とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

高浜の農地を保育所用地に転用

2013年09月30日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
今日の午後、農業委員会に出席しました。民間保育所の新設のため市街化調整区域の農地を転用することについて審議を行い、町の農業委員会はすべての委員がこれに賛成しました。市街化調整区域の農地を転用する場合は、大阪府に申請して知事の許可を得る手続も必要です。

これと同時進行で、町は開発・建築に関する事前協議を進めることになります。農地転用の許可に際しては、土地の譲受人である社会福祉法人・博乃会(理事長:河西良雄)より建築図面などが提供されていますで、新しい保育所のハード面に関する情報を知りたい方は、農業委員会の会議資料を庁舎1階の情報コーナーでご確認ください。

委員会の前に改めて保育所新設地の状況を確認しました。当該地に面する道路には「事故多発、スピード落とせ」と表示があること、農地が道路から随分低い位置にあり浸水被害が心配されること、保護者の送迎に充分な空間が確保できるか不安であることなど、懸念する点がありました。

このことに関連していくつかの質問をし、開発における参考意見として発言しました。農地転用許可の審査に留まらず、議員は総合的な視点から検討することを求められて農業委員に選出されていると考えることもできます。個人的にはそのように思っています。過去2年に続いて再び農業委員に就かせていただき、今期は、良識の許される範囲で広い視点から発言するようにしています。

今春の改選後、議会において、平野議員の追求に答えて副町長が「今年に入って、ある法人から希望があった」というような答弁がありましたが、実は、町が高浜で保育所にふさわしい土地を探しているという情報が既に2月頃には巷には流れ、その後、さまざまなルートを経て場所を確定する噂が飛び交っていました。

今日の農業委員会において公になり、なおかつ農地転用が認められ、地権者との売買契約もおそらく済んでいるはずで、今後は開発・建築に向けての事務手続が急ピッチで進められることになります。急ピッチの理由は、もちろん待機児童と保育の過密化解消もありますが、大阪府の安心こども基金を活用しての補助金を得られる期限が迫っているのが主な理由です。

そもそも、保育の現場が抱える課題を踏まえて、町が自ら民間保育所の設置を積極的に進めていれば、大阪府の安心子ども基金をもっと有効的に、経年で活用できたと思えます。なおかつ、保護者の意見や希望に添って、島本町の特徴を活かした保育所についてソフト、ハードの両面から町が主体的に計画できたのです。

博乃会について不満を述べているのではありません。判断できるだけの情報を自らの手で入手してはいません。保育所新設に至るまでの過程を思い出すと、悔しさを通り超えて情けない。民営化、幼保一元化、認定こども園などに固執し、保育の問題を政争の具にして、子ども・子育て支援の本質を見失ったとしか思えません。関係者は猛省していただきたいです!



画像は、高浜の保育所建設用地
ライオンズマンション・グランリバー水無瀬のすぐ前です
ゼロ歳児の人口が非常に多い地域です
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間もなく9月会議後半議会

2013年09月26日 | とだ*やすこの活動日記
今朝は、総務建設水道常任委員会の所管事務調査で人権文化センターに行きました。委員会での平成24年度決算審議を踏まえて現地調査したもので、人権ケースワーク事業ついて総合政策部部長と同センター長から概要説明を受けました。

事業委託先は島本町地域人権協会(町補助金支給団体)、委託費年間84万円、相談員2名、平成24年度の相談は11ケース、述べ31件。毎週月・水・木の午前中、人権「相談員」1名が交代制で対応しており、窓口は同センター内にある島本地域人権協会となっています。

他方、人権「擁護委員」による人権相談もあり、こちらは役場1階相談室で毎月第3木曜午後1時~4時に行われます。法務局からの委嘱により人権擁護委員が行い(無償)、こちらは町の人権推進課が窓口になっています。人権相談についての現状を改めて確認しました。

その後、島本町障害者共同作業所とオーガニックまんまに出向いて、来月末に島本町の市民派議員、平野・外村・戸田が企画開催を担当する「第89回近畿市民派議員交流・学習会」の昼食、交流会の手配をお願いしました。どちらも引き受けてくださり、これで準備が大きく前進した気分です。

