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家庭菜園、花の事

ニョロニョロ

2012年06月27日 | Weblog
不思議な植物「ギンリョウソウ」を見に行って来た。
撮っても、撮っても、飽きない。
モニターで見たときは、芸術的写真が撮れているように思えたが、
取り込んでみたら、ガッカリなものばかり(爆)
今年は、もう無理だろうから。また来年行きたい。




森林の林床に生え、周囲の樹木と外菌根を形成して共生するベニタケ属の菌類とモノトロポイド菌根を形成し、
そこから栄養を得て生活する。つまり、直接的にはベニタケ属菌類に寄生し、
究極的にはベニタケ属菌類と共生する樹木が光合成により作り出している有機物を、菌経由で得て生活している。
古くは周囲の腐葉土から栄養を得ていると思われていて、
そのように書いてある著作も多いが、腐葉土から有機物を得る能力はない。

地下に短い地下茎と太く絡まりあった根から成る塊があり、花が咲く以外にはその姿は地上では見られない。
4~8月ごろに地下から花茎を伸ばし、最大約15cmほどまで伸びる。
色素はなく全体が透けた白色だが、花が咲くと柱頭は紺色である。茎には鱗片状の葉を多数つける。

花茎は多数が集まって出る。枝分かれせず、先端に一輪の花をつける。
花は横からややうつむきに咲き、全体は円筒形。先端がやや広がる。
やはり白だが、若干赤みを帯びることもある。花の先端からは雄蘂と雌蘂の先端が見える。
雌蘂の先端は円形でやや平たく、青みを帯びるのが際立って見える。マルハナバチなどが訪花して受粉に与る。
花期が終わると地上の植物体は黒く変色し、液果をつける。

似た種にギンリョウソウモドキがあるが、むしろ同じ科のシャクジョウソウに近縁で、花期がずれ、果実は果である。
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4 コメント

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写真 (hide)
2012-06-28 09:06:20
見れば見るほど不思議~(笑)
実は大沼にもあるらしいけど
情報が得られないのだよ。
来年は是非連れってってちょ。
ありがとう♪ (naga)
2012-06-28 09:06:36
昨日はありがとう~&ご苦労様でした~♪

Picasaのアルバムを拝見。
ギンリョウソウも撮り手が違うと雰囲気も全然違うんだね。
カメラの違いもあるのかな?

来年と言わずにまだまだ咲いていると思うから近々においでませ~。
場所は伝授したので直行でどうぞ~♪ヽ(´▽`)/
>hideちゃん (いくら)
2012-06-28 10:04:26
盗掘しても育てられないから、その心配は無いだろうけど、
踏みつけられる心配があるね。
だから、情報が流れて来ないんだね。
か弱い女一人で、ヒントもなく歩き回ることもできないしね。ぷぷぷ

今度の日曜は雨の予報。
やっぱり来年かな?
>nagaさん (いくら)
2012-06-28 10:07:35
こちらこそ、ありがとうございました。

フシギちゃんに会えて嬉しかったぞ~~。
色白だし、陽が当たったり陰ったり、いちいち設定し直さないから、へんてこりんになった。
でも満足だったよ。
また是非行きたい。
でも、場所は分かっても、一人では行けないよ(笑)

種になったギンリョウソウも、なかなか面白いね。
その頃、また写真で紹介して下さいな。

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