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口蹄疫について…ワクチネーションは消火活動

2010-07-15 00:47:27 | Weblog
感染拡大防止のため、リングワクチネーションが採用された。

リングワクチネーションは、ある程度の地域幅でワクチンを接種し、時間を稼いで各種準備を整えながら、殺処分を感染地域とリングの外側から進めるのが本来のやり方だと思う。

今回採用されたワクチンは、火事をたとえにすると、破壊消火…破壊防火にあたる。
で、ちょっと気になるのが「打つのは豚だけでもよかったんじゃないかという指摘」

確かに結果だけ見ればそうかもしれないが、それは過去を振り返るだけでは「たら・れば・イフ」は意味が無いのと同じ事だ。

火事が広がっているので、周りの建物を壊して延焼防止…ワクチン接種
一定地域全部壊すか、燃えやすい建物だけにするか…牛・豚接種or豚のみ接種
瓦葺きモルタル外壁は残して、茅葺きだけ壊せ…豚だけ接種

で、ここから三つのケースを予想…未来を考える思考
①瓦葺きモルタル外壁は焼けないかもしれない
②火勢が強く瓦葺きモルタル外壁でも燃えさらに外側に燃え広がるかもしれない
③全部壊せば少なくともさらに広がることだけはくい止められる

確率で言えば誰でも③を採用するはず。
「たら・れば・イフ」は先のことを考えるときに使うべきだ。

事実にイフは無意味だが反省には役立つ…かもしれない…。

危機管理には過去の反省とこれからのことを考える思考が必要。
その過程で「たら・れば・イフ」を使わないと危機管理システムは成り立たない
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23 コメント

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リングワクチネーション (りぼん。パパ)
2010-07-15 04:06:04
1)今回の2010J口蹄疫ウイルスの伝播性と症状が、次回のウイルスと同じ状況になるとは、思えない。
2)今回接種した過去備蓄のO型ワクチンが、効果があったのか、無かったのか?

など、考えると、ワクチン接種家畜は、最終は、殺す。ワクチン接種家畜は、ワクチン血清型が合えば、外部へウイルスを排出したり、体内でのワクチン増殖を抑える可能性に期待する。

だけのもので、結局、豚だけ、ワクチンを打って、牛だけワクチンを打たなくても、ワクチン接種エリア内の家畜は、全部殺すことで、清浄化認定を受けるってことなんでしょう?

ワクチンは、補助的なもので、外周から、感染体家畜を殺して、終息させる原始的方法なんじゃないでしょうか?

リングワクチネーション地域で、ワクチン接種せず、終息の可能性があるとき、国が、責任を持って、PCRや抗体検査をして、陰性判断をしない限り、ワクチン接種家畜から、他の家畜への伝染が、ゼロと証明されない限り、殺さざるを得ないのでは?

現状、3)以外は、考えにくいでしょう。
タイミングの問題 (beachmollusc)
2010-07-15 08:51:59
破壊消化活動には、火事場の外側に防火帯を作っておいて延焼を防ぐのが原則であって、それを早い時期に決めれば大火事にならないという論理のはずです。延焼の可能性がどこまで及ぶかは燃えるものの分布・存在と距離情報、そして方向性も重要であるはず。それには事態の把握と予測に依存することになるので繰り返し経験しないと実行が難しい。今回の場合は無理筋。

今回は、すでに大火事になってしまった後に、最後の手段で域内全処分となった。ワクチンは単に延焼のスピードを抑えるため、という海外でも未経験の方策だったと思います。

ワクチン接種された千数百戸のうち69例の発症が出て、それを含めた防疫処分が終わったのが接種後ほぼ1ヶ月後の6月24日、その1週間後には全部終了。時間的には1週間稼いだということかも。ただし、処分対象戸数が大幅に増えた分、所要日数が増えたはず。

