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2017年「うどん会議」 IN マルカサービス!

2017年03月09日 | タイヤビジネス
毎年一回 2月か3月のこの時期
名古屋市港区のマルカサービス(株)に吉井社長を訪ねて
業界の大きな動向を聞きに出かけますが
今年は本日訪問してきました。

大体11時頃から1時間ぐらい
社長室で話をサシで聴いて それから昼食を頂くのですが
港のヤードにある会社の近くには
ご飯を食べるところが少なく 
毎年うどん屋できしめんを頂くのが恒例なので
私がマルカサービスを訪ねることを
「うどん会議」と呼ぶのです。

しかし昨年からそのうどん屋さんが廃業されたので
近くのマルサ水産に会場を変更したので
「サバ定食会議」と呼び名が変わりそうです。















ピーク時には最大で10万本が収納されるそうです。


アルミホイールの卸業者として
業界はウエッズさんを筆頭に 
2位にブリジストンFVS 
そしてマルカサービスさんは3位に規模を誇り
年間130万本を扱うそうです。

しかし海外製造なので為替の変動をもろに受けるため
数年前に大手都銀に勧められて為替予約というデリバティブを購入し 
ヘッジをしたらしいのですが 円高が進んで逆に大きな損金が発生し
泥沼にはまり込んで産業再生法を申請し 
スポンサーとしてレイズ(ボルクレーシング)が後押しをして
いまではレイズの子会社になっています。
為替変動というお化けに飲み込まれたわけです。
ビジネスとしては採算は悪くなく 
為替差損さえ切り離せば再生するということで
今の仕組みになったそうです。

新車販売台数が冬季アルミの売り上げを左右する大きな要因と
おっしゃっていましたが 小売りの現場でも実感することです。
またアルミセットスタッドレス販売は
ネット通販がシェアーを拡大しているそうです。

この流れは大きくなり 
リアル店舗の存在価値を低めています。
薄利多売のネットビジネスと太刀打ちしようとするのは
愚かな事なので 白旗を上げてに逃げていくのが得策のようです。

当社は「販売すること・取り付けすること」をセットで提供するだけ 
に絞り込んだのは正解です。
そこはもはやレッドオーシャン血ノ海ですから
利益なき繁忙に陥るだけでしょうね。
タイヤ・スタッドレスマーケットを静観しつつ
潮の変わり目を待つのがスモールタイヤ商売の在り方です。
果報は寝て待て作戦です。



イマージンのHPです。






タイヤ専門店イマージンのHPです。





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