数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。


愛がイク(67) 戦慄

2016-09-19 20:16:00 | 日記
            (67)

   試合場の真ん中にAと真菜が立ち、審判(前回登場)の説明を受けている絵に司会の声、
  「さあ真菜選手、男子相手にどこまで戦えるか」

   真菜、怯えを隠せないAを憎しみの目で睨む。

A 「・・・あ、あの、顔の攻撃だけはやめてくれよな、鼻が折れて頬も陥没してんだ・・・」

   真菜、突然ガズッと正拳で顔面を殴ったので、
A 「ぎゃっ」と悲鳴。

   顔を押さえてうずくまったAに、
真菜「しゃべるなカスが!」

真菜(あれ?わたし修ちゃん・・・?)

   場内の「おーー」というどよめきと共に宮田達驚愕。

司会「な、なんと審判の合図をまたずに岩城を彷彿(ほうふつ)とさせるいきなりの先制攻撃!」

   優子達あぜんとし、
愛 (まるで・・・)

エミ(修ちゃんみたい・・・)

   顔を押さえてのたうつAの腹をドゴッ、ドゴッと蹴り、
真菜「この間はよくもやってくれたわね」

   審判にとめられ、
審判「や、やめなさい、これ以上やったら失格にするぞ」

   Aがよろっと起き上がったのを見て、
審判「よし、はじめっ!」

真菜「いやーーっ」とAめがけ突進。

   空中高く跳びあがり後ろ回し蹴りをAの顔面にゴズッと炸裂させる。

   A、包帯がほどけながら歯を三本飛ばし後頭部からドサッと倒れる。

司会「・・・な、なんと・・・」

宮田「・・・真菜ってこんなに強かったのか・・・」

   自分でも驚き、
真菜(修ちゃんに教えられたことを毎日コツコツ反復してただけなのに、私こんなに強くなってたの・・・?)

   高く跳びあがり後ろ回し蹴りを他の選手の顔面にゴズッと炸裂させる絵に司会者の声、
  「なんとすべて飛び回し蹴りで立て続けに4人を倒し、残るは正体不明の主将ただ一人となりました」「まったく予想外の展開です・・・」

宮田「(呆れ)まさかここまでやるとは・・・」

脇谷「独学だっていってたがちょっと信じがたいな・・・」



   輿の前に四人が怯えて土下座し、
A 「ぶざまな姿をさらしてしまいお許しを・・・」

   輿の中からの声、
  「えーえー、お前らはただの人数合わせのペーパー部員やから気にせんでええー」

A 「カメラも入り舞台は整いました。主将、お出ましをー」

佐治「うむ・・・」

   Aが輿の幕を上げる絵に司会の声、
  「果たして主将とはどんな人物なのか期待が高まります」



   同、組事務所内、

組長「けっ、ガキのくせに演出があざとすぎて虫唾がはしるわい・・・」

若頭「ほんま、顔見んでもこいつのアホ面が想像できますわ」



   同、体育館内、

   輿から右足がニュウと出る。

   屈んでまだ顔が見えない姿が現れる。

   真菜たち安西陣営全員が注視。

   俯いたままの佐治がニュウと立ち上がる。

宮田「(驚き)でかっ・・・」

   佐治(首に前出の数珠をぶらさげている)、目を閉じたまま顔をあげてそびえたつ。

   おぞ気たって、
司会「・・・な、なんと2mの巨漢に恐ろしい顔がのっており、私ならこの顔をみただけで逃げ出すでしょう・・・」

   観客、おぞ気たって静まり返る。

   宮田達も同様。



   同、組事務所内、

   全員おぞ気たち、
組長「・・・な、なんじゃ、こいつ、これでも高校生か・・・」

若頭「こ、こんな化け物とやりおうたら・・・この子、殺されてしまいまっせ・・・」



   同、体育館内、

脇谷「(宮田に)おい、すぐ真菜を棄権させなきゃやばいぞ・・・」

宮田「お、おう、すぐ審判に・・・」

真菜「まって、勝てないかもしれないけど戦わずに棄権なんて安西の恥になる」

脇谷「殺されるかもしれないのに恥もくそもあるか」

真菜「どうしても歯がたたなかったら自分で棄権するからやらせて」

宮田「真菜、どうあってもあいつとやるつもりか?」

   コクッと頷き、
真菜(あいつが私を襲わせた首謀者なんだから・・・)

