レスポールの重さに大きな幅がある理由

実は・・・・
本家Ｇｉｂｓｏｎ社のレスポールは８０年代始め頃から
ボディをくり抜いて軽量化されています

４ｋｇ台前半のものは「ウエイトリリーフ」という穴が開いている場合が多いようです
直径４cmはあるでしょうかマホガニーバックが９ヶ所ほどくり抜いてあります
「チーズ」とか呼ぶ事もあります

コレは素人さんではメイプルトップを剥がさないと分からないと思います
判別する方法はちゃんとあるんですけどね・・・
書けないです。。。申し訳ないですが

３ｋｇ台のレスポールは「チェンバーボディ」の可能性があります
セミホロー構造になっています

この場合はキャビティからの確認ができます

「ウエイトリリーフ」のギターを嬉しそうに
「このギター木が乾いてるから軽いんだ」って言っているのを見ると
ちょっと教えたい気にもなってましたが・・・・

わたしは楽器商としてこの件についてはいろいろ考えるとこもあり
お客様には黙っている事にして来ました

でも、もうそろそろ「明確にしてもいいかなぁ～」って気になったので記事にします

こころよく思わない人が多いとは思いますが

リペアマン的な立場から見ると
ボディの左右の重量バランスが保たれる
重量軽減でライブでの負担がなくなる
といい事ずくめなのです。。。。。。。

ただ個人的にはテールピース下部の３個の穴はやめて欲しかったですが・・・

下にまた借り物の画像ですが載せておきますね