いくやの斬鉄日記

オープンソースからハイスクールフリート、The Beatlesまで何でもありの自称エンターテインメント日記。

翻訳記事: Ubuntu 17.10でfcitxを使用する方法

2017年10月28日 14時29分27秒 | Ubuntu
FcitxはWayland非対応とよく言われていますが(私も言ってたらごめんなさい)、これは正確ではなく、Waylandでも現行のFcitxを使用する方法があります。その方法をFcitx開発者のCS Slayerさんがブログの記事にされていたため、今回許可をいただいて翻訳してみました。あまり上手な翻訳でなくてごめんなさい。というか、これなら俺のほうが上手いぜって方を随時募集しています。

UbuntuがGNOME 3に移行してから、fcitxを使用したい場合にいくつかの違いがあります。これは難しくはありませんが、ユーザーによる手動の設定が必要です。

ここでは新規にインストールしたUbuntu 17.10でfcitxを使用する方法を紹介します。個人的には今回の説明でシステム言語として英語を選択していますが、特に違いはないはずです(訳注: スクリーンショットは日本語で撮影しています)。

まず最初に、fcitxと使用したい入力メソッドをインストールします。

sudo apt-get install fcitx fcitx-mozc

GNOMEでは古いim-configが動作しないようです。なぜならGNOMEはibusだけをサポートし、ほかのインプットメソッドシステムを使って欲しくないのです。このような理由により、環境変数を手動で設定する必要があります。

私はかつて~/.xprofileの使用をおすすめしていました。しかしこのファイルはXのみ有効なので、変数の設定には.pam_environmentファイルを使用するのを提案します。

新規にインストールしたUbuntu 17.10では~/.pam_environmentは存在しないでしょう。よって、

gedit ~/.pam_environment

で次の内容を編集してこのファイルを作成してください。


XMODIFIERS DEFAULT=@im=fcitx
GTK_IM_MODULE DEFAULT=fcitx
QT_IM_MODULE DEFAULT=fcitx

それから、Fcitxを起動するためには自動起動のエントリーも追加する必要があります。"自動起動するアプリケーション"を検索し、Fcitxのエントリーを追加してください。



その後Fcitxが動作するようになります(訳注: 一度ログアウトして再ログインしてください)。しかし、GNOMEでいい感じに使用するには、次の拡張機能のインストールがおすすめです。
https://extensions.gnome.org/extension/261/kimpanel/

この拡張機能はGNOMEでfcitxのキーボードレイアウトを正しく設定する追加機能も提供します。そうしないとmutter外でのキーボードグループの変更はmutter内部の値にリセットされてしまいます。(詳しくは https://bugzilla.gnome.org/show_bug.cgi?id=756543#c18 をご覧ください)。

残念ながら、既定のインストールではGNOME Shell拡張機能をブラウザーからインストールするのは難しいです。

Firefoxを使うなら、Webサイトの説明のとおりにFirefox拡張機能をインストールしてください。更に追加でインストールする必要もあります。

sudo apt-get install chrome-gnome-shell

またはGNOMEのブラウウザーも使用できます。

sudo apt-get install epiphany-browser

ブラウザーで拡張機能をインストールする場合はこんな感じです。GNOME Shellの拡張機能をインストールする方法はほかにもたくさんあり、すべてをカバーすることはできません。



P.S.
私のシステムはいくつかの理由でWaylandセッションを使わせてくれません。なのでUbuntu 17.10のGNOME waylandをテストすることができません。とはいえ知っておいていただきたいのは、これまで書いてきたとおりGNOMEのwaylandセッションでfcitxを使用することはできます。インプットメソッドのウィンドウを正しい位置に表示するには、fcitxのmasterブランチとkimpanel拡張機能を使用する必要があるのですが。
(訳注: fcitx 4.2.9.4では正しい位置に表示されるように見えました)

翻訳は以上です。
翻訳はしませんが(というかできる気がしません)、ほかにもGaps between Wayland and Fcitx (or all Input methods).は興味深い考察です。端的にいえば、Waylandはインプットメソッドを扱うのに足りないものが多いという内容です。また、現在開発中のFcitx5に関してはThe Road to Fcitx 5: 1. libxcb replaces libX11も興味深い内容です。
このエントリーの最後に寄付の呼びかけがありますので、日頃Fcitxにお世話になっている方は寄付を検討されてみてはいかがでしょうか。

たまたまFcitx関連パッケージの最新版をPPAにアップロードしておいたので、適宜ご利用ください。これについてはまた別になんか書くかもです(書かないかもです)。

追記:
しまった、Paypalだと日本から個人宛に寄付ができないんでしたね……。もらう方だけができないのかと思ってました。
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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2017-11-19 19:32:07
こちらの記事のおかげで,Waylandでfcitxを使用することができました!

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