田舎村・改

音楽、ケータイ、マンガ、ドラマをこよなく愛する稲稲作が送る雑記です。

留守電で肝心なことは言うな

2005-07-31 14:13:26 | ドラマ×ケータイ
 お次は今クールの「海猿」。変換したら「生みザル」ってやっぱそうなるか。
 ついでに、今クールの視聴ドラマが決定しましたので、ご報告いたします(どーでもいいですが)。
 月曜:スローダンス 火曜:海猿、がんばっていきまっしょい 水曜:なし 木曜:菊次郎とさき、電車男 金曜:ドラゴン桜 土曜:女王の教室 日曜:いま、会いにゆきます
 今回は多いですね。いまのところ脱落しそうなのもなさそうです。また感想はおいおい述べていきます。
 で、今回は留守電の正しい使い方について。
 恋人なのか友達なのかわからない環菜(加藤あい)に久しぶりに再会した大輔(伊藤英明)。はしゃぎまくる大輔とは裏腹に、いまひとつ盛り上がらない環菜。大輔も、そんな環菜の様子を察するようになり、自分たちは別れた方がいいのでは?と思う。そんな心境を、大輔は環菜のケータイの留守電で伝えます。
「…なんかオレたち、合わないよね…。オレたち、もう…」と言いかけたところで、メッセージの録音時間過ぎてしまって留守電はここで終了。これを聞いた環菜は、たまらず大輔のケータイへ折り返します。大輔も電話に出られなかったので、環菜は留守電にメッセージを吹き込みます。
「大輔くん…、会ってちゃんと話がしたい…」
 どうでしょう、これまで消極的だった環菜が、あの留守電を聞いてから、突然盛り上がり始めます。これはひとえに、留守電に肝心なメッセージを入れなかった大輔の頭脳プレイといったところでしょう。肝心なことを言わない→相手は気になる→話がしたくなる…という。
 気になる人がいるという方は、この留守電作戦を利用してみてはいかがでしょう? ただし、相手が電話に出てしまってはダメですが…。

(ケータイデータベース)
・大輔(伊藤英明)…N506iS(売れていないN506iSのアピールでしょうか)
・環菜(加藤あい)…D506i(ムーバCM担当らしく、使用機種もムーバってか)
・下川(時任三郎)…N901iC(大人の男らしく、ビターチョコ)

別れ話はデコメールで

2005-07-31 14:12:13 | ドラマ×ケータイ
 いきなりなタイトルですが、アレです。テレビドラマでケータイが使われているシーンから、正しい?ケータイの使い方を考察しよう、という「ドラマ×ケータイ」のコーナーです。第1回をやってから随分たちますが、いろいろネタもたまってきたので、順次更新していこうと思います。
 今回は、もう前クールですが、「anego~アネゴ~」でのワンシーン。
 奈央子(篠原涼子)の後輩・黒沢(赤西仁)のケータイに、黒沢の彼女からメールが届きます。内容はどうやら別れ話のようで、「奈央子さん、オレ振られちゃいました」と黒沢。「見てください」と、奈央子にメールの内容を見せる黒沢。「え、いいの? どれどれ…」とメールを見る奈央子。
 そこに書かれていたのは、「私たち、もう別れましょう」といった文章ではなく、デコメールで…あ、「デコメール」というのは、背景や文字の色を変えたり、文章の途中に好きな画像を入れたり…という、ケータイメールを装飾できるサービスのこと(対応しているのはドコモのFOMAのみ。パソコンでも表示できます)。で、この別れ話メールには、カワイイ犬のイラストがあったり、文字や背景がカラフルになっているなど、とにかく派手。文面も、「もう○○っくん(名前忘れた)とは一緒にいられない。バッハハ~イ」といった軽いノリ。そして最後には、ハートが割れるアニメ付き。
 どうでしょう、別れ話がこんな明るい内容だったら、「なんだよこれ…」と逆に気が抜けて、すんなり受け入れられるんじゃないでしょうか? 実際に黒沢君も、まあしょうがないっすね、みたいな感じでサバサバしている様子でした。
 文章だけだと重~い感じになってしまうので、別れ話だからこそ明るくいったほうがよくないですか? 別れ話を切り出すのに悩んでいる人は、「デコメール」を使って明るく派手な内容にしちゃいましょう! auなら「パステルメール」、ボーダフォン(3G)なら「メールアート」も有効です。

(ケータイデータベース)
・奈央子(篠原涼子)…P901i(ホワイト×パールストライプにレッドのパネル? 電話に出るときは、ちゃんとワンプッシュオープンでパカっと))
・黒沢(赤西仁)…SH700i(ブラック)

スライドケータイは現実を直視させる効果がある

2005-06-12 14:29:49 | ドラマ×ケータイ
 なんだかいきなりなタイトルですが。このドラマ×ケータイのコーナーでは、ドラマ中に登場したケータイを紹介するとともに、そのシーンからわかる、新たなケータイの使い方や役割なんかを考察していきたいと思います。「ITmedia」で映画を扱った、似た企画がありますけどね。
 で、今回は「曲がり角の彼女」。 千春(稲森いずみ)は、スライドケータイのW31SAを使っているのですが、彼女がケータイを使うシーンって、たいてい不倫相手の堀内(伊原剛志)とメールや通話をするとき。で、日に日に「別れよう」という気持ちが強まっていくもんだから、その気持ちがケータイの扱い方にも表れるわけですよ。堀内と通話をし終わった瞬間、手のひらで「パコーン」とケータイを閉じる千春。あんな閉じ方をしたら、確実に壊れてしまうでしょう、というくらいの力強さです。
 でもスライド式のケータイって、閉じても画面が常に表を向いているので、ちょっとボタンを押すだけで着信履歴やアドレス帳の名前が出てきてしまう。だから、どの回だったかは忘れましたが、通話が終わってパコーンと閉じた直後、千春は堀内のデータをアドレス帳から消去していました。
 これがもし折りたたみケータイだったら、パタンと閉じれば、とりあえず画面には堀内の名前は出てこない。だから堀内のデータは消さなかったかもしれません。そう、スライドケータイを使うと、否が応でも現実と直視しなければならない、すなわち自分と向き合わなければならないのです。したがって、「もう不倫はやめたい!」と思っている人には、スライドケータイを使うことをオススメします。
●ケータイデータベース
・大島千春(稲森いずみ)…W31SA(スティルホワイト)
・三原なつみ(釈由美子)…W22SA(ピグメントブルー)
・堀内正光(伊原剛志)…PENCK(カラバリ未確認)