発症ゾーンの外側3キロ(通常のリングワクチネーションの範囲)で接種し、内側で発症農家のスタンピング・アウトをやることも検討されたはずですが、生き残り率の予想ができなかったのと、多く残ったら清浄化確認の作業が大変になるので、「分かりやすく」することにしたのではないか、と読んでいます。とにかく沢山の農家を道ずれにしましたね。

よくわからない点は、ワクチンの10キロ範囲は発症した場所の外縁からでなく、内側の中心点から決めていた、そしてその中心も行政地区単位だったようです。つまり、補償のための行政手続きが重視されたのでしょうか。

見極めるタイミングが遅かったため、対象地域が大きく拡大したことは反省材料でしょうか。決断が1週間早かったら、ずいぶん違っていたと思います。川南から外に広がるのはミエミエでしたから、その前に。

県所有の種牛移動に気がとられていた影響も大きいでしょう。火事場からお宝を持ち出したい気持ちはわかりますが、類焼を防ぐことを後回しでは、そのツケがどうしても取り立てられる、ということ。
隠蔽 (下請です)
2010-07-15 09:54:15
お宝を持ち出すため、延焼対策が疎かになったということでしょうか。その遅れによる損害(金銭的、農家の精神的)は一日当たりいくらになったのでしょう。
今朝の読売新聞の一面に「口蹄疫隠しの疑い 検査拒否し殺処分」の記事が出ました。口内の写真撮影と血液の採取を求めた獣医師は、宮崎県内の獣医師なのか、それとも県外の派遣獣医師なのか知りたいもんです。
役所内部の人間だけならばれないことも、外の人間が絡んでいれば、ばれてしまいますよね。
リスクだけで決めるのは… (コンタン)
2010-07-15 10:16:41
>確率で言えば誰でも③を採用するはず。

リスクが最も少なくなる確率で言えばそうでしょうが、
コストと時間は最大になります。

対策に必要なコストと時間、それぞれの場合のリスクを勘案
して決めるのが、本来の政策決定だと思います。
日頃の備え (下請です)
2010-07-15 11:19:46
今回の大火災でも延焼を免れた家があったと聞いてます。その方たちは日頃から、ぬかりがなかったということでしょうか。しかし、延焼防止ということで壊されてしまいましたが。
犬が牛舎を歩っている画像を載せているブログがありますが、放飼してるんでしょうか。
放飼の場合、飼主には犬の移動制限は出来ませんよね。牛舎全体に防鳥用ネットも張ってなかったみたいですし。意識の問題でしょうか。
私の経験では、カラスはネットの隙間を見つければ、そこから入り餌を食ったあと同じ隙間から出て行きます。スズメと鳩は隙間から入ることは出来ても、出ることは出来ないようです。
餌食いに入ってきた鳩を見つけ、カラスが入り
鳩を捕まえ食い散らかし、何事もなく出て行ったという経験があります。
情報不徹底? (瑛)
2010-07-15 14:08:50
>意識の問題でしょうか。

情報発信の不徹底なのか、受け手側の感受性の問題なのか、わかりません。

私も、多分同じブログを拝見したのだと思います。見たとたん、大変驚きました。
私のような一般人でも、感染媒体となるものに、人や車両以外に、昆虫、鳥、犬猫などの小動物(ペット)、野生動物と新聞記事などで知らされたのに。。
知って逆に、「現地のペットが、中国の狂犬病対策並みに、口蹄疫騒動の影で大量虐殺されてはいまいか」と心配になったほど。

でも、違っていた。
安心したけれど、同時的に、ギョッとなりました。
「この期間だけでも、屋内に閉じ込めておくべきではないか。今後は、飼い方(放し飼い)を改めるべきではないか」と思いました。
自前のドッグランスペースを作るとか、少なくとも畜舎には近づけないとか。ペットと接した衣服では家畜に接触しないとか。手指消毒、うがい。

