ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2017.3.15 採血・レントゲン後診察、ランマーク24回目、ジェムザール3クール2回目中止

2017-03-15 22:28:36 | 治療日記
 昨夜は、久しぶりに自宅で3人の夕食を囲み、夫が買ってきてくれたホワイトデーの春らしいケーキを頂いてから、病院近くのホテルに前泊した。冷たい雨が降っていて、寒い。

 今日は6割に減らしたジェムザール3クール2回目の予定である。夫にモーニングコールをしてから、恒例熱めの浴槽足湯でじわじわと汗をかく。
 今回は、マグラックスを毎食後3度3度飲んだことで、制吐剤アロキシによる便秘のコントロールが上手くいったが、怠さと疲れやすさは相変わらず。休息する以外成す術がない。朝食は少し控えめに摂り、チェックアウトして病院へ向かった。

 3月2回目の通院日。雨は止んでいるが、舗道はまだ濡れている。空は厚い雲に覆われ、また真冬の寒さに逆戻りだ。気温は10度までしか上がらないという。胸痛が気になる。

 自動再来受付機ではすんなりとIDカードを通せたし、採血受付でも待たず。それでも座る場所を探さないとならないくらい混んでいる。電光掲示板を見ると、20人弱の待ち人数で8分待ちと出ている。3月半ばというのにまだ手放せないダウンコートをエコバッグに入れ、態勢を整えて待つ。ほどなくして採血室へ。

 今日は治療が可能かどうかを判断する白血球等のチェックのみだから、採取は1本だけ。何度もお世話になっている女性技師のSさん。「お加減はいかがですか」と問われ、「毎回好中球が下がりすぎ、2回目が投与出来なくて・・・」とお話する。抜針時にちょっとビリッとしたが、1本だけなのですぐに終了。

 止血しながらエスカレーターで2階に上がり、レントゲン受付へ。昨年末以来3か月ぶりの撮影だ。こちらもかなり混雑しており、待合椅子が満杯。10分ほど待って名前を呼ばれ、再び中廊下へ移動してから、さらに10分ほど待って撮影開始。再び1階に降りて、腫瘍内科受付に移動。幸運にも定位置の待合椅子が空いていたので、読書を開始。今日は新書と文庫を2冊読めたが、読書日記についてはまた明日。

 30分ほど経ったところで読書の切りが良かったので血圧測定。97-68、脈拍は80。
 それから20分ほどして、“中待合へどうぞ”の番号が電子掲示板に出た。中待合に入って、40分ほどで先生が名前を呼びながらお顔を出された。

 いつものように「さて、どうでしたか?」と訊かれる。「今回はお腹の調整はうまくいきましたが、やはりしんどいです。10割を8割に(減量)した時は恩恵を感じましたが、8割が6割になっても殆ど変わらず、楽には感じませんでした。金曜日までは気持ち悪さが酷く、食事があまり摂れずにナウゼリンを毎回飲み、金曜日夕方から土曜日一杯寝込みました。息切れもして、ひたすら疲れやすく、何をするにも堪え性がありません。」とお答えする。

 「そうですね。前回と同じだけ下がっています。」と仰る。白血球は4,000あったが、中身の好中球は16%で640ほど。またしても投与OKの下限1,000には達していない。
 PCにはレントゲン画像が2枚並んでいる。12月半ば丁度3か月前に撮影したものと、今回のもの。顕著な増悪はなく、不変との読影結果だ。

 先生が仰るには、今の治療を始めたのが1月末だから、12月の撮影から1か月半の間の増悪(マーカーは上昇中だった)を差し引いて考えれば、今回3か月前と不変ということは治療が奏功していると考えられるようだ。

 「今日も中止しますが、次回どこまで減らせるかな。ひとまず4割で投与して翌週の好中球の下がり方を見て、大丈夫そうなら5割まで戻すのを目標にしましょう。ハーセプチン併用でなくジェムザール単独なら隔週でもいいですが、3週に1度のハーセプチンがあるので、通院頻度が大きくなり、難しい。1週目の量を6割にして最初から2週目、3週目を休むか、どちらにするかは今後考えましょう。無理矢理に白血球を上げてしまうという手もありますが・・・」とのこと。

 確かに2012年、EC投与当時、白血球が下がっている体調不良の中、白血球を上げるグラン(G-CSF)注射を打つためにだけ3日連続で往復3時間かけて通院しなければならず、精神的にも肉体的にも負担が大きかった。今は1回打てば10日連続で打つのと同様の効果があるジーラスタという薬がある。けれど、3週に1度の薬だと良いのだが、2投1休だと注射するタイミングが難しい(水曜日治療だと土曜日注射がベスト)のだそうだ。

 ここのところ気になっていることを訊いてみる。「ジェムザールは副作用がマイルドということで選びましたが、減量してもこんなに好中球が下がってしまうのは歳のせいでしょうか、それとも(骨髄機能が)弱っているということでしょうか。」と問うと、「ジェムザールは本当に個人差が大きいのです。○○さんのように好中球がうんと下がる方もいるし、血小板がどーんと下がる方もいるし、全く何にも感じない方もおられます。相性もありますからね。」とのこと。

 実際、初発の術後療法でまだまだ骨髄機能が元気な患者さんでも、吐き気が酷く出るECが全く大丈夫で、それほどでない筈のウィークリータキソールで吐き気に悩まされる方もいるそうだ。本当に千差万別なのである。まあ、少ない量でもこうして身体が反応しているのだから、少ない量で効いてくれれば相性は悪くないと思うのだけれど。

 次回からはまずは4割で投与し、好中球の落ち方を見て、5割に戻す。いったん始めたので次回効果測定のためにCT撮影をするまではジェムザールを続けるという方針になった。次回2週間後の予約が入り、ご挨拶をして診察室を後にした。

 今日は化学療法室に入らず、いったん中廊下に出てランマーク注射を待つ。検温を忘れたのに気付いたけれど、特にお咎めもなし。30分ほど待って診察室の隣の処置室に入る。遊軍の看護師さんに体調が思わしくない旨こぼしながら、ゆっくり時間をかけてランマークを打って頂く。気を紛らわせることが出来、無事終了。
 
 会計へ向かい、時間を見計らって自動支払機へ移動。採決・レントゲン・ランマーク注射で15,000円ほど。
 外に出ると、相変わらずどんよりとした曇天。寒い。先週1,200だった好中球は予想通り半減してしまった。けれど、今日2回目の投与をしないで済んで、あの気持ち悪さと怠さから一時解放されると思うと、どこかに治療が予定通り出来ないという焦りよりも、ほっとしている自分がいる。情けないけれど、事実である。

 今日の病院滞在時間は3時間強。乗り換え駅のレストランでゆっくりお昼を頂き、本を読み切ってから夕食の食材を買い求めて帰宅した。
 帰宅後は洗濯機を廻し、洗濯を干す。忘れ物大王ジュニアの息子が昨日出来なかったミッションのフォローに徹する。なんとかリカバリーが済み、夕食の支度。

 明日はまた会議だ。準備やら何やらを考えると、やはり今日は治療が出来なくて良かったかも、と思ってしまう。年度末残すところ半月。実質出勤日は何日あるだろう。それでも好中球が低いのは事実だ。ここで風邪をひいたり、インフルエンザに罹患しては元も子もない。引き続きうがい手洗いをしっかりと、ようやく戻った食欲とお腹の調子を大事にしながら、次回投与までの2週間、体力回復に努めたいと思う。
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