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こだまでしょうか(金子みすず)

2012年11月05日 | 名言
これは震災時に各テレビ・ラジオのCMが控えられたとき、

時間を埋めるため代わって流れたCMの一つです。

今も強く記憶に残っているので載せました。




こだまでしょうか
 

「遊ぼう」っていうと

「遊ぼう」っていう。
 
「ばか」っていうと

「ばか」っていう。
 
「もう遊ばない」っていうと

「遊ばない」っていう。
 
そうして、あとで

さみしくなって、
 
「ごめんね」っていうと

「ごめんね」っていう。

こだまでしょうか、

いいえ、誰でも。



ACのCMに登場する 『 こだまでしょうか』という詩は、1903年山口生まれの女性童謡詩人
金子みすず(金子みすゞ)の作品。没後80年以上経ってもその詩はまったく古びず、
今、目の前で作られ、読まれたもののように自然に心へはいってくる。あまりにはやく亡くなった金子みすず。
彼女の詩は没後散逸し、幻の童謡詩人といわれた。しかし、戦後「日本童謡集」という書籍に
「大漁」という金子みすずの詩が掲載され、それが童謡詩人の矢崎節夫氏の目に偶然とまった。
この作品に魅入られた矢崎氏は実に16年間にわたってみすずの作品を探し続けたという。


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