ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2017.4.4採血後診察、ジェムザール4クール2回目投与成功

2017-04-04 21:22:24 | 治療日記
 昨夜は、普段通りに夫と2人で食事を摂った。息子の仕送りや患者会ニュースレター(2014年5月の大会の折、壇上でご一緒した2歳下のNさんの訃報に接し、絶句。)とともに届いた年会費の振り込み(用紙の通信欄に近況とNさんのご冥福を祈ります、と記入した。)を済ませ(郵便局は遅くまでOKで有難い。)、病院近くのホテルに前泊した。
 夕方から急ににわか雨が降ったり、と咲き始めた桜には無情にもお天気が猫の目のように変わる。

 入浴を済ませたら、あとは寝るだけにしてチェックインした筈なのに、ベッドに入ってから眠れないこと、眠れないこと。これから先のホテル前泊の予約をしたり、お手洗いに立ったり、お茶を飲んだり、瞑想アプリを聴きながらベッドの上で座ったりと、ありとあらゆる思いつく限りのことを試したが、結局3時半まで眠れなかった。体力温存するためのホテル泊なのに、最悪だ。

 3時間足らずで目覚ましが鳴る。今日は4割に減らしたジェムザール4クール2回目の予定である。夫にモーニングLINEをしてから、恒例熱めの浴槽足湯でじわじわと汗をかく。

 今回は、マグラックスやロペミンの助けを借りなくとも、便秘や下痢に酷く悩まされることはなかった。気持ち悪さは結構続き、ノバミンは5日間毎食後3度3度飲んだ。日曜日までは、怠さと疲れやすさで椅子に座っているのもしんどかったのだけれど、ようやく昨日の午後あたりから復調している感じ。

 ビュッフェレストランで有機野菜たっぷりのお惣菜やサラダ、焼きたてのパンなど(眼が卑しくて)、あれこれちょっとずつ頂く。天気予報によれば今日は気温が上がり、絶好のお花見日和になるということだ。薄いライナー付きのスプリングコートにして正解だったようだ。

 今日は予約時間がいつもより30分早かった。採血は白血球のチェックだけなので、結果が出るのに1時間はかからないだろうと、ひとまず15分ほど早く到着した。病院の前の通りの見事な桜並木を愉しみに出かけたが、まだ色が変わりだした程度の蕾だけ。陽の当たり具合で個体差が大きいようで、川の向こう岸の桜は大分花開いていて、薄桃色の綿菓子のように見える場所もある。

 いつものとおり自動再来受付機でIDカードを通し、採血受付へ。7分待ちとあったが、5分ほどで中待合に入れた。

 今日は初めて見かける、恐らく検査技師の若い男性。名札をつけていないので名前を呼んでご挨拶が出来ない。うーん、ちょっと嫌な予感かもと思ったら、案の定。あまりに痛くて思わず「ちょっと痛かったですけれど・・・」と言ってしまった。刺すときが痛いと抜く時も当然痛い。うーん、幸先が悪い。くわばらくわばら。

 止血しながら向かいの腫瘍内科受付に移動。月初めの保険証チェックも済ませる。まだ受付開始したばかりで空いているが、あいにく定位置の待合椅子は埋まっていたので、別の場所を確保して、読書を開始。今日は新書と文庫を2冊読めたが、読書日記については前回のものも含めてまた明日以降。

 30分ほどで “中待合へどうぞ”の番号が電子掲示板に出てしまった。今日は採血の跡が痛むので血圧測定は出遅れた。中待合に入ると、すぐに私の番号が診察中になる。

 「さて、お加減は?」と訊かれ「今回もやはりしんどかったです。怠さはようやく昨日から回復傾向です。お腹の調整はうまくいき便秘も下痢も気になりませんでしたが、吐き気止めは飲み切りました。」とお答えする。

 「そうですか。うーん。」とPC画面を見ながら腕を組んで仰る。白血球は4,000あり、なんと好中球は1,600だという。どうしたことか。身体の声が聴けていないということだろうか。今日も出来ないかも、と半ば諦めムードが一転、焦ってしまう。

 「それでは5割でもいけるということですか、と問うと、「いや、欲張らない、焦らない、で今日は予定通りにしましょう。こんなにあるとは思わなかったので、びっくりですね。骨髄は結構元気じゃないですか」と仰る。「はい、びっくりです。前回より好中球が上がっているということですよね。明日になればまた下がるのかは別として・・・」。

