「怒号する巨弾」

「玉石混淆!?　秘宝発見!　新東宝のディープな世界」

「怒号する巨弾」1960年　新東宝　監督：石川義寛

政治家と実業家の射殺死体が警視総監宅前に放置された。宇野警部（宇津井健）は総監の娘の恋人・公一（天知茂）を疑い･･･。クールな音楽とモノクロ映像によるフィルム・ノワールから「第三の男」を思わせる決闘シーンへと物語はなだれ込む。謎の青年古美術商・天知茂のカッコ良さは神レベルに達し、三ツ矢歌子をめぐる戦いも宇津井健に圧勝。

ガキの頃、テレビで親しんでた当時、天知茂大好き、宇津井健大嫌い少年だった身としては、これは痛快。
三ツ矢歌子と何度かキスシーンがあるが、宇津井健は片想いで指を噛むばかりなんだもの。
ニヒルでキザな悪役、天知茂のシーンはカメラも演出も力入ってんなぁと思うほど天知PV作品。

車を使った決闘シーン





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