陽気

前半やきもきしたものの、終わってみれば43-0と圧勝したラグビーの試合。広島市中心部に戻ってきて、祝勝ラーメンとして訪れたのは「陽気」というお店です。



江波という、広島市中心部から離れたところに本店のあるこのお店。ケータイのiタウンページで調べると、中心部に支店があるということで球技場から戻って来がてら寄ることになりました。カウンター10席ほど、4人がけテーブル2つの店内にはお客さんがゼロ。食券を買ってテーブルに着き、少々不安になりながらもラーメンを待ちます。



やってきたラーメン。まず、もやしが目を引きます。濁った感じのスープを啜ると、少々豚骨を感じるこってり系ですがまろやかな感じ。何となく、天下一品のこってり系な方向性を感じるスープですが、その飲み口はさらっと系。旨いです。



こちらの麺も、お昼に食べた三公と同じくストレートな細麺。博多の豚骨ラーメンの細麺とまではいきませんが、それに近い感じがあります。小さめにカットされたチャーシューが4枚。それに、もやしがいいアクセントになって全体的に食べていて楽しいラーメンとなっています。まろやか濃厚なスープも美味しく、麺を食べながらスープを啜り、気がついたらスープまで完飲状態。7分ほどでごちそうさまでした。



いやあ、驚きました。奥の深いスープに、もやしがいいアクセントとなっている、さりげなくバランスの取れているラーメンでした。我々がいただいている間、お客さんが1人だけというのはビジネス街という立地だからでしょう。東京でこのラーメンを出していたら、間違いなくお客さんが途絶えないだろうと思わせる完成度の高いラーメンでした。

帰路につくべく、空港へ向かうバスセンターに隣接するそごうでおみやげを物色していると、こんなものを見つけました。



広島ラーメンを代表するお店として、おみやげも売ってました。なるほど、あの美味しかったラーメンも納得です。教えていただいたYさんに感謝。大仕事だった広島出張も、ラグビーの勝利と美味しいラーメンに恵まれて大成功に終わったのでした。