11.4 米、小児性愛者のパスポートに印をつけ始める
10月30日から米国務省が、未成年に対する性犯罪の前科がある米国人のパスポートに特別な印をつけ始めたと発表した。
パスポート裏側の見返しに「保持者は未成年に対する性犯罪で有罪判決を受け」米国の法律に則り「性犯罪者にあたる」との文面が印刷される。
未成年に対する性犯罪者の情報は、米国土安全保障省が提供する。
対象者には、彼らのパスポートが失効し、印とともに再発行されると通達される。通告までは現行のパスポートを利用することが可能だ。
ニューヨーク・タイムズによると、対象の人数は明らかになっていない。
登録された性犯罪者の市民権のために戦う非営利団体「性犯罪についての憲法のための同盟」はパスポートに印をつけるという考えを批判した。
昨年、同盟は米政府を訴え、パスポートへの印は性犯罪者の憲法上の権利を侵害していると主張した。
11.4 米、中国の銀行を金融システムから遮断 北朝鮮資金洗浄に関与
米国は2日、核・ミサイル開発を進める朝鮮民主主義人民共和国が金融制裁を回避して資金洗浄するのを支援しているとして、中国の丹東銀行を米国の金融システムから遮断した。AFP通信が伝えた。
ムニューシン米財務長官は「世界中の銀行や企業は、北朝鮮が違法な資金調達や貿易をしていないか警戒しなければならない」とコメントした。
先に伝えられたところによると、米財務省は10月26日、北朝鮮の鄭永秀(チョン・ヨンス)労相ら政権高官7人と北朝鮮の政府機関など3団体を独自の制裁対象に指定した。