しんさんのよもやま話

12月6日（火）晴時々曇

昨日のドタバタな一日も無事終わり、いつもの居酒屋でちょっと一杯。
そしてこれから今週は夜に忘年会が２件あるのみとなった。やっとデスクの郵便物の整理やら読みかけの本をゆっくり読める時間ができた感じです。
ところで今年は世界中で世の中が変わって行く兆候を実感できる年になった感がある。イギリスのEU離脱、アメリカのトランプ次期大統領の出現、そしてイタリアのレンツィ首相の辞任、オーストリアの右派の台頭と続いた。そして来年はオランダ、フランス、ドイツがどうなるのか？いずれにしても従来の政治ではどこの国も立ち行かなくなって来たと言うことだと思う。それは先進国と後進国の谷間が埋まり世界中の国々が対等に交流できる社会になりつつあると言うことかもしれない。このことは先進国においては今迄の恩恵に預かれない人々がでてきたと言うことに繋がる。従って自国の利益を最優先にするナショナリズムがもてはやされるようになってきた。これは地球の歴史からみれば当然の結果とも言える。
人類が地球に出現してから絶えず繰り返されてきた民族間での興亡がまた始まるかもしれない。ただ過去と現代における大きな違いは地球上には既に新天地は存在しないと言うことである。もっとも新天地を求めて海底王国や地底王国を創るとか惑星王国を創るとかできれば新天地は存在するのかもしれないけど・・・。
まぁどうなるかわからないけどこれから数十年の間に世界は大変な局面に遭遇することになりそうである。その時富をうまく分配する思想によって平和を維持できるのか、はたまた理性を捨てて過去の過ちを繰り返すのか神のみぞ知ると言うことかな。いずれにしても我々一人一人が真剣に考える時代になって来たのかもしれない。人生は短いけれど、目先のことだけにとらわれず１００年後の未来も考えて行動したいものである。

柄にもないことを書いてしまった。でもたまには世界情勢を考えてみるのも良いでしょう。