京のにちじょうさはん

7月1日からは「京のにちじょうさはん ごこう」にお引越しをしました。よろしくお願いします。

茶道資料館、ふたたび。

2006年06月27日 | ミーハーがつくる喫茶文化史


有難いことに、ふたたび、堀川寺ノ内の茶道資料館の「茶道入門―描かれた茶の風景―」を拝見する機会に恵まれました。
展示というものは、注意してみているつもりでも、一度みただけでは、見落としていたことや忘れてしまうことがございまして、もういちど拝見できるということは、本当に勉強になります。

江戸時代の製茶図ですが、茶園は覆下と露地と二種類の茶園が描かれています。しかし、蒸しのあと(これがざるで蒸しているのですが、ざるの中に素手をつっこんでかき混ぜてます。熱そう!!)、ほいろで乾燥させているのですが、どうやらほいろの上では、茶葉一枚一枚を素手でひっくりかえすという、てん茶の製法が描かれているようです。
茶園は煎茶用とてん茶用の両方が描かれているのに、製茶の方法はてん茶だけが描かれているこの製茶図。
これに対してどのような解釈を加えるのかは、ジャイ子さんのお仕事ですからね(笑)。一度ご覧になって、ご意見くださいませ。

展示を拝見したあとには、毎度のお楽しみ、呈茶席に参りました。
きょうのお菓子は鼓月さんの水無月です。

おいしいお茶とお菓子をいただいたあとには、江戸時代の子持ち菱付きの茶臼で茶を挽く体験を。茶を挽くという体験自体は、今回が三度目かな?
時計と反対周りにまわすのですが、けっこう重たくて、思うように回転できないんです。
その茶臼で挽いたお茶でもお抹茶をいただいたのですが、お茶屋さんで購入する機械の茶臼が挽いたお抹茶と違い、茶臼で挽いたお抹茶は粒子が粗いために、思うように泡立ちませんでした。
そんなことからも、中世のお茶もきれいに泡立ってはいなかったと思います。
また、きょうのお茶は新茶を挽いたものだったのでとてもさわやかな味わいであり、これはこれで美味しいなあと思いました。
きょうの茶臼でお抹茶を挽く体験は、いろいろな示唆を私に与えてくれました。
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茶道資料館
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6 コメント

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水無月 (月うさぎ)
2006-06-27 16:31:01
今年も食べなかった水無月。

どちらかと言うと、苦手な方で今まで敬遠していました。ですが、ある方から「宝泉堂」の水無月は「ちょっとお味が違うよ」と教えて頂きました。

はるばる雨の中行って参りましたが、ざんねーん売り切れでした。来年のリベンジリストに入れました。

是非行ってみたいと思いました (Tomo)
2006-06-27 23:03:13
5月の記事はすっかり忘れていたのですが、

10月1日まで開催されているそうで

何とか都合をつけて出かけられたらと思います。

いつもいろいろ情報ありがとうございます。
このたびはありがとうございました (hayate)
2006-06-27 23:25:16
もちや様



こんばんは。このたびは、「京都の町内」についてご教授いただきまして、まことにありがとうございました。素晴らしい京都ブログですね。これからもお邪魔させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
月うさぎさま (もちや)
2006-06-28 06:59:34
おはようございます。

そう、まずもって、下鴨の宝泉堂さんにいきたいですわ。

ご近所のホテル(毎度のブライトンさん)でも、おちょぼと甘納豆をおいてはるんですけど、めっちゃ美味しいですわ。

(書いているうちにいただきたくなりました)

来年、宝泉堂さんの水無月ですね。情報をありがとうございました。メモメモ。(笑)
Tomoさま (もちや)
2006-06-28 07:05:59
おはようございます。

茶道資料館は、7月6日〜31日が夏休みですが、10月1日まで展示をされるそうで、是非お運びくださいませ。

最近、製茶図を拝見するのが楽しいです。

またそのころになると、各所で秋の特展もはじまるかと存じますので、順次お知らせいたしてまいりますね。

hayateさま (もちや)
2006-06-28 07:31:22
はじめまして。

ついつい書き込みしてしまして、出すぎたことをいたしまして、恐れ入ります。

hayateさまがお書きになった図のような、数本の道をまたいでいる町もあることにはあるのですが、基本は一本の道をはさんでの両側町です。それが基本で、あとはいろんな要因で、バリエーションができてます。

私はよそもんですが、現在上京に住んでいるもので、いろんなお役を通じて、生きた「京都の町」の勉強をさせていただいてます。

例えば、同じ上京でも、旧学区の新旧(といっても室町時代成立と江戸時代成立の差なんですけど)によって、お役の強弱があったりと、歴史をやっているものとしては興味深いお話がたくさんございます。はい。

ディープな京都は、ほんま楽しいですよ(笑)。

これに懲りずに、またどうぞ遊びにいらしてください。ではでは。

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