(仮)日本の医療 

医療の歴史を観る
文責 岡村常実

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自然派:韓流医学と八卦占い(八×八=六十四卦)5世紀

2010-08-10 08:16:44 | コラム

お隣の国・韓国の国旗をご存知でしょうか?オタマジャクシが巴になって、回りに4ヶ所算木が取り囲んでいます。真ん中のオタマジャクシは『陰と陽』を、算木は『天、土、火、水』を表しています。算木とはヒゲを生やした占いオジサンが筮竹でガチャガチャやって占う(八卦)道具です。この思想は中国から韓国にきましたが、やがて日本にも渡来してきます。陰陽五行説です。それに対して西洋では4体液論や精気説が主流でありました。現在では西洋理論はどんどん還元的に進化していき今や分子レベルでの病理の解明段階にあります。その点東洋医学は今にいたりましても古さを感じさせる事なく、寧ろ新鮮さを感じさせます。一寸した症状では東洋医学で対処する使い分け(2刀流)を考える人が多くなったと感じます。東洋医学は単なる形而上学的医学や対症療法だけでは無くロジックや哲学があり普段使いには良いかもしれません。医食同源、薬食同源なる言葉がある様に日本独自の医学『和漢方』も見直す時期かも知れません。

 さて、その陰陽五行説ですが、以前他の「病気と食べ物 病色 肝心腰の意味」でも書きましたが、もう少し踏み込んで焼きなおします。リメイク版です。【顔が黄色いとか手の平が黄色いなら膵臓や脾臓が悪い。その様な時は黄色の食べ物(大豆とか)を摂取するが良い。膵臓は甘い物を好むので、糖尿病に十分気をつけなければならない。膵臓や脾臓を病むと、腎臓や膀胱に害を及ぼす。】とあります。排便物が緑色の場合は肝臓疾患と言う訳です。これは胆汁同様有名なお話ですね。これは漢方医学の本筋で、五行思想と言います。これは病気になれば患部の内臓の色が顔や手足等表面に現れて来ますからそれと同じ色の物を食べれば良いと言う単純な古典的医療(知恵)法です。日本では982年現存する最古の医学書、丹波康頼「医心方」の500年程前のお話です。原典は1世紀頃の中国で編纂された「黄帝内経」になります。

まず五行から

『木、火、土、金、水』相性『水生木、木生火、火生土、土生金、金生水』

例:水は木を育てる。相克『金剋木、木剋土、土剋水、水剋火、火剋金』

例:木は鋸(金属)で伐られる。覚える原理はこれだけです。

 次は、応用編で体の部位にあてはめましょう。五臓六腑です。「五臓は陰」「六腑は陽」六腑の三焦は実在しません。  

      陰          陽     色     嗜好    意味 

木=肝臓           胆嚢    緑      酢     魂

火=心臓            小腸    赤      苦     神

土=脾臓(膵臓)    胃      黄      甘     智

金=肺            大腸    白      辛     聡

水=腎臓          膀胱    黒      塩     志     

 有名な腎虚(虚精液)などになりますと、白髪が増えて頻尿をきたします。前立腺癌は腎臓の弱りから来るとされ、その原因は塩の過分な摂取と言います。食品で良いのは黒豆、黒ゴマ、ウナギとか黒いものになります。五行説によりますと、 膵臓や胃が腎臓を悪くして前立腺に及ぼし、更に腎臓が心臓や小腸に害を与えるとあります。また肝臓はその字の如く魂を意味しており、腎臓は志を意味します。怒れば顔が赤くなり心臓に悪いとか言うのも何と無く納得します。 五臓六腑の役割外界(大気、食料)からエネルギー源「精」を受け、その「精」から「気」「血」「水」を生成する。「気」はなお「宗気、栄気、衛気、元気」に分割代謝し、精は先天の精(自然免疫?)後天の精(獲得免疫?)に分かれます。          続きます。

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