アメリカ生活 徒然日記

2003年6月渡米。いろんな事がありながらもアメリカ暮らし続けてます。

クラス

2009年02月26日 | アメリカでナース!
シアトルとその周辺にはPudget Sound Oncology Nursing Societyと言う組織が、いろいろな病院の癌看護チームによって作られています。かなりの規模です。病院の大小さまざまな病院がその組織に入っています。もちろん私の働いている病院も。

そのPudget Sound Oncology Nursing Societyの主催でいろいろな癌看護に関するクラスがあるのですが、私はリフレッシュと言う気持ちと、またClevelandで働いていた時は主にLiquid Tumor(血液など)の癌しか携わってこなかったので新たに勉強しなおしなどの気持ちをこめて、Fundamental Oncologyのクラスに参加してきました。4日間のクラスでまだ2日しか終わっていません。残りの2日は来週です。

初めの2日で癌の病理からGeneのこと・診断ツール・新しい治療・放射線治療・乳癌・子宮癌などの婦人科系癌・肺癌・大腸癌・前立腺癌などについて勉強しました。すべてのことについてかなり細かく教えてくれるので、面白い反面、頭がパンクしそうにもなります。

癌の基本的なことに関してはClevelandで働いてた病院でCNSの人がクラスを持って教えてくれましたが、病棟でよく看る癌に限られていました。またいろいろな病院が参加して作られている組織・クラスと言うところも、2大病院組織に支配されていて・基本的にライバル視していたClevelandに住んでいた私にはおどろかされます。他の都市でこのような組織はあるのでしょうかね?

シアトル周辺の癌ナースは『○◎病院の癌フロアで働く私』ではなくて、ただ『癌ナースの私が○◎病院で働いている』と、捕らえ方が違うようです。

もっといっぱい勉強して、癌患者さん達にいいケアが提供出来るよう頑張るぞ!

ついにお別れ。

2009年02月26日 | ちょっとした出来事
前から話してた車のこと。
なんだかんだとウダウダしたりして、ようやく先週書類をAmerican Cancer SocietyにFaxしました。Faxした翌々日ACSの人から連絡が入り、今週の月曜に私の初めての車が持っていかれることになりました。

月曜、夕方家に帰ってくるともう車はなくなっていました。
案外あっさり連れて行かれるものだなぁと思いました。

癌患者さん達の役に立ってね。

気づき

2009年02月21日 | シアトルとその近郊
最近は比較的好天に恵まれているシアトルです。

でも今朝は霧がすごかった。
新聞を取りに外に出た時から『あ、霧』と思ってたけど、家を出たころはもっと濃い霧になっていた。

誰もいない霧の中を歩く。
そして当たり前だけど今まで気づかなかったことに気づく。

霧ってミストの匂いがする。

なんて言うか、終わりかけのネブライザーの匂いだった。あまり薬っぽいのではなく、水とかだけ入ってるようなネブライザーの匂い。
霧も水から出来てるのだから当たり前だけど、濃い霧だったからか、誰も居ない・先もよく見えない所をひとりで歩いてたからか、『あっ』と思った。

丘の上にある職場から東を見たら、いつもは見える湖やその向こうの高層ビル群がまるで雲かのような分厚い霧に覆われていた。
でも自分の居るところには暖かい太陽の光が射していた。

行ってきた

2009年02月20日 | グリーンカードについて。
ついこないだ、グリーンカード更新(条件削除)のためのBiometricsへ行ってきました。

ニュージーランダーで去年市民権を獲得した同僚に『私は3時間も待たされたことがある。』『人が多いと外で待たされる』などと脅かされていたのと不慣れな所なので家を早めに出発し、約30分前には到着。

セキュリティを通って、番号札と紙を貰って、待合室に移動。その紙に必要事項を書き込んでいるとすでに私の番号の3つくらい前の人が呼ばれている。5分ほど待ってたらもう私の順番で、GCを見せてBiometricsの為の番号札をいただく。Biometricsの部屋でも私の番号の2つ前の人が呼ばれていた。

私の番号もすんなり呼び出され、いざBiometrics。サイン・指紋・顔写真。サインはスーパーでカードを使ったときにサインするような小さなモニターにサイン。それがめっちゃ書きにくく汚い字に。指紋は指纏めてバージョンと一本一本バージョン。なかなか時間がかかり『もしかしてクリーム付けた?』と聞かれ、素直に自白。手を洗うよう指示された。なんとかすべての指の指紋を取り終わり、いよいよ肝心の顔写真。担当お兄さんの『ワン・ツー・スリー』の声が小さく聞こえにくく何とかスマイルしてみるがやっぱり寝ぼけた顔になってしまった~!お兄さんが『これでいいか』と聞いてくれたけど、『取り直して!』と言う勇気もなく終了~。ま、終わったものは終わったもの。潔く寝ぼけた顔を受け入れましょう。

黄色の小さい紙のアンケートに答えて帰ってきたけど……本当にこれだけ??

