無いと思います。「こんな素晴らしい展覧会を自分たちは開いているんだ!」と改めて自分たちを褒めて欲しいと思いますし、これからも全国各地の見本になって頂きたいなと考えています。それと共に、ここまで作り上げて下さった先生方の努力や、会場を提供して下さっている佐倉美術館の方々など、君らの熱意に応えようとしてくれている周りの方々に心から感謝する心を持って欲しいと思います。また、あんな立派な額代も、絵の具代もキャンバス代をはじめ沢山の援助していただいた家の方々に感謝の気持ちを忘れないでほしいなと思ってます。魚住東の生徒にも「人として立派にならなければ、どうやって人を感動させる絵を描けるんだ!単に上手なだけね絵は、嫌みなだけだろう。」と毎日言ってるんですが、そこを大事にして頑張ってほしいと思います。「感謝の気持ち」を失っては、美しいものがわからなくなってしまいます。

 兵庫県の様子を少し、お話したいと思います。兵庫県では残念ながら、印旛郡のような、このような規模で美術部だけの、しかも審査が入って表彰式のついているコンクールはありません。私たちが、それを経験したのはアートクラブグランプリinSAKAIが初めてです。それまで、美術部だけのコンクールは聞いたことがなかったんです。兵庫県では、美術部が油絵を公開できるコンクールに「兵庫県小中高校絵画展(通称『朝日展』」というのがあります。80年の歴史があり、私も高校時代にチャレンジしていましたし、兵庫県の美術のレベルを上げるのに貢献しているコンクールとは思いますが、授業作品も込みの一般のコンクールで、美術部だけではありません。学校の代表作品3点(各学年1点)のみのコンクールですので、出品作品の多くは美術部作品ではなく、授業作品です。(ちなみに昨年度は、美術部の無い学校が総合1位、魚住東は2位でした。)どの作品が美術部作品か?殆どわからない中で行われていますので、アートクラブグランプリinSAKAIで去年1位をとった西脇南中学校の存在も知らなかった訳です。

 今現在、西脇南中学とは、毎年お互いの作品展を見に行きあう交流を続けています。2時間電車にのって魚住東中全部員が西脇市に行っている作品展を見て、むこうも魚住東中学校に車に乗って来て校内作品展みて頂く、そういう交流を行っているんですが、どこから始まったかというと、第1回アートクラブグランプリinSAKAI表彰式で、私たち魚住東が西脇南に展覧会の案内を送ったところから始まりました。このように、アートクラブグランプリinSAKAIは、私たち美術部同志の交流を一気に活発なものにしてくれました。こうやって、千葉県印旛郡市の皆さんと交流していますし、堺市の皆さんとは勿論の事、遠くは沖縄の古堅中学校とも手紙による作品の交流を始めました。私は美術部の顧問を30年間以上やってますが、30年間明石市内の美術部しかしらなかったのが、アートクラブグランプリinSAKAIのおかげで、この3年で一気に全国規模の交流が広がりました。そして、千葉にこうしてこさせていただきました。作品のやりとりを通してて、「へえ~こんな風に教えているの?」「これは、どんなふうに教えているの?」「どんな気持ちでやってるの?」と交流をさせてもらう事で、いろんな刺激を受けて魚住東中の作品のレベルUPを図ることができました。全国各地の美術部顧問の先生の情熱と美術部の皆さんの本気の作品に触れる事ができました。本当にアートクラブグランプリinSAKAIを始めて下さった実行委員長をはじめ堺市の美術部顧問の先生方に感謝、感謝です。出品料が高額に成らざるを得ない全国規模の絵画コンクールが当たり前なのに、アートクラブグランプリinSAKAIは「出品料ただ」しかも「美術部だけの全国大会」を堺市の方々の手弁当の絵画コンクールです。普通は考えられない事なのです。アートクラブグランプリinSAKAIをみなで支えて行かなくてはならないなと思います。

 最後に魚住東の現状ですが、春休みに市内の中学校美術部と交流批評会(※以前、HPで紹介)をした時の半年かけたF20、F30の油絵が一昨日に完成し、額に入れて東京の学展に郵送することができました。アートクラブグランプリinSAKAIの絵が、今4分の1から3分の1描けているのですが、夏休みにかけて仕上げようというところです。9月に入ると3年生の女子は、体育大会の放課後練習で、ほとんど部活に来れないという現状があるので、なんとか夏休みに…と考えています。仕上がらなかったら、9月の5連休は制作に明け暮れる事に…。そんな流れで活動しています。とりあえず9月30日に最高の作品が持って行けるように私たちも努力しますので、作品、手直しした作品をアートクラブグランプリinSAKAIでお手合わせ願いたいです。また、再会したいと思っています。

 今日はありがとうございました。美術部員を連れて来れたらよかったんですが、何分遠方で連れて来れませんでしたので、またどこかで出会いましたら魚住東中美術部をお願いします。また、明石や関西のほうに来られましたら、いつでも声をかけて下さい、案内くらいはさせて頂来たいと思います。よろしくおねがいします。今日はご静聴ありがとうございました。

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