学習の内容は、午前「子ども・子育て支援の新制度でどうなるの?自治体で取組むこと」講師:中山徹さん(奈良女子大学大学院人間文化研究科教授)、午後「地域公共交通政策 ~基本理念・計画手法・観光まちづくり~」(仮題)講師:中川大さん(京都大学大学院工学研究科教授)。議会が終わったら準備に着手します。

午後は自宅に戻り夕食の準備をして、夕方、役場に出向いて9月会議後半の議案を受け取りました。上下水道部から補正予算について説明を受けました。専決処分で(議会の議決を経ずに)予算計上された台風18号の災害復旧費、総額約2300万円(=河川や水路の浚渫工事)も含めて、本会議での質問、審議に必要な資料の請求内容を「人びとの新しい歩み」より議長宛に提出。

帰宅後は、12月にゆりの礼拝堂で行う講演会&コンサートに関する情報を整理。今日も無事一日が終わりました。明日は、平成24年度中に懲戒免職処分を受けた、人権文化センター勤務の元教育委員会職員の不服申立に関する公開口頭審理が公平委員会にて行われます。傍聴します。

申立人側冒頭陳述、申立人側証人尋問、処分者側反対尋問が行われますが、「側」=本人ではなく代理人(弁護士)が出席する可能性があります。午後3時~役場3階委員会室、傍聴定員は20人です。開始前に住所、氏名を記載して傍聴申請すればどなたでも傍聴できます。



画像は、台風18号が去った翌朝の高川スクリーン周辺
現状では、暴風雨の中、職員が交代でゴミや落葉を取り除いています
昨年8月14日、この辺りは深刻な浸水被害がありました

スクリーンに滞るゴミ・落葉・藻・流木などを取り除く
除塵機を設置するための実施設計業務が
9月会議後半に補正予算計上されています
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総務建設水道委員会を終えて

2013年09月19日 | とだ*やすこの町政報告
wifiを使ってパソコンの置き場所を変えたのですが、いまひとつ使い勝手が悪く、ブログを更新できないでいました。もとより、先週は三日にわたる総務建設水道委員会が最優先、ブログに向きあう余裕がありませんでした。台風に関する迅速な情報もお伝えできませんでした。アクセスしていただいていた方にお詫びします。

議員定数削減(16名→14名)とともに3つあった常任委員会をふたつに統合したことにより、議員ひとりの守備範囲が広がりました。より多くの案件に関わり、議会という公的な場で正式に発言できることは本来議員にとっておおいに歓迎すべきことです。意欲的に取り組みましたが、建設・水道関係の質問については資料整理から着手する必要があり、徹夜に近い日が続きました。

総務関連の事務事業では、以前から求めてきたことを重ねて質疑しました。文書取扱い規定の見直し、レストランやまぶきの運営改善と許可制度の透明性、各団体補助金制度の見直し、傍聴資料の持ちかえり実現、産業医ならびに監査委員の報酬改善などです。総務建設水道委員会では、すべての委員が積極的に質問し、他の委員の揚げ足をとって質疑を妨げる発言もなく、改選前よりも充実した質疑になりました。

残念ながら戸田が繰り返し求めてきたことの改善策が具体的に示されることはなく、答弁にも誠実さが感じられませんでした。若山台(暫定)調整池の売却の方針ありで雨水影響調査を重ねていること、JR島本駅西側の土地区画整理事業の進め方(準備組合の理事会で大成建設と選定した後、総会の決定を経ずに報道関係者に文書で周知、フライングしています)に疑義があり、平成24年度一般会計決算を戸田は不認定としました。

人権文化センターにおける人権ケースワーク事業(委託事業)について町の管理監督の杜撰さを複数の委員が厳しく質し、この点でも認定はできかねました。認定:関・清水、不認定:
戸田・河野・外村、保留:岡田(敬称略)となりました。



