JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

美しきライバル (リオ五輪)

2016-08-20 | Weblog
2日続けて早朝から女子レスリングの生中継を見てました。

アテネから正式種目となった女子レスリングに関しては山本美優派という事もあり、彼女が退いた後では・・・という事で、過去3大会はニュース映像で見るに留まっていました。

今回の逆転続きの金メダルラッシュは本当に素晴らしかった。
それだけに吉田沙保里の4連覇には何か厭な予感があったのだが、まさかの番狂わせが起きてしまいました。
負けた姿がこれだけ胸に迫る選手というのも珍しく、ただただ呆然。
敗退後の涙のインタビュー、「銀メダルに終わってしまってごめんなさい」の言葉。「銀メダルに終わって悔しいです」と言わせてあげたかったですね。

それにしても、登坂絵莉、土性沙羅 、川井梨紗子と若手が出てきたのは良い事で2020にも期待が持てる。年齢的には苦しいが伊調馨や吉田沙保里だって、まだまだ君臨するかもしれない。あの2人なら有りうる事だ。

しかし、よくよく考えると、オリンピック種目から外されそうになり、協会等の必死の努力もありオリンピック種目継続になったのがレスリング。
日本のメダルラッシュに浮かれていても、これが2大会連続メダルラッシュとかになったら、またしても種目除外の話が持ち上がるのではないかと心配になる。女子の種目が無くなるのは仕方ないとしても、男子の方にも飛び火するのはご勘弁願いたい。

そのためには女子も日本以外の国にもっと頑張ってもらわにゃならん。

・・・と言う事で今回は伊調馨、吉田沙保里と決勝を戦った美人レスラーに注目してみました。


ワレリア・コブロワゾロボワ (露)
1992年10月9日生 23歳 164cm、58kg
フリースタイル女子58kg級 銀メダル

伊調馨との戦い、後一歩で金星を逃した時のだめだったか感とその後の潔さが好感度大でした。
髪を掴んでしまい日本人からブーイングもあったようですが、決勝までの勝ち上がりの試合も強くてカッコ良かったですね。





ヘレン・マルーリス(米)
1991年9月19日生 24歳 163cm、56kg
フリースタイル女子53kg級 金メダル

吉田沙保里との決勝。憧れの選手を破るジャイアント・キリングに歓喜の涙。吉田との対象的な涙が印象的でした。




もちろん、伊調馨、吉田沙保里も美しくカッコ良いわけですが、彼女等の場合の美しさはレスリングあってこその物ですからね。




これからレスリングフリースタイル男子57kg級、樋口黎の決勝。
男子も金を獲って欲しい。

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