あまりのあっけなさに心配になってるんですが、どなたかこれだけでよかったのか教えてください。確かに初めてGC申請した時のBiometricsも総時間30分位で終わってあっけなかったけれど・・・

これからはただひたすら待つだけなのでしょうか。。。

Valentine's Day

2009年02月17日 | ちょっとした出来事
バレンタインデー ウィークエンドでしたね。
この不景気の中でも日本は昔のようにデパートの地下はチョコと女性で盛り上がってるんでしょうかねぇ。。。

私のバレンタインデーは、おっ、なんと今年は手作りチョコレートケーキを作りました。人生初!です。と言っても、バレンタイン前日、ベーキング好きな友達にイニシアティブを取ってもらい、フォンデュショコラ(リンクはあくまでイメージです)に挑戦しました。ココットを使って作った2つは成功。でも他のものはカップケーキになってしまいましたが、ダーリンは美味しいと言って喜んでいたので(ダーリンは誕生日にチョコレートカップケーキを作ってほしかった)成功と呼べるでしょう。

フォンデュショコラ。名前なんて忘れてましたが、これClevelandで友達が作ってくれたのと同じですね。写真を見て思い出しました。Tちゃん、あの時はありがとう!

14日当日は、近めだけと行った事のなかったモールへダーリンとお出かけ。しょぼかった~・・・ただフードコートは充実してたのでまたランチを食べに行って見ようかなとも思っています。ただこのしょぼいモールも収穫はありました。カップケーキ屋さんとかベーカリーとかを発見したし、アルメニアの食品店とアルメニアのパン屋さんも見つけましたよ。結局何も買いませんでしたが、アルメニア食品店で見た柘榴ワインとアルメニアのパン屋さんで見つけたArmenia Sweet Breadってやつは気になる存在です。

夜は予てから私が観たい観たいと言っていたCurious Case of Benjamin Buttonを観にいってきました。思ったより小さな館内は、バレンタインだからかそれともアカデミー賞にノミネートされたからか、もう上映開始してだいぶ経つけど人でいっぱいでした。この映画、笑って・泣いて・悲しくなって・暖かい気持ちになって・考えさせられて、とてもいい映画でした。さすが、スコット・フィッツジェラルド!まだ観てない方は是非是非観にいってください。日本でも最近上映開始されましたよね。

一つ愚痴らせてもらうと、そもそも観にいく予定だった映画はCoralineでした。予告編を観たらそっちも面白そうではあるのですが、行きたいと言い出したのはダーリンの友達でした。ダーリン友達が奥さんとハウスメイトと一緒に14日の土曜日にCoralineを観にいく予定と言うことを聞いて、私のダーリンも『僕らも参加したい~!』ってことになったんですけど、それを聞いた私はムカッ。もちろんCoralineも面白そうですし、3Dでもやってるみたいなので興味がありますが、私がいろいろと映画を観たい~と言ってもいつも重い腰は上がらないのに、なんで友達だったらこうも簡単なんでしょう!別にバレンタインだから2人で過ごしたいとかはありませんが、私が見たい・行きたいって事にももうちょっと興味を示して行動に移してほしいんですけど・・・ 最近になって私への愛が薄れてきた?!なんて思ってみたりもしますが、昔からインドア派でどこにも行きたがらなかったなー。(苦笑)とか言う私もお家大好きなんですけど。行きたいところがあったらひとりで行って見るか、ダーリンの重い腰を上げさせるようなんとか言いくるめることが必要なようです。


感動の言葉

2009年02月05日 | ちょっとした出来事
最近聞いて感動した言葉、忘れたくないのでここに書きとめておきます。

姉から聞いた言葉。

『何があっても、自分の子を守れるのは私しかいない!』

母から子への愛を感じました。自分で子供を育てている人にしか言えない言葉だろうと思います。自分が親になった時、そう思えるようにありたい。そしてそう思って育ててきてくれたであろう両親に感謝。


