イースタン・リーグ ファイターズVSベイスターズ

天気の良かった先週の日曜、このところ遠征に味を占めてしまっていたので、根性無しなので電車移動が増えてしまっていた事もあり、野球＆サイクリングにする事に決め、向かったのが千葉県は鎌ヶ谷のファイターズ・タウン。
イースタン・リーグ公式戦
DeNA横浜ベイスターズVS鎌ヶ谷日本ハムファイターズ

荒川CRを使い四ツ木橋を渡り6号北上、松戸トンネルの手前を464号に入って行くのだが・・・
事前に地図を調べてみたが、いかにも何も無く道に迷いそうな感じ。
実際、市川市大町あたりに入ってからが心もとない。
第一周りは梨畑だらけで目印の梨園が良く解らん。案の定迷ってしまい走り続け、これはまずいか、人に聞こうかと徐行していると突如として左手にファイターズ・タウン、ファイターズスタジアムが出現。
これだけ立派な施設、近隣に標識サインとか出しておいてくれれば安心して来れるのに・・・。

プロ野球とはいろいろな事情から疎遠になっていてイースタン観戦も戸田土手無料観戦を除くと何年ぶりでしょうか。
西武第二球場で中尾孝義コーチや調整中の駒田選手の姿を見たり、横浜高出身のドラ１紀田彰一選手がライオンズに移籍してホームランを打った記憶があるので16年ぶりって事になるかな。

スタンドに入ってまず気づくのは、ここではホームのファイターズが三塁側なんですね。

本当はご贔屓の三嶋投手（法大・4年目）の事が心配になっているのですが、三嶋君は金曜日に投げてるので、本日の先発は飯塚投手（日本文理・2年目）あたりを期待。

バッテリー紹介のアナウンスで、ベイスターズ先発は三浦大輔投手（高田商・25年目）
ファームの試合の楽しみは勝敗度外視で有望な若手と調整中の実績あるベテランの姿を観る事にありますが、私の場合、前者に重きを置くので、申し訳ないけどちょっとガッカリ。



しかし、今期の三浦投手の内容からするとラストイヤーになりかねない感じなので、この偉大なる投手の勇姿を拝めるのは幸運かも。

ファイターズの先発は中村勝投手（春日部共栄・7年目）



試合は4回表、ベイスターズが嶺井選手（亜大・3年目）のソロ本塁打で先制


捕手3名体制で一軍に上がって欲しい選手なんだけどな。

この回なおも一二塁からの犠打を三封を狙ったファイターズの失策、続いて、捕逸、三振振逃げと3点も「ごっつあん」があり４－０と主導権を握っちゃった。

それにしても一軍、二軍を通じてバントが決まらんチームですな。




キャンプで練習してるはずですけど。
5回表も無死一二塁からバントがうまく行かず何も出来ないまま攻撃終了の拙攻。

するとその裏、快調に投げていた三浦投手がやっぱり捕まる。


4番大嶋選手（早大・5年目）ソフトボール出身で話題を集めた選手ですね。

大嶋選手、見事な２ラン本塁打で追撃。


6回裏には途中出場の高濱選手（横浜高・2年目）にも２ラン本塁打を浴びてあっと言う間に同点。




高濱選手は横浜高校という事もあり、ベイスターズ応援席からも温かい拍手がありましたね。
同期の浅間大基選手（横浜高・2年目）は一軍に上がってしまっているので見れません。

次打者、宇佐美選手（広島工・4年目）にもあわや連続本塁打かという当たり。これを8番姫野選手（大阪偕星学園・新人）が返して逆転。


ベイスターズ二番手、野川投手（鷺宮製作所・新人）


ファイターズ二番手、大塚投手（創価大・7年目）

敗色濃厚なベイスターズでしたが8回表、青柳選手（大阪桐蔭・新人）に適時打が出て同点に追い付きます。
打者走者が一二塁間に挟まれると、2人目の走者もホームを狙うが、これは本封アウト。
このプレーがちょっとコリジョンルールに引っ掛かりそうな感じで審判が協議していましたが判定はアウトのまま。


9回からファイターズは神宮でお馴染だった鍵谷投手(中大・4年目）もう4年目ですか、今は二軍ですが活躍が頼もしいですね。

試合はそのまま延長戦へ。ナイター設備のない球場。イースタンでは延長は11回で打ち切りらしい。


ファイターズ、白村投手（慶大・3年目）神宮お馴染リレーが観れて嬉しいです。


延長10回表、決勝点を放ったのは、注目のジャイアン白根選手（開星高・5年目・ホークスより移籍）
二軍では絶好調のようですが、一軍に上がってすぐ戻ってきちゃいましたね。

そして、青柳選手の2ラン本塁打等も出てこの回4点で9-5と突き離し、10回裏は長田投手（慶大・14年目）が締めてベイスターズ勝利。




ファイターズ平沼選手（敦賀気比・新人）はこの日2番遊撃手で4打数無安打1四球、1三振


戸田では見落としていました。ファイターズ7番二塁・太田賢吾選手（川越工・2年目）、この日5打数1安打1三振。


気の毒なほど打てない害人ジェイミー・ロマック選手。二軍ではそこそこ打ってるようですが、この日はノーヒット。
2軍調整して、果たして打撃開眼するんでしょうか・・・

B 004 000 010 4=9
F 000 203 000 0=5
B:三浦-野川-○久保裕-長田
F:中村-大塚-瀬川-田中豊-鍵谷-●白村

北海道日本ハムファイターズは帝京の2人とかも居るし、有望で楽しみな若手が多いですね。
ベイスターズは今年出遅れたため一軍・二軍の行き来が激しいせいもあって、新鮮味に欠くような・・・。
ただこの日見て、新人の青柳君が想像以上に期待が持てそうで楽しみなので今後も応援したいですね。

流石にプロ野球興業。しかも子供を騙す事にかけては昔から定評のある日ハム。
試合前のファンによるベースランニング大会、女子小学生の鶯嬢体験、ちびっこファンによるボールボーイ＆ガールなどのファンサービスが好天の休日を楽しんでました。
5回グランド整備時にはスタンド観客も立ち上ってのラジオ体操。客の8割は立ち上ってました、ちょっと不思議な光景。

それにしても日差しをよけるものがなくて、大変な火傷状態になりました。
相変わらず日焼け対策は行わない主義ですが、今後はちょっと考えた方が良いかな。



ベイスターズ、いよいよ一軍公式戦観戦に踏み切ろうかと・・・