海外の映画を見れば、偶蹄類の家畜小屋に、ペットの犬猫はもちろん、鶏(あちらはアヒル?七面鳥?)のほかに、さまざまな野生動物(フクロウみたいな鳥)に、畜舎に住み着いている虫達が登場する、ほのぼのした作品があります。
そうあるのが「あるがままの姿」とも言え、また、私個人は「そうあって欲しいとも思っていますが、このような事態になり、極力、初動だけで消化作業を終了できるようにするための日常防疫として、こうした点への改善や対策は考えるべきではないでしょうか。

そうでなければ、将来、家畜だけでなく、他の動物まで殺処分対象にならないでしょうか?
そうした事態を引き起こさないでしょうか?
地域から生き物が消えて、人間しか生き残っていないなどという図、想像すらしたくありません。
食べ物屋さんのように「うちの商売柄、飼いたくても飼えない・飼わない」という結論もアリ、です。
と言っても、畜産業者だから、他の動物はご法度などと思っていただきたくない。「どちらにとっても安全確保できた上での共存を見つけて欲しい」ということです。

私は、被災地の方々を批判しているのでも、したいわけでもでもなく、綺麗な体模様のダル(犬)を見ていて、「知らなかった」「そこまでの情報は届いていない」ということが起きているのではないかと思えました。
家畜の経営における学習会や研究会は、多分、どこでもグループ単位で行われ、熱心な取り組みがあっていると思います。
同じように、家畜伝染病やそれに対する日ごろの防疫についても、JAや県の関係支所とも連携して取り組む必要があるように感じました。

カラスが鳩まで食べるとは知りませんでした。
いささショック...。
こちらでも、ゴミ集積場のネットをカラスに破られて、残飯(電気に変えて売っている)を毎回毎回道路にバーッと撒き散らされ、お掃除当番がウンザリ。
ネットを破ったのには「なんてヤツだ」と驚き呆れていましたが、破ったネットから出入り自由とは、想像以上の知恵者なり、カラス。
では、ゴミ集積場のネットも、自分で破った穴から(結構大きい)中に入り、お目当ての残飯を穴から引き出して食い散らかしていたのでしょうね。てっきり、穴からついばんでいるばかり思っていました。

(本題からずれてしまって、ごめんなさいませ。)
ズレついでに (瑛)
2010-07-15 14:32:21
日ごろ」のことを述べましたが、今回のような「未知との遭遇」に近い事態の場合、被災地や感染におびえるその周辺部、そして、県内の関係者への情報の行き渡り方法について、もっと考えるべき点があるように思います。
個々人の感受性(危機感)や積極性の違いもあるでしょうが、情報が後手後手で、全然間に合っていなかったような、現地や他地区の畜産農家さんのお話を聞いた覚えがうっすらあります。とくに外出を自粛してしまう農家さんにとっては、外界から遮断されるわけですから、なおさら、正しい情報を正確に速く。そして、必要な都度、どんどん更新して。
今回は、そんなこんなの人出も、全部と言っていいほど、防疫(消毒と殺処分)に回されてしまったのでしょうけど。
Re:隠蔽 (瑛)
2010-07-15 14:36:33
>外の人間が絡んでいれば、ばれてしまいますよね。

この記事には注目しました。
今後もよい意味で出てくればと思います。
それも、真の再生や再開・復興だと思います。
爆撃 (下請です)
2010-07-15 15:00:01
10年以上前のことですが、新興住宅地の高層集合住宅の高い階のベランダに、肉片、骨が落ちている、それも複数のお宅でという事件がありました。その出所は数km離れた肉屋さんだったそうです。役所の人がそこに行ったところカラスが食事をしている最中だったそうです。
今回の被災地でも同じようなことがあったのでは、と想像してしまいます。
見えない色 (下請です)
2010-07-15 15:06:06
瑛さん。ゴミ集積場でカラス被害にあってる東京の某S区では、ゴミ袋を黄色にしているそうです。

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