画像は、台風18号が去った翌日の水無瀬川
第2幼稚園のあたり
山から水が滝のように流れていました
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台風一過、近畿各地で洪水被害

2013年09月18日 | とだ*やすこの活動日記
台風18号で被災されたみなさまにお見舞い申しあげます。8月末に運用がはじまったばかりの特別警報が京都・滋賀・福井で発表され、近畿各地で大規模な水害、土砂災害が起こりました。島本町でも第2、3小学校とふれあいセンターの年長者座敷が避難所となり、土砂災害の危険区域にお住いのみなさんが避難されました。

一夜開けた16日も、町職員は水路を埋め尽くした流木や落葉、水を含んだ土嚢の回収などに従事しています。詳しいことは後の発表を待ちたいと思います。

わたしの住んでいる山崎地区は大山崎町と隣接しており、桂川が氾濫する恐れがあるとしてJRの線路の東側に避難勧告が出されて警報が頻繁に聴こえてくるようになり、緊張度はかなり高かったです。午前4時には防災服を着ましたが、普段訓練など受けていないわたしが下手に動くのは得策ではないと夜が明けるまで待ちました。

その間、嵐山渡月橋の映像をテレビで観た後は、自治自治防災課にも連絡を取り、土砂災害だけではなく桂川の氾濫を警戒しておられる京都・大山崎町との連携をお願いしたいと進言しました。既に大山崎町の協力を得て情報収集しているという回答でしたので、対策本部の判断を待つことにしました。

夜が明けて雨脚が弱まったのを機に外に出ると、ご近所のみなさんも心配して出ておられました。山崎1丁目の一部はハザードマップで特に低地になっている地域で、一旦冠水がはじまれば、すぐそばの水無瀬川緑地公園(スーパー堤防)にも移動することは困難です。小さいお子さんのおられるご家族の危機感はかなりのものでした。

わたしと息子は大山崎町のふるさとセンターに出向き、夫は車で淀川の様子をみにいきました。桂川上流や伏見方面で起こっていた川の氾濫を思うと、決して安心してはいられない状況であったと今振り返って思います。

翌16日の午前中は、去年の8月14日の大洪水で被害が大きかった地区の水路や昨年設置したスクリーンを可能な限り見て回り、若山台(暫定)調整池の状況を確認。土砂災害があった地区に一番近い、ふれあいセンター年長者座敷の避難所にも出向きました。

その後、衆議院議員、辻元清美さんの「辻元清美と語ろう会」の準備に山崎の第二コミュニティセンターに向かい(主に福島原子力発電所の内部、汚染水処理の現状を超党派で視察された報告を受けました)、終了後に役場に向かいましたが、自治防災課はなお切迫した状況でした。

17日は、冠水が激しかったと聞いた山崎地区の西国街道を通り、エンマ水路の沈砂池の現状を確認して、民生教育消防委員会の傍聴に行きました。14、15日の福祉大会に出ていた民生部の職員は連休がないままに、民生教育消防委員会に出席しています。

町内各地での詳細すべてを把握できてはいませんが、概ね、昨年の経験や水路や沈砂池の浚渫など公共工事の対応が活きていたのではないかとわたしは思います。とはいえ、桂、宇治、木津川の水位次第では京都府からの情報収集の必要性があり、島本町、特に山崎地区では府域を超えた連携が新たな課題と認識しました。

町内の沈砂池はどこも土砂と流木でほぼ満杯とのこと、巨額の予算を費やしたばかりの土木工事を再び繰り返さなければなりません。なにより里山の整備に着手しないと同じことの繰り返しです。また、自治防災課の担当業務が質的にバラバラで(住民自治、自治会・住民委員会・自主防災会、情報公開、要望・意見、広報、観光・・・など)災害時の対応に不安がある、職員の負担が大きいと指摘してきましたが、近く行われる機構改革で必ず改善されると信じたいです。

平成25年度は地域防災計画の改訂の年。改定案ができた段階で町はパブリックコメントを募集しますので、みなさんの生の声をぜひともお寄せください。パブリックコメント募集の前に、説明会が開かれることが理想ですが島本町では実現していません。そして議会はなにをすべきか。