         


今日患者さんから聞いた言葉。

『この病気(転移性の癌、原発はわからない)を聞いた時、心配や恐れよりも、あーこれでようやくまた旦那(10年以上前に亡くなった最愛の人)に会えるのかーと思った。』

病気になってもそんな風に受け止める方もいてるんだなぁと感動しました。夫婦の愛・絆を感じます。ナースとして、癌と闘いながらも苦痛のない様すごせるようサポートしてあげたいです。自分が癌などの病気を宣告されたらどんな風に思うのでしょうか。。。

2009年 最初の旅 -その3-

2009年02月04日 | ちょっとした出来事
お昼はバンクーバーでは一番安い学生食だとも言われているお寿司をいただきました。去年3月にバンクーバーに行ったときに偶然見つけた小さなお寿司屋さん。また行かせていただきましたが、美味しい☆ 安い☆

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私達が泊まった、古き良きホテル。

ランチの後は、一路Stanley Parkへ。公園の半分は快晴・そして半分は霧という面白い天気に見舞われました。

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私のイメージするバンクーバーの景色。

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トーテムポール

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今回はあまり山が見えませんでした。

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橋の下は霧。

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霧の中。


そこから帰路に着き、シアトル近くのShorelineと言うところで夕飯を戴きました。
夕飯はKorean!
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魚介たっぷりのチヂミ。このほかにも沢山戴きました~。


1泊2日とっても楽しく充実した旅行となりました。
同行してくれた友達夫妻に感謝です。

今年はいろいろ旅できるかな。。。



2009年 最初の旅 -その2-

2009年02月04日 | ちょっとした出来事
正規料金C$450と書かれている古き良きホテルでゆっくり8時間くらい寝た後、ホテル近くのカフェで朝ごはん。

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ホテルの部屋から見たバンクーバーの朝。

朝食でエネルギーをアップしたら、街歩きへ出ました。ホテルのある美術館の横から図書館を見て、人気の少ないチャイナタウン、ガスタウン、そして水の横を通ってからホテルへと戻りました。途中でお茶したり、ゆっくり歩いてだいたい2時間くらいでした。

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図書館と写真を撮るダーリン。図書館の建物は面白い!

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カナダのマクド。

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だんだん霧が出てきました。

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チャイナタウン手前の世界一細い建物(?)

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チャイナタウン内。

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ガスタウンのガスで動く時計。

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トローリーバス。ガスタウン内。

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カナダ・プレーズ(?)

そしてダーリンの誕生日プレゼントの一部である、ここへ行くことも忘れてませんよ。(結局1泊2日の旅で2日間とも行きました。)


その3へつづく




2009年 最初の旅

2009年02月04日 | シアトルとその近郊
1月のダーリンの誕生日翌日から、1泊2日で2009年初めての旅をしてきました。
場所は私達のお気に入りのVancouver, BC。友達夫婦を誘って4人でドライブの旅。楽しかった~☆

「バンクーバー」って言ったらカナダのバンクーバーしか知らなかったのですが、こっちに来てから「バンクーバー」って言ったら「どっちの?」と聞かれる事が何度かあり、ワシントン州の南にもバンクーバーと言う町があることが判明。そのため、敢えてBC(British Columbia)と付けさせていただきました。

シアトルから北へ上がること数時間で国境に付き、税関を通ります。この日はあいにくの霧だったこともあってか、国境の待ち時間も含めて、シアトルからバンクーバーまで4時間弱かかったと思います。前は税関の待ち時間だけで3時間くらいかかったので、それを考えればましかな。平日ならもっとすいてたことでしょう。

私達の第一目的は、私の同僚2人のお勧めであった、Granville Island.
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ここはアトリエや美術学校などが並ぶところから、カナダの名産を売る店、新鮮な野菜から美味しそうな魚貝類が売られている市場、そしてカナダで初・唯一(ってお店の人が言ってた)の日本酒の醸造家もあります。お店を覗いてるだけで時間があっという間に過ぎていきます。

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Eわし(=いわし?)に見えた看板。Public Market内。

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お面屋さん。

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天気がよければここから美しいダウンタウン・バンクーバーも望める。

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こんな大きな犬にも会いました。

この後、私達はダウンタウンにある予約しておいたホテルへ向かい、霧の中を歩いたあと夕飯を戴き眠りに付くのでした。

つづく