シンクロニシティ & etc.

日々訪れるシンクロニシティの意味の探求と、「青天井」な人間力向上の追究、その他いろいろなことについて。

シンクロニシティに救われた!?

2005-09-29 20:36:44 | 新たなシンクロニシティ

 今朝はまた、なかなか味わい深いシンクロニシティありました(当事者は冷や汗ものでしたが)。順を追って説明します。

 朝10時にダンサーのSさんとJR荻窪駅で待ち合わせて、那須の石の美術館に写真家の澤野新一朗さんを訪ねていくはずだったのが、時間が来ても全然来ません。何回電話しても全く出る気配もなかったので、寝坊でもしてるのかと思い、時間を無駄にしたらいやだったし、じっと待ってるのもいらいらするので、世田谷の自宅に戻って明日の神戸行きの準備をしようと、青梅街道を環七まで行って右折し、甲州街道方面へ。

 しかし行く途中で澤野さんから電話が入り、「今日は美術館の近所で彼岸花が咲いていていい感じですよ。」ととってものんびりした雰囲気です。この電話をきっかけに、「なんで来ないんだー!」というそれまでのテンパった気分が自然と切り替わり、頭を冷やした結果、Sさんが目覚めたときにすぐに行けるように、急遽Sさんの家のある赤羽に行って待つことにして首都高に乗りました。

 私は首都高で新宿から北へ行けると勘違いしていたのですが、それが間違っていることに代々木を過ぎたあたりで気づき、外苑前出口で降り、赤羽のある北方向に行くことにしました。で、信濃町の駅を過ぎ、信号が変わったところでうちのプリウス、突如エンジンの調子が悪くなり、「異常が発生しました」の画面に切り替わりました。まだ動きそうな状態でしたが、安全を最優先してそこで停車。

 ふと道路わきを見ると、「産経新聞販売所」の看板。あれ?これって、懇意にしてる弁護士のY先生の事務所に入るところの目印じゃなかったっけ?車を降りて確認すると、やはり先生の事務所のある予備校の建物が道の奥に見えました。 Y先生に電話するとすぐに出てくださり、インターネットで近くのトヨタを検索し、プリントアウトしてくれました。Y先生、ありがとう!ちょうどひさしぶりで会いたいとは思っていましたが、実に面白い偶然です。先生の事務所に来るつもりなんか全くなかったし。ましてや事務所のまん前で故障するつもりなんてもちろんありませんでした。

 少し先生とお話をしてから車に戻るとSさんから携帯に連絡が。なんと同居人がSさんの携帯(同居人の方とおそろいらしい)を間違えて持っていってしまっていたとのことでした。このとき既に11時45分。

 なんとか車は動かせそうだったので新宿のトヨタに行ってから早稲田で拾うことにしてトヨタに行くと、メカニックの方が親切に診てくださった結果、エアロフローメーターにゴミが付いていたという診断で、取り除いたから運転してもなんとか大丈夫だとのことでした。それにしても、今思い出せば、通りすがりの私に、メカニックの方(小林さん)はとてもとても親切でした! 小林さん、ありがとう!

 で、早稲田に行き、12時半くらいにやっとSさんに会うことができました。思いっきり恐縮していましたが、私は全くのご機嫌で迎えました。なぜなら、もしSさんの友達が携帯を間違えてなくて10時に待ち合わせていたら、ちょうど高速に乗ったころに故障していた可能性が大きかったからです。ニコニコしながら「その同居人の方にお礼を言いたいくらいです。」と思わず言ってしまいました。

 今朝はシンクロニシティに救われたような不思議な気がしました。思い起こせばこの全体のストーリーの中で、トヨタのメカニックの小林さんが実に自然な形で流れを作っていました。あまりに自然に溶け込んでいて、その有難さを見逃しそうなくらいだったです。もちろん、Y先生もです。忙しいはずなのに、私が必要なことを全て即座にやってくださいました。よく考えたら、澤野さんからの電話も、全てがうまく行くためのタイミングを作りだしている・・・

 あー、私は、Sさんの同居人の方(確かN原さんだった)、澤野さん、Y先生、小林さんに助けられたんですね。今、人の思いの連なりが私を良い方向へ導いてくれたという絵が私の頭に浮かんでいます。何だか温かい気持ちになりました。みなさん、ありがとう!

 一人じゃないんですね・・・人間って。あまりにそつなく起きる出来事にはなかなか気づかないもんです。でも、何気なく次々と起きるいろんな出来事が私たちを導いている・・・ 

 このブログ始めてて良かったです。やってなかったらこんなこと気づかなかった・・・


最新の画像もっと見る

コメントを投稿