その議論ができるほど議会改革が熟成しているとはいえませんが、議会基本条例に災害時の役割を明記しておく必要があるとわたしは思っています。議会としてどのような役割を果たすのか調査研究が必要です。議長の意識、手腕も問われます。

なにより地域防災は行政だけでは担えないこと、住民主体で地域に密着して取り組む必要があること、大人も子どもも自らの判断で行動できることが重要です。わたし自身、至らないことばかりですが、議員として、みなさんのお役に立てるよう、できることから取り組みます。



画像は、消防本部脇の若山台(暫定)調整池(16日午前)
町は下水道計画上問題はないとして売却の方針です

戸田は一期目より機会あるごとに防災・減災・農業振興の視点から
売却反対、保全活用を主張しています
よって、2度目の雨水影響調査の報告を情報公開請求しているところです
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今日から総務建設水道委員会です

2013年09月10日 | とだ*やすこの町政報告
今日から委員会がはじまります
先の記事でお知らせした日程に不備があり、一部追加してお知らせします
戸田は総務建設水道常任委員会に所属しています

□総務建設水道常任委員会
9月10日(火) 11日(水)12(金)
いずれも午前10時から 役場3階・委員会室

□民生教育消防常任委員会(委員長:平野議員)
9月17日(火) 19日(木)20(金)
いずれも午前10時から 役場3階・委員会室

□本会議 
10月2日(水) 午前10時から 役場3階・本会議室
各常任委員会に付託して審議した平成24年度の会計決算に対する賛否の討論採択


本会議委員会、どなたでも傍聴できます
島本町は傍聴のための議案資料を用意しています
託児はご用意できていませんが、お子さんの同伴は会議の妨げにならない場合は可能です

ぜひとも町政に関心をお寄せ下さい
そして議員の活動を支え、議員と議会を厳しく見守ってください
議会は議員のためのものではなく市民のためのものです
みなさんの傍聴をお待ちしています
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定例会9月会議、はじまります

2013年09月01日 | とだ*やすこの町政報告

9月会議がはじまります

□本会議
9月3日(火) 
  4日(水) 
  5日(木)
  6日(金)   
いずれも 午前10時から 役場3階・本会議場にて

諸般の報告・一般質問・人事案件・工事請負契約・補正予算
平成24年度会計決算に対する大綱質疑

一般質問
10人が行います 戸田は9番目
4日(水)の午前中になると予測します
各議員の質問時間によって3日になる場合もあります
進行状況は議会事務局にお問い合わせください

工事請負契約
清掃工場工事請負契約の締結(契約金額9555万円)
毎年この時期に議案提出されています
可決されればエス・エヌ環境テクノロジー(株)に随意契約で委託します

会派「人びとの新しい歩み」(戸田・平野)は毎年
審議に先駆けて猛暑、酷暑のなか灼熱の現場を訪れ
工場長から説明を受けています(他、共産党会派・外村議員)

平成24年度会計決算についての大綱質疑(6日金曜日)
人びとの新しい歩みを代表して戸田が行います
審議は、ふたつの常任委員会に付託して行い本会議最終日に討論採択

戸田は総務建設水道常任委員会に所属しています
□総務建設水道常任委員会
9月10日(火) 11日(水)12(金)
いずれも午前10時から 役場3階・委員会室

□民生教育消防常任委員会(委員長:平野議員)
9月17日(火) 19日(木)20(金)
いずれも午前10時から 役場3階・委員会室

□本会議 
10月2日(水) 午前10時から 役場3階・本会議室
各常任委員会に付託して審議した平成24年度の会計決算に対する賛否の討論採択


本会議委員会、どなたでも傍聴できます
島本町は傍聴のための議案資料を用意しています
託児はご用意できていませんが、お子さんの同伴は会議の妨げにならない場合は可能です

ぜひとも町政に関心をお寄せ下さい
そして議員の活動を支え、議員と議会を厳しく見守ってください
議会は議員のためのものではなく市民のためのものです
みなさんの傍聴をお待ちしています
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