Say NOプロジェクト広め隊活動報告

小中学を中心とした、知って広める動物愛護活動の活動報告や動物愛護にかかわる本の感想文をのせています。

『子犬工場』の感想文(栃木県下野市11歳の阿久津知子さん)

2017年05月01日 | 感想文
 私は、『子犬工場』の本を読んで、びっくりしたことや、かなしくなったことがありました。

 私は、ペットショップに売られている子犬たちが、パピーミル業者に育てられていることは知っていましたが、お母さん犬が一番つらい思いをしていることを、この本を読んではじめて知りました。

 体がボロボロになるまで子犬を産まされて、子犬を産まなくなったら捨てられ、すごくかわいそうで、パピーミル業者にイライラしました。

 お金がかかるからといって、子犬をたくさん産んでいるお母さん犬に、安くて質の悪いエサをあたえているところが多いそうです。

 それで、こんなかわいそうな犬たちが少しでも減るように、アメリカみたいにペットショップでは生体はん売をやめて、動物愛護センターや保健所などから犬を引き取って、一ぴきでも多くの命を助けられるように、一人一人が協力できるようになってほしいです。

 ペットとして、ただかわいらしさを求めるだけでなく、同じ生物として一生を共にする責任をもつことが、人として必要だと思います。

 私も、二ひきの犬を飼っていますが、おたがいが幸せにくらせるように、精一ぱいの愛情を持って育てたいです。

 Say NO プロジェクトのみなさん、これからもがんばってください。




知子さん、感想文を送ってくれて、ありがとうございました。
このなかで知子さんは、とても大事なことを書いてくれました。
「同じ生物として一生を共にする責任をもつことが、人として必要」、
これは本当に大事なことです。
そして、「おたがいが幸せにくらせるように」という考え方も、
とっても大事です。
人間だけが幸せになるのではなく、
動物もみんな、おたがいが幸せになること、
こういう考え方ができる知子さんは、すばらしいと思いました。
コメント
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