MacBook(late 2008)にUbuntu 11.04をインストールしてみた

※画像多めです。

ちょっと前に、ふとしたきっかけでWindows上に仮想マシンとしてUbuntu(Linuxの一種)を入れてみました。今までLinuxなんてロクに触ったコト無くて、ぶっちゃけ「なんかサーバとかに良く使われてて、コマンドで操作するマニアックなOSでしょ?」くらいのイメージしか持って無かったんですけどね?

しかしこのUbuntuは、デスクトップ用OSとして多くの人にとって使いやすいように、という設計思想で作られているそうで、しっかりしたGUIも備えててLinux初心者にもオススメという話を聞いて興味を持った次第。Windows、Mac OSの次はLinuxも嗜んでおこうかなぁと。んで、実際仮想マシン上で使ってみたら思いの外ふつーに使えてビックリ。

そこで今度は、Ubuntuを仮想マシンではなくてネイティブで動かしてみたいと思うようになり、手持ちのMacBookにMac OSとのデュアルブートという形でインストールしてみるコトにしました。

MacBookは5,1(13-inch, Aluminum, Late 2008)、C2D 2.0GHzモデルです。なんでこのマシンに入れようと思ったかというと、ちょっと前にOSをLionにアップグレードしてみたものの、なんか結構動作がもっさりするようになってしまい、もっと軽快な環境を作りたいと思ってたところだから。普段はUbuntu使って、必要なときだけLion使えばいいんじゃね?と。

で、WEBでてきとうに情報収集してLionとUbuntuのデュアルブート環境作りに勤しんでみたワケですが、結論から言うと失敗しました。パーティション切ってそこにUbuntuをインストールするところまでは行くんですけど、インストール終了後再起動すると、黒い画面にカーソルがチカチカ点滅したまま先に進まない。

なにかヒントはないかとググッてみたりしたんですけど、コレといった情報が見つからずギブアップ。仕方が無いので、MacBookを購入時の状態に初期化(OSはLeopard)した上で、再度挑戦してみました。Leopardに戻したのならもう無理にUbuntu入れる必要無いのでは?という説もあったんですが、そこはなんというか意地です。

結果、Leopard + Ubuntuのデュアルブート環境を作るコトには成功したので、ここにメモっておきます。なお、実際に試してみる場合には自己責任でお願いします。MacBookの世代によっても特定の不具合が出る/出ないという違いが結構あるみたいなので注意を。英語ですが、以下のUbuntuのヘルプページにMacBookの世代ごとにハードウェアの動作状況がまとめられています。

MacBook - Community Ubuntu Documentation

Ubuntuインストールディスクを作成

なにはともあれ、まずはUbuntuのインストールディスクを作成します。私が使用したのはUbuntu 11.04 Desktop 日本語 Remix CD。以下のページからISOイメージをダウンロードし、CD-Rに焼いておきます。

Ubuntu 11.04 Desktop 日本語 Remix CD リリース | Ubuntu Japanese Team

ダウンロードはもちろん無料。Mac OSも相当安くなってはいるものの、「OSは有料」というのが当たり前になっていた身としては、タダでOSが手に入るというのは結構衝撃的。

BootCampによるパーティション作成

まず最初にBootCampを使ってパーティションを切ります。[アプリケーション] - [ユーティリティ] からBootCampアシスタントを起動し、適当な大きさのパーティションを作成。

BootCampはあくまでWindows用のパーティションを作るという触れ込みのソフトなので、画面でも「Windows」と表示されてますが気にしない。とりあえず50GBほどパーティション切ってみました。

んで、パーティションの作成が終わると「Windowsのインストールディスクを突っ込んでインストールを開始しちゃいなYO」と言われますが、Windowsのインストールディスクなんてありませんので、ここは「終了して、後でインストール」をクリック。

これでBootCampはお役御免。

rEFItのインストール

今度はMacにrEFItというソフトをインストール。

rEFIt - An EFI Boot Menu and Toolkit

「Mac disk image」と書いてあるやつを落としておけば間違いないです。あとはディスクイメージをマウントして、ふつーにmpkgをダブルクリックしてインストールするだけ。このソフトを入れておくことで、デュアルブート環境での起動時にグラフィカルなメニューから簡単にOSを選択して起動するコトができるんだそうで。

