南米コロンビアにプロ野球リーグが・・・Σ(・□・;)
コロンビア・プロ野球リーグの歴史については、友人Jが子供のころからあったという。いつからだ?
調べてみると1948年からの歴史を持つようだ。その後大体4つの時代をもっていて、現在の形は1999年から続いている。現在はカリブ海側の4球団で年間120試合(これは聞いた話でネットには50試合と書いてある)、しかも10月から1月の4か月間で試合を消化するそうだ。
4球団はコルドバ県のレオンズ、スクレ県のトロス、あとカルタヘナとバランキージャノチームがあるそうだ。
カイマネス・デ・バランキージャ(Caimanes de Barranquilla)
ティグレス・デ・カルタヘナ(Tigres de Cartagena)
レオネス・デ・モンテリア(Leones de Montería)
トロス・デ・シンセレッホ(Toros de Sincelejo)
かつて(といっても2,3年前)日本人が2,3人球団に所属していて、売店のおばちゃんからは、「日本人でな、良い投手がいてなあ」っていわれた。いつもは「チナ?コリアノ?」とか言われるのに、今日は「ハポネス?」って言われたのでありがたかった。後でネットで見ていたら、その選手は石川県にゆかりのある選手で石川ミリオンスターズの長谷川潤投手(2014-2015在籍)であった。
今回は幸いコルドバ視察を兼ねて友人が連れていってくれた。
本日の試合は地元モンテリア・レネスズとスクレ県・シンセロホ市のチーム・トロスとの対戦。
試合は前半は投手戦となり0-0のまま試合が4回まで進む。ゲッツーがあったり、盗塁があったり、なかなかオモシろい。
途中、友人がビールをご馳走してくれるなどとても気持ちよく観戦することができた。
5回の表、これまで好投を続けていたレネスズのピッチャー2アウト2,3塁としたところで、交代。
この交代がこれからの悲劇を招く。
2番手ピッチャーが最初のバッターをファーボールで歩かせ、満塁。
さあ、満塁策で難なく抑えるかと思ったら、押し出しファーボール。
押し出しでの一1点でも選手全員で生還した選手を迎える。
そのあとも押し出しやワイルドピッチついには満塁ホームランまで出てしまう。
結局12-1の大差で地元レネスズは敗退となった。
試合が決定した時点で球場を後にしたが、日中のくそ暑い時間に比べて、さわやかで心地よい風にあたりながら野球を見ることができて何とも幸せな時間を過ごすことができた。
ホテルに帰るとコロンビアサッカーリーグのチャンピオンを決める試合がテレビ放映されていた。
応援しているサンタフェが先行するもその都度追いつかれ結局2-2の同点。おそらく得失点差で
ミジョナリオが
優勝。友人Sは泣いていることだろう。
コロンビアはスポーツが盛んな国だ。