ものつくり日記

テラコッタ彫刻とインテリア小物を中心に制作しています。
親子で楽しめる粘土教室をおこなっています。

大学のスクーリングに行ってきました その2

2016年09月05日 | その他
前回のスクーリングから1週間で次の授業のスクーリングに行って来ました。

今回は「心理教育評価」というかなり心理学的な授業です。

内容もかなり専門的

班に分かれてWISCという知能検査を実際に体験してみて、
結果からその子の能力の強い・弱いを知り
支援の方法を考えるという内容で
発達障害などの名前の説明や
脳のどの部分が何の能力を司っているのか
検査の結果からどういう困難が予想されるか・・・
などなど、実際に心理士さんが現場でやっている事が盛りだくさん!

でもなかなか大学でもできない貴重な体験をさせていただきました。

先生の「検査だけして満足し、心無い発言で当事者を追い詰める様な
心理士になってはいけない!」
という熱~い思いに支えられ、何とかテストまで終了!~

心理試験の中には絵を描かせるテストなんていうのもあり
(この部分だけは教員時代、個人的にかなり勉強した経験があります)
芸術療法に関する質問にも専門外でしたが少し教えていただきました。

今回は先生からグループ活動を通して、生徒さん同士も仲良くなってほしい
という配慮があり、生徒さん同士で色々話し会いをする機会も多かったのですが
授業に参加されている方のほとんどが
発達障害 自閉症などのお母さんであったり当事者であったり
親近者でした。
なんと先生も・・・。
皆さん身近な所には安心して話せる人や、理解してくれる人
相談できる施設等がなかなか見つからず、孤独でつらい思いをされている様子でした。

授業を通して、また授業終了後、お茶をしに行ったり
皆うち解けて、気持ちを打ち明ける仲間が見つかったみたいで
私自身もスクーリングに参加して本当に良い経験をさせて頂きました。

いい年して勉強ばっかりして何になるのかな~なんて思う事もありますが
悩んでいる人々のためにも、子供たちのためにも
もっと沢山勉強しなければ・・!と強く感じた4日間でした。

さてさて、おぼろげながらに心理学の勉強に手を付け始めてしばらくたちましたが
今回のスクーリングで、先生や相談員に相談し
「臨床発達心理士」と「芸術療法士」か「臨床美術士」の取得を卒業時までに
目指そうかな、と進路も確定してきました。

色々調べたり、説明会に参加したり、これからも忙しくなりそうです。

私もちょっとづつ頑張ります、みんなも頑張れ~!


帰ってきたら東京では食べられなかった魚が食べたい~とさんまを焼いてみました。
大学の近くには彼岸花も咲いていたし、秋はもうすぐそこまで来ていますね。


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