   試合場の真ん中に佐治、真菜、審判が立ち説明を受けている絵に司会の声、
  「体格が違いすぎてあまりにも無謀です。安西陣営はなぜ真菜選手を棄権させないのでしょうか・・・」

   試合場の真ん中、目を閉じたままの佐治を見上げ、
真菜(・・・お、恐ろしい・・・)

佐治「今日がこの世の見納めやー、父母(ちちはは)に感謝して成仏しいやー」

   佐治、かっと蛇のような目を開く。

真菜(ひっ・・・)と戦慄する。

宮田、脇谷「うぅ・・・」と身震いする。

   プルプル震え、
真菜(・・・し、修ちゃん、たすけてやっぱり無理・・・)

佐治「お前は殺すには惜しい美人やでー」と長い舌でペロッと真菜の鼻をなめたので、
真菜(うぃぎぃぃ、もう耐えられないー・・・)

   髪の毛をひっつかまれて首筋をペロッとなめられながら怖気たち、
真菜(ぎぃぃ、こ、この体格差じゃ先制攻撃しか・・・)

審判「でははじめっ!」

真菜「いやーーっ」と高く跳びあがる。

   後ろ回し蹴りを横っ面にバチッとかますが佐治は微動もせず。

真菜(くっ、顎に確実にヒットしたのに・・・)と戦慄する真菜を見下し、
佐治「ダンスはもうしまいかー」

   佐治、右手でいきなり真菜の首をグワシッと掴む。

真菜「ぐふっ」とうめく絵に司会声、
  「いきなりネックハンギング!よけられたはずなのに蛇に睨まれたカエルのように棒立ち状態の真菜選手」

   真菜、首を掴まれたまま高く持ち上げられ血流が停まって顔を真っ赤にする。

   そして失禁し尿をボタボタと垂れ流す。

宮田「真菜!・・・」

優子「だれか止めて!死んじゃうー!」

京子「(戦き)こいつを止められるのは修ちゃんしかおらん・・・」



   同、組事務所内、

   全員おぞ気たち、
組長「だっ、だれか止めたらんかいや、この子、殺されてしまうぞ・・・わ、若、助けたってくれー」



   同、体育館内、

   意識が遠のき、
真菜(・・・しゅう・・・ちゃ・・・)

   突然だれかが後ろから佐治の膝裏をバシッと蹴る。

   佐治が振り向くと、
孝二「(戦き)真菜さんを放せ!ぼくが代わりに戦うから」

房江「(驚き) 孝ちゃんっ!」

脇谷「香山っ!あいつなにをすっとぼけたことを・・・」

佐治「(ずっと真菜を持ち上げたまま)お前、この女に惚れとるんかー、なんと健気(けなげ)なやっちゃなー」

   次の瞬間、顔に裏拳をバチンとくらわすと、
孝二「ぐぶっ」と血反吐を吐いて吹っ飛ぶ。

房江「きやーーっ、孝二っ!」

   脇谷が孝二を介抱する横で、
宮田「審判、棄権、棄権します!」

佐治「下っ端がやられてんのに主将は戦いもせずに知らん顔かー、立派な主将やなー」

宮田「ぐぅぅ・・・」

   小便がたまった床を見下し、
佐治「神聖な試合場に小便たらしよってからにー」

   佐治、真菜のズボンをズルっと脱がせる(下半身パンツ一枚の状態)。

観客「おおーー」とどよめく。

司会「佐治!なっ、何をする気だ・・・」

   持ち上げてた真菜を小便の上にうつ伏せでドカッと叩きつけ、
佐治「自分が汚したんやからなめてきれいにしいやー」

真菜「(ボロボロ泣き)うぐうぅぅ、修ちゃん・・・助けてー」

   真菜、後頭部をガズッっと蹴られて頭がバウンドする。

   意識を失った真菜の頭を踏みつけ、
佐治「はよなめな背骨をへしおるでー」

   その時突如後ろからゴンッと佐治の後頭部に回し蹴りが炸裂。

佐治「ぐっ」と後頭部を押さえて膝をつく。

栗栖「(道着着用)おう入道!こっからはわしが相手じゃ」

   場内「おおおおー」とどよめく。

久美子(げっ、なんで栗栖がここにおるんや・・・)


           つづく
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