アンニョンおじさんの韓国語・中国語・英語学習日記

ハングル能力検定1級、HSK6級、中検2級、英検2級のさらなる挑戦と鹿児島韓国語教室アンニョンクラブの感想を綴ります。

若者の投稿、感動です。(南日本新聞より)

2017-04-03 23:17:12 | 新聞記事紹介
本日の南日本新聞に、若い人の投稿がありました。

2人の投稿記事、感動しましたので抜粋して紹介します。

(今度は私が母の幸せを支える  鹿児島大3年 小園智樹)

「私の家族は、母子家庭である。周りの人からお父さんの職業はと聞かれ、
母子家庭なので父はいませんと答えるたびに、申し訳なさそうな顔をされ
たり、ごめんなさいと言われたりする。それが幼いころから大嫌いだった。

哀れに思われているように感じたからだ。そんなことは全然ないのに。それ
を知ってか知らずか、母は一生懸命に私と妹を育ててくれた。

本当はそんなにお金を使えるはずないのにもかかわらず、私の浪人を許可し
てくれて、医学部にまで進学させてくれた。きっと、私には想像できない
ほどの苦労をしてきてくれたのだろう。

母親というものは無欲なものと誰かが言っていた。本当にその通りである。
自分のことより、まず私や妹を満足させようとしてくれていて、自分の
幸せよりも私や妹の幸せを願う。そんな母を、とても誇りに思う。

しかし、そろそろ私に母の幸せを願わせてほしい。私はあと3年で医師に
なる。早く立派な医師となり、私や妹のために母が我慢した幸せを、一つ
ずつかなえてあげたい。今度は私が母を支え、母が幸せになることこそ
が、今の私の母への願いだ。

(鹿児島市)

次にもう一人、高校生の投稿を紹介します。

(親も私の夢をわかってくれる  指宿商業高校1年 佐々木結)

「私は、韓国と日本をつなぐ仕事をしたい。だが親は韓国に行くのが心配
でその夢を応援してくれない。

日本人の一部は、韓国に対してよい印象を持ってないし、韓国の一部の人
も日本に対してよい印象を持っていないのではないか。だから、私は韓国
を知り、仕事を通して日本の良さを伝えたいのだ。

私の韓国語は、仕事ができるレベルには程遠い。何年か前から独学で勉強
しているが、相手が何をいっているのか、何がかいてあるのかを多少分か
る程度だ。

言い訳に聞こえるかもしれないが、韓国には日本にない発音があり、一人
で勉強するには難しい。だが、高校の選択授業で韓国語を週に1回勉強す
るおかげで、たくさんの単語や発音を知ることができている。

韓国人の友達もできた。文章や発音の違いを直してもらったり、韓国の文
化や学校の様子など、新しいことを知ったりできることがとてもうれしい。

夏にはホームステイする予定なので、韓国に行くまでの間にさらに韓国語
の勉強を頑張るつもりだ。この夢は、私が一番叶えたいものだから、なぜ
自分はこういう仕事に就きたいのか、親に熱心に話そうと思う。きっと
親は、私の夢をわかってくれるはずだ。」

(指宿市)
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