 先生が仰るには、ハーセプチンは身体にダメージがなく副作用があまり出ない薬だけれど、ジェムザールと併用しているので、その影響はあるかもしれない。今回は初めてジェムザール単剤が試せることになるので、実際それほど酷い副作用が出ないかもしれないですね、とのこと。

 再来週の5クール1回目の投与の後、好中球の下がり方を見て、もし大丈夫そうなら5割にしてみましょう。厳しければまた4割にする。骨髄の復活するサイクルがどんな感じなのかにもよると思います。」とのこと。

 「今は2投1休を目指していますが、先生としては隔週にするという選択肢があるとしたら、どちらが良いとお考えですか。」と訊いてみる。出来れば5割の2投1休がいいようだ。スケジュールが入り組むのもさることながら、隔週にすると投与量を増やす必要があるらしい。いずれにせよ、4クール目にして初めて2週連続投与が出来るわけである。嬉しいのとちょっとがっかりなのと半々、複雑な気分である。投与すれば体調は間違いなくダウン方向にいくわけだから。

 吐き気止めはどうしますか、と問われ、お腹の調子は大丈夫なので、以前頂いたナウゼリンで大丈夫だと思います。とお答えする。今日は薬局に寄らずに済む。嬉しい。
 診察室での体温は6度8分。ロキソニンを飲んでいながらのこの体温は、もしかすると微熱があるということか。

 そして、2週連続の化学療法室だ。Krさんから落ち着いたところで血圧を測ってくださいね、と言われ、計測。101-61、脈拍は89。
 待ち時間にはいつものように夫やお友達にLINEやメールで報告。「好中球が前回よりアップしていて不思議にびっくり!」というと「骨髄グッジョブ!」の返事が来る。Mさんから、外側のリクライニング椅子に案内される。まだ早いのであちこちガラガラである。今日は春の日差しを浴びながら読書が出来るわけだ。

 15分ほどして刺針にMさんが。前回のことがあるので緊張しているようで、「○○さんには気を付けてやりますので」と。もっとリラックスして頂いてよいのだけれど。4月異動を伺うと、以前急に辞めたKwさんが別の病院から認定看護師の資格を得て戻ってこられるとのこと、そして先週見て頂いたSさんは上の病棟にいらしたそうだ。

 さらに15分ほど待って吐き気止めのアロキシからスタート。今日はアロキシ15分、ジェムザール35分、生食15分の3本だ。ハーセプチンがないだけで1時間以上違うので、早いこと。
 10分ほど待って抜針はニューフェイスのKさん。衝撃なく丁寧にゆっくり抜いて頂けた。 終了後の血圧は106-55,脈拍は63。寝不足なので途中でウトウトかと思ったけれど、本が面白くてそのまま寝ずに終了した。
 
 会計へ向かい、時間を見計らって自動支払機へ移動。採血、投与で1万円ちょっと。4割だからということもあるが、なんとも安価である。10割で2投1休がコンスタントに出来れば、ハーセプチンと合わせてやはり1か月15万近くかかるのだけれど。
 外に出ると、ポカポカ陽気。ストールとライナー付きコートでは厚着すぎるかもしれない。

 今日の病院滞在時間は4時間弱。川岸の公園では桜が5分咲きといったところか、樹下でお弁当を開いている方たちも。子ども連れのお母さんたちがバドミントンを愉しんでいたり。平和なひと時で、思わず微笑みがこぼれる。

 こうして上手くいったのは、シュリシュリさんのお話で「すべては私にとって上手くいく、失敗を数えることをやめる」というコミットメントのおかげではないか、と夫に言われた。そうかもしれない。

 吐き気止めのおかげで気持ち悪さもなく、駅ビルで夫の大好物で以前から気になっていた道明寺桜餅や9周年限定のどら焼きを買い求め、乗り換え駅のレストランでゆっくりサラダランチを頂き、本を読み切って、調子に乗って今日頑張ったご褒美にナウゼリンを飲みつつハーフサイズのスイーツも頂いてきた。
 その後、夕食の食材を買い求め、大荷物になったので最寄り駅からは軟弱にもタクシー。

 帰宅後はさすがに疲れて最小限だけ片づけて横になる。そうこうしているうちに夫が帰ってきて夕飯の支度を肩代わりしてくれた。
 明日はまだ水曜日。今週は長い。メンバーが変わって事務室はとても落ち着かない雰囲気。いるだけで疲れる感じだ。会議も控えており、なんとか休まず週末まで頑張れるだろうか。

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