ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2017.6.14 採血レントゲン後口腔外科&腫瘍内科受診、ジェムザール(5割減)8クール1回目)、ランマーク26回目

2017-06-14 23:08:12 | 治療日記
 昨夜は思い切って5週間ぶりにSさんの瞑想ヨーガのクラスに参加した。小雨がそぼふり、肌寒い日だ。風邪もまだ抜けていないけれど、気持ちを落ち着けて翌日の治療に臨みたいと思った。そんな思いを持って参加したところ、クラスはモーナム(散らばった心の絶え間ないお喋りを一つに集めて心を穏やかに落ち着かせる)というヨーガの智慧のお話から始まり、今の私にとてもフィットした。久々にお目にかかる指導者養成コースの方たちが数人、初めての方も多々いらしてちょっとザワザワしていたが、やはり行って良かった。

 クラス後、Hさんと私鉄途中駅までご一緒した。雨はあがっていたが、デニムのジャケットを着てストールをしていても決して暑くなかった。
 いつものホテルにチェックイン。ゆっくり入浴して、ベッドに入った。明け方一度目覚めたが、今回は部屋の空調が上手くいき、瞑想のおかげもあったせいかよく眠れた。

 今朝、夫にモーニングLINEしてから、熱めの浴槽足湯を済ませる。今日も曇天。昨日より気温は上がるというが、それでも低めだ。道は雨に濡れている。やはりまだ風邪が抜けきらず、頻繁に鼻水が出る。今日は口腔外科もあり、長丁場になりそうということでしっかりとお腹に入れ、チェックアウトして病院へ向かった。

 IDカードを通して採血受付機へ。ピンクの番号札を見ると15人近く待っており、7分待ちとあった。荷物を整理しながら一息つき、10分ほどで採血室へ入った。今日は白血球のみのチェックなので1本だけ。担当は、いつだったか血管から血が漏れて刺し直された女性だったので、ちょっとドキドキしたが、今日はひとまず無事クリア。

 止血しながらエスカレーターで2階に上がってレントゲン受付へ。殆ど待たずに中待合へ移動すると、ほどなくして名前を呼ばれる。こちらもスムーズに進み、撮影無事終了。

 今度は同じ階の口腔外科へ移動。4年ぶりの受診なので、問診票を書くところからスタート。ファイルには「(他科)併診あり」のカードが入れられている。予約時間にはまだ大分あるが、本を読みながら待つ。小一時間して電子掲示板に中待合へどうぞ、の番号が出た。これなら予約時間にすんなり診て頂けるかなと思ってからが、それはそれは長かった。

 結局、そこで待ち続けること2時間半近く。どんどん混んでくるが、後から来たように見える患者さんたちに次々に抜かされていく。途中1時間半を過ぎた所でさすがに心配になり、「既に腫瘍内科の予約時間を過ぎたのですが」と言うと、看護師さんから「連絡しておきますから大丈夫です」とのこと。

 ようやくお昼直前に呼んで頂けた。女性のK先生はまだ30代くらいだろうか。目がパッチリ睫毛が長い(羨ましい)方だ。
 これまでの状況をお話して、診て頂く。これまで上顎の口蓋隆起ばかり気にしていたが、先日地元のクリニックで診て頂いた折、なんとなく下顎を見ると、両脇に同じような骨隆起を発見してしまった。
 こちらも痛みはないがずいぶん皮膚が薄く白っぽくなっており、ゴツゴツと骨が出っ張っている。つまり抱えている口蓋隆起は合計3か所なのである。

 今、上顎の口蓋隆起部分は腫れが退いて、いわゆる喉元過ぎれば・・・になっているが、診て頂くと「傷になっていて、痛いでしょうね」とのこと。ただ感染が見られる状況ではないので、軟膏を塗って経過観察も選択肢の一つだという。

 入れ歯が当たって常時痛むとか、隆起が大きくて滑舌が悪くなる、という状況なら手術を進めるが、そこまでの状態ではないこの隆起を取る(切開して削る)となると、顎骨壊死を起こすリスクがあり、取るかどうかはやはり本人の意思次第だという。そして、上顎一か所なら局所麻酔で対応出来るが、3か所となると負担が大きすぎるので全身麻酔とのこと。

 いやいや、全身麻酔の手術の辛さは何度も経験して身に染みている。加えて術後の顎骨壊死を引き起こすリスクを抱えた手術は出来ることなら勘弁して頂きたい。
 だからといって、局所麻酔で意識がはっきりした状態で切開して骨を削るのも、これまたできれば勘弁してほしい。

 ということで、次回6週間後に経過観察の予約を入れて頂き、ひとまず傷口があるうちはステロイド軟膏(ケナログ口腔用軟膏)を塗るように、と処方して頂いた。

 腫瘍内科受付に移動したのはお昼過ぎ。既に病院に入ってから4時間が過ぎている。さすがに午前中の混雑はなく、待合椅子はまばらである。すんなりいつもの定位置を確保してから、まずは血圧測定。120-76、脈は74。いつもは朝の測定だから、それに比べて大分高くなっている。
 15分ほどして中待合へどうぞ、と番号が出て、ほどなくして先生が診察室からお顔を出された。
 「“おはようございます”ではなく“こんにちは“になってしまいました。口腔外科に行ってまいりました」とご挨拶。「混んでいるからなあ」と仰る。まずは口腔外科のご報告。全て取ると全身麻酔のオペになるということで、経過観察にしました、と。
 先生も(全身麻酔をしての)手術はとんでもない、というふうに首を横に振られた。

