前回の投稿から日数が過ぎましたがこれは前回に一応は完成となりましたが周波数の高い時には128バイトで
作って一応は可聴周波数をカバーしましたが不満が残りました。
高い周波数にも256バイトで波形を出すようにするにはメモリーを高速な物に替えれば良いことは分かっていたので
フラッシュメモリーは止めて別のメモリーICが手持ちの部品の中に無いかと探してみたらSRAMのアドレスアクセスタイムが35ナノセカンドのメモリーが見つかりました。
これを使えばクロック周波数を20MHz位までは高く出来るので使えそうなのですがSRAMでは波形のデータを電源を入れた直後に書き込む必要がありそれが電源を切った時には消えてしまうので波形のデータの書き込み回路をつけなければなりませんが幸いメモリーICの外形が前回のフラッシュメモリーの大きさの半分なので書込み回路を追加しても出来るのではないかと思いました。
そこで部品を集めて作ってみることにしました。
前回の物では電源を5Ⅴだけとしましたので出力振幅も3V位が限度でデジタル回路用の信号源としては低すぎるのとDCカットをして出力したので低い周波数で方形波を出すと波形が歪むのですがケースがプラスチックで小さいので諦めました。
今回はケースを大きくしてアルミケースにすることにしました。
作ってみてメモリーのアクセスタイムの速さを実感しました。
正弦波の周波数が256バイトで出力しても60kHz以上までミスラッチも無く出るようになりました。
今回は出力周波数の設定をするⅤRを多回転の物にしましたので周波数を細かく調整することができます。
低い周波数でもⅮCカットをしないで出力するようにしていますので1Hz以下まで出すことができました。
ようやく信号源が出来ましたので回路の実験に使えます。