思考する読書

とみやんの徒然読書日記

編集局からの手紙 21

2009年05月12日 | 編集局からの手紙
めだかの話 その3

 民主党の小沢一郎党首が辞任を表明、号外が街中に飛び交った翌日にこんな悠長なことを書いていいのかと怒られるのを承知で、今回は久しぶりの「めだかの話」をお届けします。
 春だ。春だ。と思っていたら、すっかり初夏のような陽気を感じるきょうこのごろ。じつは冬の間、だるまめだかをベランダの睡蓮鉢からヒーター装置のついた自室の水槽に一時避難させておったのです。だるまめだかというのは、その名のごとく、金魚のランチュウを思わせる、でっぷりしたからだつき。当然ながら、普通のめだかのような俊敏さはありませんが、尾びれを振りながらちょろちょろと泳ぐ姿がなんとも愛らしいのです。ところが、ものの本を読んでびっくり。どうやら、水温や水質の変化には極めて敏感らしく、冬の間、屋外で飼うのはかなりのリスクを伴うとのこと。で、普通のめだかたちにはたいへん申し訳ないと思いつつ、さっそくだるまめだかたちを水槽に引っ越しさせたという次第。もちろん、この間、普通のめだかたちは凍てついた水連鉢の底でじっと春が来るのを待っておりました。
 さて、そのだるまめだかを先日、ベランダの睡蓮鉢に戻したのが、この写真。久しぶりに日光浴をしながら泳ぐ姿はじつに気持ちよさそうでした。で、驚いたことに、そのうちの1匹がお腹に小さな卵をつけているのを発見したのです。毛筆で卵を分離し、別の容器に移し替えておいたところ、つい最近、3匹が孵化して泳いでいるではありませんか。だるまめだかは気温が30度以上にならないと孵化しないとも書かれてあったので、喜びも倍増。いよいよ、めだか族の季節到来です。稚魚はあまりにも小さすぎるため、写真には撮れませんが、その後の生育状況は随時、報告させていただきます。
 それにしても、どうしてあんなニュースで号外が出るのか、正直、首をひねらざるを得ませんね。もちろん、私も街頭で受け取ったひとりですが、号外なのにだれも群がってはいませんでした。じつにさびしい光景ではありますが、まさにこの反応こそ、国民のいまの正直な思いを物語っているのではないでしょうか。せめて、めだかへの愛に勝るくらいの国政であってほしいものです。
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