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モンゴルハイ

2017年05月14日 | 今日の写真
モンゴルから帰ってきて
一瞬で東京スタイルの
時の流れの中に戻っていく

それでも群れから外れた馬は
草原の風を感じることができる

例えば新しくみつけた棲家は
風が通る丘の上で
昨日降った雨が土と草の匂いを運んでくる
朝と昼と夕方に
四谷のほうから教会の鐘の音が聴こえる
ヨーロッパの旧市街みたいで
なんだかとてもいい
坂を下っていくと
外堀沿いに緑があって
橋を越えると満員電車にも乗れる

モンゴルで暮らしているときは
例えば友だちとか知り合いとか
知らない人とか
馬とか羊とか山羊とか犬とか猫とか
子どもとかおじいちゃんとか
それから空に架かる虹や
地平線に沈む夕陽や
流星
月が照らす草の海
雨、風、草の匂い、太陽、ゲル、羊肉、
直接的に関わって笑ったり泣いたり感度したりするけど
東京にいるときは
間接的な関わりな感じがして、
例えばTVみて笑ったり
仕事して建前で話したり
満員電車で怒っている人たち
なるべく関わらないように避けたい
みたいなイメージ
もちろん友だちや知り合いもいるけど
みんな仕事に追われて忙しく働いているし
知らない人は怖いし
馬も羊も山羊もいないし
犬も猫も保健所に連れていかれるし
子どももおじいちゃんもいないし
それから空は灰色で
地平線もみえず
ビルディングに涼む夕陽は悲しくて
星を観たくても静寂な闇は訪れない
海はあるけどヘドロで汚れて

月だけは優しく東京を照らしている

モンゴルに限らずに
旅をすると、直接的な関わりが
増えるのかもしれないけど
そのせいか
旅から帰ってくるとすこしだけ
気分が高揚している
やがて消火されるのだけど

サッカーの遠征試合みたいな感じかな
たしかに試合した次の日って
カラダは疲れてもう動けないのだけど
頭だけはまたすぐにも試合したくてしたく堪らない
走り続ける馬のように

馬みたいな瞳をしてるねって
昔、誰かに言われたけど

モンゴルハイ

ウーロンハイじゃないよ
それにしても
冷やした白ワインが上手い

それから
ゴハンを炊いて
納豆と味噌汁とお漬物
それを白ワインで流し込む
なんという贅沢
至福の瞬間
なんだこりゃ
足りないものだらけだけど
かろうじていきています

それから
ギターを弾いて
洗濯をして
次の旅の準備

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