 また、先週から風邪をひいて今朝も葛根湯を飲んでいること、2週間前の投与後は最初ドンペリドンとマグラックスのおかげでわりと快調だったが、途中吐き気止めをノバミンに変えてから便秘がちになり、今週まで日に1日はマグラックスを飲んで調整しているとご報告。診察室での検温は6度2分。足湯の効果が薄れているのか、お昼過ぎだからかちょっと低めである。

 採血の結果、白血球は4,400、好中球が1,500。2週間かけて復調しており、ランマークも含めて予定通り治療が出来ますね、とのこと。
 PCには前回と今日のレントゲン画像が並んでいる。ぱっと見あまり変わらないのかな、と思うが、右のポート脇は大きく濃くなっており、右下の一番大きいものも一回り大きくなっている。ちなみに測ってみると、前回は5,5センチだったものが6センチに。左のものは特に変わらないようだ。淡々と画像を見、先生のお話を聞きながら、6センチの肺の腫瘍は決して小さくないな、とちょっとしょんぼりする。

 ということで、前回撮影の1月から5か月経つし、近々CTを撮影しましょうとおっしゃり、来月予約を入れて頂いた。
 「明らかに急に悪化しているわけではないので、ゆるゆるした(ジェムザールの)治療でもある程度押さえているだろうが、押さえ切れていないということですね。」とのこと。「では、薬変更ですか。今回まだジェムザールに変更してから半年経っていないし、前回から隔週の予定を組んだばかりですが」と訊くと、「悩ましい・・・」と仰る。いずれにせよCTの結果でまた悩むことになるだろう。ご挨拶して化学療法室へ向かった。
 
 化学療法室へ移動。既に午後なので、点滴を待つ待ち人で溢れているいつもと違って、ちょっと落ち着いた感じ。待ち時間にいつものように夫やお友達に報告LINEやメールを打つ。Sさんからご自身も外来に向かっていると連絡がある。なかなかお目にかかれないのが気がかりだが、こうして連絡を取り合えるのは嬉しい。

 10分ほどでKwさんから声がかかって、外側のリクライニング椅子に案内された。「口腔外科が混んでいて、3時間たっぷり待ちました」と言うと、「それでこんな時間になったのですね、でも却って(混雑が一段落して一巡目の方たちが退けているので)お待ちにならずに済んで良かったですよ」とのこと。その後、15分ほどしてOkさんが針刺しに見える。ちょっとの衝撃で相変わらずの早業。ここでも口腔外科のオペはやめて経過観察にした旨ご報告。薬が届くのに15分ほど待つ。

 今日は、デキサート(ステロイド)とアロキシ(吐き気止めのセロトニン拮抗薬)の混合、5割減量のジェムザール、生理食塩水の3本だ。Kwさんが点滴を始めてくださり、吐き気止めは15分。待ち時間に持っていた2冊の文庫をほぼ読み終えてしまったので、ちょっと手持無沙汰。ジェムザールの30分と最後の生理食塩水の15分の間にKwさんがランマーク注射。7週間ぶりだ。お喋りをしながら痛みから気を散らして頂いて、無事終了。

 化学療法室では待ち時間が少なく、始まって1時間強で終了。抜針はKwさん。やはり衝撃がある。ポート周りは内出血ですっかり肌の色が変わっている。血圧は108-59、脈拍は63。看護師さんたちにご挨拶して化学療法室を後にする。
 計算時間を見計らって自動支払機へ移動。IDカードを通し2科受診、採血・レントゲンと点滴・注射の3割負担で3万円弱をカードで支払う。

 ずっと院内にいたのでお天気が分からなかったが、外に出ると日が差してきていて、温度が上がっている。昨日の雨傘は今日の日傘だ。前回4週間分内服薬を出して頂いたので、本当なら薬局に寄らずに済んだのだが、口腔外科の軟膏が処方されたので、それの受取のみ。薬局に入ると、待合椅子はそこそこの混み方。順番を追い越されることなく30分ほどの待ち時間で済んだ。500円弱を現金払い。

 病院と薬局の滞在時間は優に7時間。さすがに草臥れて顎が出た。駅ビルのランチタイムも終わってしまったが、気持ち悪さが酷くないので、ひとまず薬を飲むためにレストラン街に。今日は野菜たっぷりの混ぜ麵をお腹に入れた。電車で席も無事確保したら、読む本もなく、いつのまにかウトウト。乗換駅で迷うことなくお弁当などを調達し、大荷物だったのでこれまた迷うことなく最寄り駅からはタクシーで帰宅。

 帰宅後は最低限の片づけをしてリビングで横になる。夫が帰ってきた時も寝込んでいた。いつものことながら、夜には食欲がすっかりなくなっている。丼の具をちょっぴりと果物を食べて終了。目がしょぼついて怠くて眠い。投与の夜は何もする気が起きない、がすっかりパターン化してしまった。夫には申し訳ないけれど、致し方ない。家事のレベルはうんと低下したけれど、ここで無理してイライラするのはお互いに不幸だ。「何々をしなくては」という執着をうまく手放す、のが一番。

 明日は、会議の準備や週末のイベント出勤の準備であれこれやることが多い。なんとか乗り切らなくては。こんな時間になってしまったが、お風呂に入って少しでも早く休みたい。
 そして、今日読んだ本は2冊とも素晴らしかったので、明日以降必ずご紹介の記事をアップしたい。

 記録のために。昨日届いた今月初めてのお花は深紅とピンクの薔薇が3本ずつ、可憐なハイブリッドスターチスが2本、レザーファン。花言葉はそれぞれ「愛らしい」、「いたずらな心」だという。シックな花瓶に夫が投げ入れて玄関に飾っておいてくれた。癒される。
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