Ubuntuのインストール

rEFItのインストールが終わったら、いよいよ最初に作ったUbuntuのインストールディスクをMacBookに突っ込んで再起動をします。んで、再起動時にOptionキーを押しっぱなしにして、ブートするドライブを選択する画面を表示させます。

突っ込んだUbuntuのディスクが「Windows」と表示されてますが、構わず「Windoiws」を選択。するとディスクの読み込みが始まるのでしばらく放置。しばらく放置しておくと、「Ubuntuを試す」か「Ubuntuをインストール」かを選択する画面が出てきます。ここは「Ubuntuをインストール」を選択。

ちなみに、「Ubuntuを試す」を選択すると既存のシステムには影響を与えずに(HDDにはインストールせずに)Ubuntuを実行するコトができるので、「とりあえずUbuntuを試してみたい」という場合はそれもアリです。

「Ubuntuをインストール」を選択すると、「正常にインストールするためコンピュータを確認してください」という画面が表示され、HDDに4.3GB以上の空き容量があること、電源に接続されている(バッテリー駆動じゃない)こと、インターネットに接続されていること、がチェックされます。

ディスクの空き容量と電源は問題ないとして、インターネット接続はこの時点では有線で繋いで先に進めました。それから、「インストール中にアップデートをダウンロードする」と「サードパーティ・ソフトウェアをインストールする」にチェックしておきます。「サードパーティ・ソフトウェア」ってのはFlash等のプラグインや無線ドライバとかみたいですね。これらはオープンソースでなくラインセンス条項が異なるためにオプション扱いになっているみたい。

そして「ディスク領域の割り当て」という画面が表示されるので、「UbuntuをMac OS Xとは別にインストール」……ではなく、一番下の「それ以外」を選択して進めます。

すると今度は「ディスク領域の割り当て」という画面が標示されます。ここではドライブのパーティションが一覧表示されているので、さっきBootCampで作ったパーティションを選択します。デバイス名を見ただけだとピンと来ませんが、「サイズ」を確認して自分が作成したパーティションサイズに大体一致するやつがそれ。たぶん一覧の下の方にあります。

パーティションを選択したら「変更」ボタンを押し、「パーティションを編集」ダイアログを表示させます。ここの設定を間違えると先に進めなくなるので注意。パーティションのサイズはBootCampで作成したサイズがそのまま入っていると思うのでそのまま。「利用方法」は「ext4 ジャーナリングファイルシステム」を選択。「パーティションの初期化」にチェックを入れる。「マウントポイント」は「/」を選択。

これで「OK」をクリックし、「ディスク領域の割り当て」画面の下にある「Device for boot loader installations」で今設定したパーティションと同じデバイス名を選び、あとは「インストール」をクリック。

「スワップスペースとして使うパーティションが選ばれてないよ」と警告のダイアログが出ますが、華麗にスルー。

あとはインストール作業が進む中、居住地域やキーボードレイアウトの選択、ユーザー名とパスワードを入力したりします。ちなみにキーボードレイアウトには「Japan - Macintosh」というのがあったのでこれで良いのかな、と思ったらすげえ変なレイアウトになってしまったので、ただの「Japan」にしとくのが良いようです。

そしてしばらく放置しておくとインストールが完了し、再起動を促されるので「今すぐに再起動する」とクリック。Lionでやったときには、このあとブートしなくなっちゃったんですよねー。でも、Lionインストール済みのMacにUbuntuを入れたという記事もいくつか見かけたので、やり方さえわかればいけるっぽくはあるんですが。Leopardで初期化したあとは問題無く再起動できました。

再起動するとrEFItの画面が表示され、Macの林檎マークとLinuxのペンギンが選択できるようになっているので、ペンギンを選択して起動。これでUbuntuが起動するはず。

あとはインストール中に作成したユーザーとパスワードでログインしてインストール作業は終了。次のエントリでは、インストール後に行った設定やらとりあえずインストールしてみたアプリを書いてみたいと思います。

MacBookに入れたUbuntuの設定メモ その1 - 大須は萌えているか?

MacBookに入れたUbuntuの設定メモ その2 - 大須は萌えているか?

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