TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

VIBRATE/PHIL SOUSSAN

2006-10-29 00:43:25 | TOTO&FUSION
前回GEORGE & GとやらのCDのご紹介をしましたが、これもまたそれに近いアルバム。
OZZY OSBOURNEバンドを始めとしたハードロック系ベーシストとしての経歴が長いこの人、PHIL SOUSSANの2005年にレコーディングされたソロアルバムです。(日本では今年の6月にリリース)

STEVE LUKATHERのソロアルバム「LUKE」への参加、「MINDFIELDS」の1曲目「AFTER YOU'VE GONE」におけるLUKATHERとの共作、EDGAR WINTER、LUKATHERとのツアー参加など、STEVE LUKATHERとの親交が厚いだけにTOTOを中心としたその周辺のミュージシャンによる強力なサポートにより制作されています。

ハードロック系のキャリアが目立つものの、このアルバムはベーシストとしてのPHILをフィーチャーしたものでなく、彼のボーカルをメインに据えて爽快にAORしてます。PHIL自身の弾くギターリフ、そして元MR.BIGのRICHIE KOTZENやSTEVE LUKATHERのギターソロあたりにハードロックぽさも残ってますが、JEFF BABKOによるRHODESやオルガンサウンドにDAVID PAICHのクラシカルなピアノがほどよく中和していい感じですね。ただ、曲そのものはどれもおんなじような感じ(というかテンポがどれもほとんど変わらないんですね)でちょっとモノ足りないかも。

それこそ80年代はTOTOメンバー参加アルバムばっかり、ってな状況でしたが、21世紀に入るとさすがに見かけることがなくなりましたよね。そんな中でこのアルバムはベーシストで重なるMIKEを除くTOTOメンバー全員が参加しているという、(おっとGREGも参加してません、忘れるとこだった)当時を彷彿させるようなクレジットが最近ではちょっと珍しいアルバムなんです。

VIBRATE/PHIL SOUSSAN
PHIL SOUSSAN(vo,b,g)SHANE FONTAYNE/RICHIE KOTZEN/STEVE LUKATHER/WHITEY KIRST/TREVOR LUKATHER(g)DAVID PAICH/JEFF BABKO/STEVE PORCARO(keys)GREGG BISSONETTE/SIMON PHILLIPS(ds)TEDDY ANDREADIS(harmonium)

ZAIN RECORDS ZACB-9025

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