トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

新穂高から西鎌尾根で槍ヶ岳へ 2/3  (新穂高〜双六)

2017年07月26日 | データ
※3部構成
新穂高から西鎌尾根で槍ヶ岳へ 1/3 花編
新穂高から西鎌尾根で槍ヶ岳へ 2/3 新穂高〜双六
新穂高から西鎌尾根で槍ヶ岳へ 3/3 西鎌尾根〜槍ヶ岳〜下山

■2017.07.20-22 久々に北アでも行こうとまだ未踏破の西鎌尾根を目指す。予定した後半の天候が優れないため、当初予定より一泊減らし二泊三日で廻る。

自宅を0:30に出発、新穂高の登山者専用無料駐車場を目指す。(途中30分程ロス)

4:20駐車場着、既に7割は埋まっていた。
また、林道の駐車スペースも駐車禁止となっていることと昨今の登山ブームで駐車場確保が厳しくなっている。

準備をし4:45分頃歩き出す。
登山届を提出、しばらくは林道歩き。

06:26 わさび平小屋。

06:47 小池新道入口。ここから本格的な登山道となる。
双六小屋の経営者であった小池氏により1955年(昭和30年)開設。
私の生まれる少し前ですね。

07:42 秩父沢出合
雪渓からの冷風で涼しい場所です。お決まりの日本手拭で汗を拭き取りスッキリ。

雪が溶けた場所にはサンカヨウがまだ咲き始めである。
08:36 イタドリが原

雪渓も何度か渡り標高を上げて行く。
10:15 鏡池。槍穂の絶景ポイント

斜光(早朝、夕方)で無いのが残念だし池に波が立っているのも残念。

鏡平小屋。秋にここを目的地とし宿泊するのも撮影には最高の場所です。
さすが平日。

このルートとにかく暑い。
したがって何時もこれとなります。500円
尖っているのはかき氷だけではなく、背景の槍も・・・・

静かな鏡平小屋を後にする。
ここからが伊吹山の登山道と同じで灼熱地獄となります。

ズームで槍ヶ岳を一枚。

稜線に出ると涼しくなります。
そして双六岳が・・

そして今回のメイン、「槍ヶ岳から西に伸びる西鎌尾根」
槍ヶ岳は四方に尾根を伸ばしている東西南北に、東鎌・西鎌・槍穂高・北鎌の四稜がそれだ。

深田久弥は好きでないが
彼の『日本百名山』の中で
富士山と槍ヶ岳は、日本の山を代表する2つのタイプである。(中略)一生に一度は富士山に登りたいというのが庶民の願いであるように、いやしくも登山に興味を持ち始めた人で、まず槍ヶ岳の頂上に立ってみたいと願わない者はないだろう。

とある。

双六池、双六小屋の奥には鷲羽岳、水晶岳。

12:51 双六小屋。
小屋で幕営の受付しそこから鷲羽岳方面を
雲が湧きだした。

テント場。
真ん中のオレンジ、エアライズ2が本日のお宿です。
雲は広がるばかり。
双六岳からの槍撮影は断念。
双六岳飛行場を撮りたかった。

深夜、満点の星★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆。
新月でもあり天の川撮影には最高の夜となる。
実際はこんなもんでは無いです。

私のカメラでは役不足で三脚持ってきてないので。
夜半冷え込みインナーダウンパンツを履きこむ。

■2017.07.21 早朝夜明け前。

燕岳稜線から御来光。

レーザービームが山々を照らす。

雪渓にも。


小屋前での撮影を終え、テン場まで戻る途中にアクシデントが。

登山靴の紐が他の靴のDフックに引っ掛けりコケた。
右足の大腿四頭筋上部を階段部補強の丸太に痛打。
とっさに両手が出て止めたのでそれ以外は大丈夫。

原因は簡易に止めていた紐が少しめくり上がったズボンから出ており引っかかった模様。

山でヒヤリハットを実践していたが初めて墓穴を掘った。

後半に続く。

■コースタイム
1日目
山行:7時間27分(休憩:33分)=合計: 8時間6分
新穂高04:45→わさび平小屋06:26→06:47小池新道入口→07:42秩父沢出合07:51→08:10チボ岩→08:36イタドリが原→09:18シシウドヶ原→10:15鏡池→10:20鏡平山荘10:32→11:36弓折乗越11:42→12:01花見平→12:17くろゆりベンチ→12:51双六小屋泊

2日目
山行:8時間43分(休憩:1時間)=合計:9時間43分
双六小屋05:32→06:08樅沢岳→09:12千丈乗越→10:40槍ヶ岳山荘11:40→11:54飛騨乗越→13:21飛騨沢千丈乗越分岐→15:15槍平小屋

3日目
山行:4時間40分(休憩0)
槍平小屋05:50→06:54藤木レリーフG→10:30新穂高


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