今年度、平安女学院大学の春学期に3,4回生に『建築史』を急遽教えることになった。興味はあるが、いわば素人だ。まあ学生にも言っているが「知ろうと」しているところは良い。教科書に「古典的」なものを選んだ。堀口捨巳、村田治郎、神代雄一郎、相川浩、川上貢共著『建築史』(オーム社)である。著者は全て東大、京大卒の工学博士で大先輩である。「これは、恐らく東大生も京大生も学んでいるテキストだから、しっかり負けないように勉強して欲しい」と言っておいた。毎週20頁位予習してこないと15回では終らない。西洋建築史、日本建築史、近代建築史5回づつだ。今日の私流の学生へのメッセージ:(1)歴史は、Hi-storyと言うように「心昂ぶる物語」である。テキストには建築図面、写真と難い説明があるが、皆がそこに登場する主人公として想像して読み学んで欲しい。(2)歴史を過去の干からびたものとするのではなく、Retro-future振り向けば未来、の精神で学んで欲しい。私自身もその精神で読み進めたい。
2 コメント
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- 建築史とは (ふじた)
- 2006-04-12 00:30:36
- 建築史とは、すっすごいですね。
- 歴史学は「最後の学問」では・・ (ichiro)
- 2006-04-12 06:33:37
- 西山夘三先生の最後の本が『住まい考今学』でいわば住居史の著作ですね。ある時、湯川利和先生に聞いたら「西山先生に若いときに都市計画史の研究をしたい、と言ったら、歴史学は高級な学問、若すぎると言われた」とのことでした。私が言っている「つながり」学も「人々とのつながり」「環境とのつながり」は比較的分かりやすいのですが、「歴史とのつながり」が一番分かりにくいのです。まあ原資料をいじる専門研究は、まず無理ですが、分かる範囲で、分かる資料を基に違った風景を描きたいと思っています。又議論して下さい。一寸「若い」が、最後の学問の楽しみに向けて・・。
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